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BMW「G310GS」インプレ(2023年)GSの名は伊達じゃない! 細やかな気遣い仕様は、乗り手を選ばない
現行BMWのラインナップ中でも手軽でベーシックなネイキッドスポーツ・G310Rをベースに、アドベンチャースポーツとして開発されたGSシリーズの最小排気量モデル。G310Rと同様に普通二輪免許で乗ることのできるモデルであり、前方吸気・後方排気レイアウトの312cc水冷単気筒エンジンや、軽量で扱いやすい車体の基本構造などはG310R譲り。そこに独特なスタイリング、快適なポジション設定、安定性重視のフロント19インチホイールなど、GS的なエッセンスを取り入れて、バランスの良い軽量アドベンチャーツアラーに変身させている。2021年のモデルチェンジで、ライドバイワイヤやアンチホッピングクラッチを採...
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【サイドカーでふたり旅】ウラル「ギアアップ」インプレ|高速道路は快適、不整地も走れるタフネスなアドベンチャービークル
初夏の奈良に向かって、大阪から高速道路をひた走る一台のサイドカー。ウラルのギアアップである。ドライバーはタレント、たはらかすみさん。横に乗るパッセンジャーはモデルの葉月美優さん。サイドカーの女性2人旅、否が応にも注目を集め、渋滞路ではトラックドライバーに声をかけられる一幕も。足を着かなくても停車できるサイドカーは、実は楽な一面もあり、停車時には自ずと会話が盛り上がるというもの。漠然と奈良に向かってはいるが、実は目的地を定めていなかったりするクルージング。木洩れ陽の下のチェアリングがとても気持ち良く、「この気持ち良さのために走ってきたんだな」と、実感。文:山口銀次郎、アドベンチャーズ編集部...
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ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ」レビュー(2023年)堅牢な造りは使い勝手良し! 優しさの中に見え隠れするタフネスさ
排気量411ccの空冷単気筒エンジンを搭載する個性的なアドベンチャーモデル「ヒマラヤ」。フロント21インチ、リア17インチにブロックタイヤを装着。ハーフデュプレックス、スプリントクレードルフレームとストロークの長いサスペンションを採用したことにより、舗装路からダートや岩場などの未舗装路まで走破できるハンドリングを実現。2023年式には新たにUSB充電ポートがハンドル周りに標準装備されている。アドベンチャーらしい無骨さに、ロイヤルエンフィールドらしいクラシカルな雰囲気がミックスされたオンリーワンな1台だ。文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行