ライター
ヤマハ「SR400」キャンプツーリング・インプレ!積載方法・走り方・実燃費と、SR400だけが持つ魅力を元オーナーが解説
キックスタートから始まるSR400のツーリング
SR400にキャンプ道具を満載し、跨ると、10年以上前の記憶がとめどなくあふれてきた。
僕は19歳から24歳までの約5年間、1996年式のSR400とともにバイクライフを送っていた。
北は北海道、南は鹿児島。主に学生時代の長い休みを利用して、全国を駆け回った思い出の一台だ。
キャンプ道具を積んだ状態では、直立した姿勢を強いられる。ライダーの身動きは制限され、跨った状態での取り回しも、空荷状態と比べるとおそろしく重い。
ただ、それでもSR400で走行中に転倒したこともなければ、立ちゴケすらなかったと思う。
デコンプレバーを左手人差し指にかけ、...