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KTM「1290スーパーアドベンチャーS」レビュー|多彩な電子制御装備だけじゃない! ロングツーリングでの快適性を追求した一台
KTM 1290スーパーアドベンチャーSの最大の特徴は、WPセミアクティブ・サスペンション・テクノロジー(SAT)を採用し、電子制御の磁気バルブによる可変ダンピングで幅広い調整が可能なことだ。さらにサスペンションの設定と調整はダッシュボードで行うことができ、自分に合わせたセッティングを細かいところまで手軽に変更できる。さらにアクティブ・クルーズ・コントロールを標準装備とするなど、オンロードでの性能が高く、ロングツーリングでも疲れにくい1台だ。文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行
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スズキ「Vストローム250」インプレ(2023年)疲れ知らずで、どこまでも! オンロードでの走破性と快適性を追求
GSR250Sの基本メカニズムをベースにアドベンチャーツアラーモデルとして開発されたVストローム250。大型スクリーンやクチバシ状のフロントノーズ、積載性に優れるシートを装着したボディは、優れた快適性と使い勝手の良い装備も備えており扱いやすく、長距離ツーリングも快適にこなせる。インテークバルブのステム部をウエスト化し、吸入抵抗を少なくすることで、燃焼効率を向上。エンジンの性能向上だけでなく排ガス低減にも貢献している。またABSの装着義務化に伴って車名は従来の「Vストローム250ABS」から「Vストローム250」に統一されている。文:山口銀次郎、アドベンチャーズ編集部/写真:アドベンチャー...
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ホンダ「CL250」レビュー|新型250ccスクランブラーは、冒険を身近に感じさせてくれる存在!
「ExpressYourself」という開発キーワードのもと、さまざまなシーンで気軽に楽しむことのできるモデルとして開発されたCL250。小気味よい鼓動感が味わえる水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒250ccエンジンは、低回転域からトルクフルでレスポンスよく立ち上がり、高回転域までスムーズに吹け上がるフィーリングを実現。シンプルな佇まいが特徴的で、最適なサイズ感と扱いやすさが魅力。ライディングポジションは、街中の狭い道での切り返しがしやすく、視界の良さにも貢献するアップライトなポジションになっている。また、フラットな形状のシートが採用されたことにより、ポジションの自由度をもたせ、アグ...
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スズキ「Vストローム1050DE」レビュー|XTとの違いや、オンロード&オフロードでの走行性能を解説
2023年2月に発売された新型「Vストローム1050」のラインナップに追加されたDE。「デュアル・エクスプローラー」の略であるDEがついた名前の通り、オフロード志向のバリエーションモデルだ。向上したオフロードでの性能と、オンロードが強みだった特性が相まって、オン・オフを問わない高い走破性が魅力の1台となっている。フロントは21インチ化され、トラクションコントロールには「Gモード」も加わった。アップ/ダウンに対応したクイックシフターや5インチのカラーTFT液晶メーター、さらに電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用するなど装備類の充実がメインとなってい...
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アプリリア「SR GTスポーツ125」レビュー|街乗りで冴えるアーバンアドベンチャーの魅力
2022年の新型車としてアプリリアから登場したスクーター「SR GT 200」のバリエーションモデル。SR GT 200と同一の車体に、欧州での125ccの最高出力規制上限である15HPを発揮する水冷SOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。ホイール径は前14・後13インチで、タイヤはアドベンチャータイプを標準装備。多機能液晶メーターはスマホとのBluetooth接続機能を備え、スクーターには欠かせないシート下収納スペースの容量は約25Lとヘルメットも収納可能。お馴染みのアプリリアロゴや「a」の文字が目立つ、鮮やかな印象の「SPORTグラフィック」が採用され、特徴的なカラーリングがラインナッ...
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ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツES」レビュー(2023年)先進技術でオフロード走行も日常に!
スタンダードモデルCRF1100Lアフリカツインのバリエーションモデルがアドベンチャースポーツだ。コーナリングヘッドライトや大容量タンクなどで、より長く過酷なツーリングに対応させたモデルとなっている。また、電子制御サスのEERAを標準装備したモデルがアドベンチャースポーツESだ。2022年には、エンジンの排ガス規制対応、DCTの制御プログラムの見直し、ウインドスクリーン形状の変更といった改良を受け、さらにアドベンチャーツアラーとしての完成度が高められている。文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行
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BMW「R 1250 GS アドベンチャー」レビュー(2023年)30Lの巨大タンクを搭載、取り回しからオンロード&オンロード走行性能を解説
BMWのアドベンチャーツアラーGSシリーズの最高峰がR1250 GS ADVENTUREだ。スタンダードなGSの信頼性の高いメカニズムをベースに、さらに過酷な状況で走るためにタフさをプラス。先代モデルから排気量を拡大して高出力化を果たすとともに、BMWシフトカムを新採用した水平対向2気筒エンジンを搭載。R1250 GS ADVENTUREは、スタンダード版の機能的な造りはそのまま、20Lから30Lに拡大された巨大な燃料タンクを装備し、電子制御サスペンションのダイナミックESAもオフロード走行に特化した設定となっている。文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行
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ベネリ「TRK502X」レビュー|掟破りのリッタークラスサイズ! 巨体が活きる車体造りで、ワンランク上の乗り心地
本国イタリアで3年連続販売台数1位を獲得し、大ヒットとなったベネリの500ccアドベンチャー。正規輸入販売を行うプロトではこれまで400ccまでの販売だったが、ついに大型車であるTRK502Xが正規輸入販売のラインナップに加わった。エンジンは並列2気筒エンジンを搭載。ホイール径は前19インチ・後17インチ、スポークホイールにアドベンチャータイヤの組み合わせ。エンジンガードをはじめ、アクセサリーバー付きの大きなスクリーン、USB電源ソケットも搭載。充実した装備に加え、燃料タンクの容量は20Lもあり、普段使いからツーリングまで、さまざまな用途に使える万能な一台である。文:山口銀次郎/写真:ア...
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スズキ「Vストローム800DE」レビュー|悪路を物怖じせず突き進むパッケージ! 独自のホイールサイズチョイスで見える個性とは
エンジンは同時発表されたGSX-8Sと共通の776cc水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載。ロードスポーツ性能重視タイプだったVストロームシリーズだが、フロントタイヤのホイールサイズは21インチが採用され、オフロード性能を重視していることがわかる。様々な走行シーンに対応する電子制御システム S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用し、トラクションコントロールシステムにはグラベルを走る際に点火時期を遅らせることで駆動力を抑制し走行を補助してくれるGモードを設定。デュアル・エクスプローラーの略であるDEを冠しているだけに、これまでのオンロード性能に加え、ダートで...
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MVアグスタ「ツーリズモベローチェ RC SCS」【1分で読める アドベンチャーバイク解説】
MV AGUSTA「TURISMO VELOCE RC SCS」
税込価格:379万5000円
MVアグスタのレース部門「レパルト・コルセ」が手がけたスペシャルモデルで、世界150台という限定モデル(日本への導入は4台)。
排気量は798cc。エンジンは水冷DOHC4バルブ並列3気筒。MVアグスタのMoto2マシンを想わせる専用カラーを採用、パニアケース、セミアクティブサスペンションやスマートクラッチを標準装備している。
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量:798cc
内径×行程:79×54.3mm
圧縮比:12.3
最高出力:81kW(110hp)/11,00...