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ブルドック Z1-R(カワサキ Z1-R)高い作り込みや凄さも自然な17インチコンプリート【Heritage&Legends】
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17インチZの現代標準と言える内容の作り込み
ひと目見てそれと分かるスマートなボディラインに、しっかりと手の入ったエンジンとフレーム。足まわりも高質な作りを得ているし、フロントはオイルクーラーサイド、リヤはナンバーホルダーサイドにとマウントされたウインカー。さらにはオリジナルパネルを作った上でワンオフでレイアウトされるメーターというような細部からも、凄さが見て取れる。その凄さも押しの強さでなく、冒頭のようなスマートさに昇華される。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine...
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【絶版名車解説】スズキ「GV1400 カバルケード」1985年|専用エンジンを搭載したゴージャスツアラー
スズキ「GV1400 カバルケード」の歴史
完成度が高い一代限りモデル
国内4メーカーの中で、ビッグバイクの4ストローク化が最も遅かったスズキは、1978年になってようやく、アメリカ&ヨーロッパ市場向けに空冷4気筒エンジンのGS1000を発表。GS1000Sなどのスポーティバージョンの活躍でアメリカでのシェアを広げることに成功したが、より広くアメリカ市場に向けた商品としてゴージャスツアラーの開発をスタート。
そして1982年に登場したのが、ビッグカウルを装着したGS1100GK。しかし、まだGSX1100にカウルを後付けしたようなスタイルだったためか、1984年発表のアメリカンGV120...
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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)前後18インチ化とステム変更でより理想型に近づく見本【Heritage&Legends】
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必要条件をクリアしさらにバランスを高め選択肢を拡大
GSX1100Sカタナというモデルの価値を理解し、今ストリートで楽しむ。そのために不可欠な部分にアップデートを施す。これはカスタムでの話ではなく、ノーマルスペックの車両であってもだ。前後18インチ化したコンプリートカスタムの“フルメタル・ハガネ”はじめ多くのカタナを手がけてきたテクニカルガレージRUNでは、その経験から、そうした提案をしてくれる。具体的にはフロントブレーキ(マスター/キャリパー/パッド/ディスク)、前後サスペンション(フロン...
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SSPファクトリー CB750F(ホンダ CB750F)理にかなう17インチに似合うマフラーをオーダーで製作【Heritage&Legends】
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自分での作業も効果も楽しみながら進めていく
多くの手法やパーツがまだ出てくる中、CB-Fの乗り味や、車両に手を入れた結果を楽しみたいというプライベーターによるカスタムも進化していると思わせてくれるのがこの、よっしーさんの車両。シルバー×ブルーのライン、メガホンマフラーから、モチーフはAMAスーパーバイクの’82年フレディ・スペンサー用CB750Fレーサーと分かる。その雰囲気をうまく前後17インチの足まわりとドッキングしているのも、特徴と言っていいだろう。
「自分好みのカスタムをコツコツ進めな...
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カスタムファクトリー刀鍛冶 GSX1100S(スズキ GSX1100S)当時のレーサー的な外観に多くの今流要素を盛り込む【Heritage&Legends】
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定番メニューを生かす仕様選択や提案にも注目
「カタナ現役当時(’82〜年)のレーサーをモチーフにした18インチ車両です」と、製作者の刀鍛冶・石井さん。フロントブレーキキャリパーをフロントフォーク前側に置くリーディングマウントにしたり、スイングアームを当時最高の4ストレーサーのひとつと言えたモリワキ・モンスター風にアレンジする。メガホンマフラーの採用やシートレール立ち上げ部の補強もそんなひとつだ。
ところでシート下に目をやると、なんとオイルクーラーがある。
「オーナーさんがツインクーラーにして...
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【絶版名車解説】カワサキ「Z1300」1979年|世界を驚愕させた超ド級6気筒!
カワサキ「Z1300」特徴
ジェントルな乗り味で欧州でロングセラーに
Z1を超えるフラッグシップモデルを目指して開発されたZ1300は、カワサキ初の6気筒エンジン搭載車。同時期に登場した6気筒スポーツ、ホンダのCBXが空冷DOHC4バルブユニットだったのに対して、Zは水冷のDOHC2バルブで、マシンコンセプトは大きく異なっていた。
カワサキが目指したのは、北米市場のニーズを満たす、豪華なクルーザー志向のツアラーモデル。120PSの大パワーを誇り、最高速も225km/hに達したが、狙ったのはあくまでジェントルで快適な走りだった。
注目の6気筒ユニットはエンジン幅が広がることを嫌った、超ロン...
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【絶版名車解説】ホンダ「CBX1000」1979年|圧倒的な美しさと存在感の空冷6気筒!
ホンダ「CBX1000」特徴
欧米市場制覇を狙った入魂の空冷6気筒!
CB750フォアは国内市場で予想を超える人気を獲得したが、欧米では1972年に登場したカワサキZ1にシェアを奪われた。そこでホンダは「ノルマンディ上陸作戦」と銘打ったプロジェクトを発足。GPレーサー譲りの精緻なメカニズムを備え、新たなフラッグシップとして誕生したスーパースポーツがCBXだ。
圧倒的パフォーマンス、存在感を重視して採用されたエンジンは1047ccの並列6気筒。パワーは実に105PSに達し、最高速度225km/h、0-400m加速11.65秒は当時世界最速のものだった。
6気筒の美しいエキパイを誇示するため...