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ウイリーGPZ900R(カワサキGPZ900R)17インチ化しピボットを下げた“赤Ninja”【Heritage&Legends】
ストリート用Ninjaのテストベッドとなる
このカワサキGPZ900Rはスイングアームやビレットパーツ製作で知られるウイリーによる、通称“赤ニンジャ”。今から25年ほど前、1995年頃に、お客さんからオートポリスサーキットを走るから何とかしてほしい、と頼まれて同社代表の富永保光さんがニンジャの車体チューニングに着手したものだ。
ハイグリップタイヤを履くので前後17インチホイール化が条件。そこで補強アンダーループ、5角目の字断面スイングアーム(ともに7N01材製)、そして17インチ対応のリヤサスペンションリンク、削り出し三つ又などを製作した。富永さんが会長を務めるONE&TWOクラブのオー...
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カワサキZ900RSはニンジャにもなれる!? ドレミコレクションのカスタム車「GPZ900R Style」を紹介!
旧車のスタイルが好きだけど、最新モデルの安心感と性能を求める人ならZ900RSのカスタムはいかが? ドレミコレクションが展開するZ900RSベースのカスタムスタイルは旧車好きも満足する完成度だ。今回はZ900RS「GPZ900R Style」を紹介しよう!
写真:井上 演/まとめ:オートバイ編集部
ドレミコレクションがカスタムしたZ900RS「GPZ900R Style」
インナータンクのなせる技、まさかのニンジャスタイル
Z1000Rスタイルを生み出したドレミコレクションのインナータンクは、歴代のZ系スタイルカスタムだけでなく、次の世代の世界最速マシンであるGPZ900Rのスタイルまで...
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ブルドッカータゴスGPZ900R(カワサキGPZ900R)もっと良く、もっと長く、もっと楽にで進化する【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
アップデートを続ける“旅するNinja”
「好きなニンジャに楽しく、長く乗りたい……」。そう思うオーナーは多いはずだ。だが一方で、それを助けてくれるパーツや作業、ショップの存在を知らない、あるいは敷居が高いと思う人もいる。ブルドッカータゴスの田子さんは、ニンジャへのそんな敷居を極力低くし、楽しみを大きくするようにしている。
その現れのひとつが、各種用意されるオリジナルパーツ。新しいところでは、アップデートされたステムキットや、ヴォスナー鍛造ピストン。純正ピストンやシリンダーが生産終了した今、大がかりにならないちょうどいいところ...
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ACサンクチュアリーGPZ900R(カワサキGPZ900R)コンプリートカスタム購入後にアップグレードも【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
再カスタムのための良質なベース機能も備わる
水冷DOHC4バルブにフルカウル、モノサスなどを備え、現代的な大排気量スポーツモデルのルーツとなった、カワサキGPZ900Rニンジャ。初出の1984年から35年以上が経つのに古びないスタイルや内容を見れば、今でも人気が高いことに納得がいく。ただ、今から手に入れてようとした場合、状態の良い車両に出遭うのは希なこと。生産終了の2003年からはもう15年以上が経つのだから、無理のないことだろう。
そう考えたときに参考になるのが、この車両だ。サンクチュアリーのコンプリートカスタム車、RCM(...
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NEN GPZ-10R(カワサキGPZ900R)10台目を迎えたNinja+SSの完成車【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
キュッと引き締まって速い進化形ニンジャ
「現代車両とニンジャルックスの融合」というテーマに早くからアプローチしてきたNEN。その代表・田中さんがコンプリート車両として製作してきたのが“GPZ-10R”だ。
その名の通りにカワサキ・スーパースポーツのZX-10RにGPZ900Rを合わせるという独自手法を網だし、2005年にはGPZ900Rの10Rエンジン搭載車を送り出す。その後も徐々に数を重ねつつ手法を定量化し、’19年秋に完成したこの車両で10台目となった。
両車の融合については、エンジンがZX-10Rで、足まわりもZX-10...
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サンクチュアリー・ヨコハマヤマトGPZ900R(カワサキGPZ900R)コンプリート手法に沿って段階的にカスタム【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
その都度の変化を楽しみながら作業を進める
サンクチュアリーのグループ店として活動する、サンクチュアリー・ヨコハマヤマト。同店にはカワサキGPZ900Rのカスタム/メンテナンス車両が多く入庫し、コンプリートカスタムのRCM製作も行う。そしてこの車両は、2020年に入って完成したもの。サイドカバーを見ると「RCM-666」の文字が。撮影時点ではRCMは、500番台の車両が製作進行中のはずだが……。
「オーナーさんの希望で、イレギュラーですが、ちょっと先のこのナンバーを付けさせてもらいました。全体としては段階的にカスタムを進めること...
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マーベラスエンジニアリングGPZ900R(カワサキGPZ900R)A6をオマージュしながら最新技術を注入【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
ネガを洗い出す中でアップデートも盛り込む
この車両は、カワサキGPZ900R系列の扱いをメインとするマーベラスエンジニアリングによる、近作カスタム車だ。コンセプトは“A6カラー(GPZ900R A6純正の黒×金[エボニー×パールコスミックグレー]、通称『仏壇』)をオマージュし、かつ今の最新仕様を表現”というもの。その言葉の通りに、マーベラス代表・折目さんが常々言っている「自分のバイクとして愛着の湧くように」を他のマーベラス・カスタム同様にフルペイントによって表現する。
エンジンはGPZ900R系列後継のZRX1100に換装して...
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ケイファクトリーGPZ900R(カワサキGPZ900R)ピボット加工で変わる17インチNinjaの走り【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
ノーマルの乗りやすさプラス、カスタムの楽しさ
旧車から現行車まで、バイクカスタムの楽しみを味わえるようなさまざまなパーツを送り出すケイファクトリー。そのデモ車であり、同社代表の桑原さんが長く愛用しているのが、このカワサキGPZ900Rだ。写真はその2020年始めのもので、最新の変更はスイングアームピボット位置を15mm下げていることだ。
市販車をベースとしたレーサーでは、バンク角の増加を目指して車高を上げることが多い。そのことでスイングアームの垂れ角が大きくなるが、アンチスクワット(簡単に言えば、リヤまわりが踏ん張る力)が強く...
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テクニカルガレージRUN GPZ900R(カワサキGPZ900R)25年超のカスタムをキープコンセプトでリメイク【Heritage&Legends】
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安全最重視で消耗品はまず交換して維持される
この1994年型カワサキGPZ900Rカスタムは最初に手が入れられてもう25年超、10万km以上乗り続けられている。撮影は2020年明けてのことだが、とてもそんな時間が経ったとは思えないきれいさだ。オーナーはテクニカルガレージRUNの代表・杉本さん。
スズキの正規販売店で数々の新車・中古車販売を行う一方で、バージョンアップ・コンプリートと呼ばれる上質なカスタムを手がけている。この車両は杉本さんが自身の愛車たるGPZ900Rに、同様の手順を踏んで当時作ったもの。そしてこのほど、リメイク...