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アメリカンドリームZ1 (カワサキZ1)/サーキット走行を狙って現代的17インチでまとめる#Heritage&Legends
見た目も性能面も考えトータルバランスに配慮
オリジナル「PRIDE」ブランドによるパーツ展開やハーフカウルキットを初め、数々のカスタム/整備/チューニングメニューで知られるアメリカンドリーム。根底には“お客さんのバイク生活がより楽しいものになるように”という思いがある。
一方で代表・松田さんはカワサキZ2が好き。そこから多くのZカスタムも手がけてきた。時にはお客さんと鈴鹿サーキットでの走行会に行き、自らも走ることでZの走りを磨いてきた。
このZはそんな同店でサーキット走行を楽しむための足まわりグレードアップを主として、手を入れた1台。とは言えカスタムらしいトータルバランスも考え、ホイール...
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BMW HP2 Megamoto「BMW製、水平対向の怪物」【カメラマン 柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第14回(撮影2007年)
S1000RR誕生の前、特別な存在感を示したモンスターマシン
今回はBMWのHP2メガモトというレアなバイクの話。知ってる人はかなりのマニアだと思う。
当時、ツーリングバイクが主なライナップであったBMWが、自分たちのアイデンティティである水平対向エンジンを使ったスポーツバイクを生産した。BMWなのに快適さや長距離性能を無視して、乗る楽しさだけをピュアに追求。その名もHP2。まだS1000RRが発売される前の話だ。
HP2はオフ、モタード、ロードスポーツの3台があり、エンジンはいずれも空冷水平対向の1200cc。ライテク自慢のエキスパートライダーだけをターゲットに絞り込んだ、ゴリゴリにガ...
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ブライトロジックGSX-R1000 (スズキGSX-R1000)/よく走る現代車両をより身近にするファーストステップ改#Heritage & Legends
カスタムの効果も分かりこれからの方向も見える
ストリート用ならエンジンにも手を入れる余地も環境もない。毎回の改良で完成度を高め、車体系にも同様のことが言える気もする現代バイク。こちらのスズキGSX-R1000を筆頭とするスーパースポーツでは、なおのことそう感じそうだ。
「いや、じつはそうでもないんですよ。市販車そのものの完成度は確かに上がっているんですけど、手を入れる余地はあります。このバイクはライトカスタムですけど、その余地を詰めています」
こう言うのは、ブライトロジック代表の竹中さんだ。同店はGS1000/750にカタナなどの旧車や油冷各車と同じく、新型スーパースポーツも多く手がける...