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【オートバイ杯ジムカーナ】今シーズン最初で最後の一戦 作田ニンジャ400、NSR勢を下して完全勝利!【スポット戦・A級レポート】
秋晴れの下、絶好のコンディションで開催
爽やかに晴れ渡った秋晴れに恵まれた10月25日、茨城県下妻市の筑波サーキット・ジムカーナ場で、ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナのスポット戦が開催された。新型コロナウイルス流行の影響で今シーズン唯一の開催となっただけに、春から開催を待っていた多くのライダーが各地から集まり、167台がエントリー。今年唯一の大会となるため、オートバイ杯本来の年間チャンピオンを決めるシリーズ戦という扱いではなく、単独のノンチャンピオンシップ戦という扱いとなったが、ここまで走る機会に恵まれなかった多くの選手たちは、そのうっぷんを晴らすかのように全力でタイムアタックに挑んで...
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コーナーの向こう側に“速さ”への夢を追い求めた時代【1986年HONDA NSR250R/1985年YAMAHA TZR250】
打倒、ヤマハTZRにホンダ決断の時、来たる
ホンダには「決め手」が必要だったのだ。時はレーサーレプリカブームと言われ、4ストローク400㏄、2ストローク250㏄の新型モデルは、サーキットを走るレーシングマシンとの「同時開発」が謳い文句の車両ばかりが目立っていた時代。
なかでも、2スト250㏄の「レーシングマシンそっくり度」は異常だった。RZ250が先鞭をつけた2スト250㏄スポーツに、ホンダは4ストVツインVT250Fで対抗。それまでの250㏄モデルではあり得なかった水冷VツインDOHC4バルブというハイメカニズムは、まさにホンダの真骨頂で、VTはRZを凌ぐ人気を獲得したのだ。
しかし、...
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ついに「NSR250R」が登場! バイク好きに歓喜の「Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ」に4台の歴史車両が追加ラインナップ
シンプルな映像で歴代名車のことが分かる、コアなバイクファンに人気のシリーズ
ツインリンクもてぎ内にある「Honda Collection Hall」が展示・保管している車両を実際に走行させて簡単な解説行なう「収蔵車両走行ビデオ」に、新たに4台分の歴代車両映像が加わりました。
映像のつくりは至極シンプル、余計な演出などを行なっていないところが、純粋なバイク好きに高い評価を得ています。
今回、追加されたのは、こちらです!
HONDA DJ・1R(2分48秒)
HONDA RACCOON(3分14秒)
HONDA NSR250R(3分4秒)
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【オートバイ杯ジムカーナ】廣瀬選手、26年目のオートバイ杯初勝利!【第5戦・A級レポート】
今シーズン最高のエントリー台数を記録
11月4日、茨城県下妻市の筑波サーキット・ジムカーナ場を舞台に、オートバイ杯ジムカーナの今シーズン最後を飾る第5戦が爽やかに晴れ渡った空の下で開催された。10月13日のスペシャルラウンド“MOTO GYMKAHANA JAPAN”が、台風19号の影響で残念ながら中止となったこともあって、今シーズン最高の176台がエントリー。注目の年間タイトル争いは、第4戦終了時点でのランキングトップの池田選手は10位以内に入れば無条件でチャンピオン獲得となるのに対し、ランキング2位の冨永選手は大会が1戦減少したことで自力チャンピオンの目はなくなり、優勝をした上で池田...
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「NSR250R」<MC16> NSRシリーズ Part.1「NSR最速伝説の始まり」 -1986〜1987年-【心に残る日本のバイク遺産】2サイクル250cc史 編
レーサーと同構成の90度Vツインとアルミツインスパーで生まれた新世代レプリカ
1986 NSR250R(MC16)
<主要諸元>1986 NSR250R(MC16)
全長/幅/高:2035/705/1105mm
シート高:750mm
車軸距離:1360mm
車体重量:141kg(装)
燃料消費率:41.0km/L ※定地走行テスト値
燃料容量:16L
エンジン:水冷2サイクルV型2気筒
総排気量:249cc
最高出力:45ps/9500rpm
最高トルク:3.6kg-m/8500rpm
変速機:常時噛合式6段リターン
タイヤサイズ:前100/80R17(52H)・後130/70R18(6...
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【オートバイ杯ジムカーナ】B級優勝? 廣瀬選手の初優勝なるか? 最後は池田選手&NSRが逆転勝利【第3戦・A級レポート】
いつもとはちょっと違った展開の1日
「ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナ」第3戦が、茨城県下妻市の筑波サーキット・ジムカーナ場で開催された。今回は梅雨明け直前の不安定な天候の影響で厚い雲がたれ込める曇天となったが、例年のような灼熱のハードコンディションは回避。そんな中、各クラス合計164人の選手がアタックをスタート。この日のコースは、雨中の競技進行も想定しなければならなかったため、いつもよりトップタイム換算で10秒ほど短めにされたという。マシンの排気量、パワーの差が出にくく、なおかつビギナーとベテランの走りの差は出やすいように考え抜かれた、“ジムカーナ力”が問われる基本的な内容となってい...
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NSR250R(1992年)のグラフィックを再現したRX-7Xが発表に! 受注限定で予定価格は6万7000円!
受注は2019年8月末からの予定!
都内で開催された「Hondaライディングギア2020年春夏モデル商品説明予約会」で、1992年型ホンダNSR250Rのグラフィックを施した、アライヘルメットのRX-7Xが発表されました! 最近はNSR250の30周年モデルや、VFR750R(RC30)の30周年モデルなどを受注販売し、早々に完売していたのが印象深いですが、今回はNSR250Rの1992年モデルがベース。
今回のヘルメットもベースとなるのはアライヘルメットのRX-7Xで、2019年8月末から受注開始予定、デリバリーは来年1月の予定となっています。また、気になる価格は6万7000円が予定さ...
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【オートバイ杯ジムカーナ】暑さとの戦いを制したのは、NSR250Rの冨永選手!
冨永選手が辛くも今季オートバイ杯初勝利!
開幕から約2ヵ月、「ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナ」の第2戦が茨城県下妻市の筑波サーキット・ジムカーナ場で開催された。不安定な天候に悩まされた第1戦から一転、朝から初夏らしい気持ちよい快晴に恵まれ、今回は各クラス合計151名の選手が、絶好のコンディションの中で思い切りアタックできるかと思われた。しかし単に快晴なだけでなく日差しが強烈で、気温も路面温度もぐんぐん上昇。夏本番を前に一足早く暑さとの戦いを強いられることに。
このコンディションはライダーにもマシンにも非常に過酷。特に路面温度がこの時期としては予想以上に高まり、タイヤのコンパウンドや空...
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年に1度のバトルエンターテイメント!「NAPS MOTOGYM」決勝レポート!
手軽なタイムアタック競技・ジムカーナに、ツインコースでの一騎打ち要素をミックスした〝バトルエンターテイメント〟「NAPS MOTOGYM」。勝敗が判りやすくスピーディな展開の新鮮さが多くのギャラリーを惹きつけた昨年の1回目から1年。2回目のイベントが4月14日、神奈川県大磯町の大磯ロングビーチ特設会場で開催された。
曇りがちだが時折り日が射す中、今年も開場前から行列ができるほどのギャラリーを集めて「NAPS MOTOGYM」はスタート。昨年決勝に進出したシード選手32名にプラス、3月に開催された一次予選を通過した選手、各地方やナップスの推薦選手など、合計79人がエントリー。午前中の予選の...