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サンクチュアリー・ヨコハマヤマトGPZ900R(カワサキGPZ900R)コンプリート手法に沿って段階的にカスタム【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
その都度の変化を楽しみながら作業を進める
サンクチュアリーのグループ店として活動する、サンクチュアリー・ヨコハマヤマト。同店にはカワサキGPZ900Rのカスタム/メンテナンス車両が多く入庫し、コンプリートカスタムのRCM製作も行う。そしてこの車両は、2020年に入って完成したもの。サイドカバーを見ると「RCM-666」の文字が。撮影時点ではRCMは、500番台の車両が製作進行中のはずだが……。
「オーナーさんの希望で、イレギュラーですが、ちょっと先のこのナンバーを付けさせてもらいました。全体としては段階的にカスタムを進めること...
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マーベラスエンジニアリングGPZ900R(カワサキGPZ900R)A6をオマージュしながら最新技術を注入【Heritage&Legends】
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ネガを洗い出す中でアップデートも盛り込む
この車両は、カワサキGPZ900R系列の扱いをメインとするマーベラスエンジニアリングによる、近作カスタム車だ。コンセプトは“A6カラー(GPZ900R A6純正の黒×金[エボニー×パールコスミックグレー]、通称『仏壇』)をオマージュし、かつ今の最新仕様を表現”というもの。その言葉の通りに、マーベラス代表・折目さんが常々言っている「自分のバイクとして愛着の湧くように」を他のマーベラス・カスタム同様にフルペイントによって表現する。
エンジンはGPZ900R系列後継のZRX1100に換装して...
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ケイファクトリーGPZ900R(カワサキGPZ900R)ピボット加工で変わる17インチNinjaの走り【Heritage&Legends】
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ノーマルの乗りやすさプラス、カスタムの楽しさ
旧車から現行車まで、バイクカスタムの楽しみを味わえるようなさまざまなパーツを送り出すケイファクトリー。そのデモ車であり、同社代表の桑原さんが長く愛用しているのが、このカワサキGPZ900Rだ。写真はその2020年始めのもので、最新の変更はスイングアームピボット位置を15mm下げていることだ。
市販車をベースとしたレーサーでは、バンク角の増加を目指して車高を上げることが多い。そのことでスイングアームの垂れ角が大きくなるが、アンチスクワット(簡単に言えば、リヤまわりが踏ん張る力)が強く...
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テクニカルガレージRUN GPZ900R(カワサキGPZ900R)25年超のカスタムをキープコンセプトでリメイク【Heritage&Legends】
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安全最重視で消耗品はまず交換して維持される
この1994年型カワサキGPZ900Rカスタムは最初に手が入れられてもう25年超、10万km以上乗り続けられている。撮影は2020年明けてのことだが、とてもそんな時間が経ったとは思えないきれいさだ。オーナーはテクニカルガレージRUNの代表・杉本さん。
スズキの正規販売店で数々の新車・中古車販売を行う一方で、バージョンアップ・コンプリートと呼ばれる上質なカスタムを手がけている。この車両は杉本さんが自身の愛車たるGPZ900Rに、同様の手順を踏んで当時作ったもの。そしてこのほど、リメイク...
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スペックエンジニアリングGPZ900R(カワサキGPZ900R)GPZ900Rを扱い20余年の歴史と経験で支えるコンプリート【Heritage&Legends】
3シリーズ+各2タイプから好みのニンジャにたどり着く!
もう20年以上、GPZ900R専門店として活動するスペックエンジニアリング。同店では各種純正流用ホイールキットや各種アフターパーツを展開してGPZ900Rを支えるうちに、コンプリート車両の供給も始めるようになった。
それはあくまでGPZ-Rであることを基本にして、ハード面=カスタムの有無や度合いでSTDシリーズ/1シリーズ/2シリーズ/3シリーズの計4シリーズを設定し、試乗車も用意。その上で、STDシリーズ以外の1/2/3各シリーズにはユーザーの使い方によって、スポーツ特化のタイプSと、ツーリング特化のタイプTとのふたつのセグメント...
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歴代のカワサキ「GPZ900R」をわずか51秒で振り返る! Ninjaファンなら観ておきたい公式ムービー
もう観ました?「A1」から一気に振り返るGPZ900Rニンジャ
YouTubeチャンネル〈Kawasaki〉で2019年末に公開された「GPZ900R」の映像が話題となっています。
1984年に生まれた初期型(ZX900 A1)から2003年の(ZX900 A16)までハイスピードで振り返っていく内容です。
Kawasaki Ninja GPZ900R Morph (HD) 51秒
GPZ900Rをこれまでよく知らなかった方も楽しめたのではないでしょうか?
また、映像の最後の最後、ちらっと「A17」という文字も見えます。このタイミングでなぜこんな映像を作ったのか、というところにもファン...
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NEN GPZ900R(カワサキGPZ900R)/現代ネオクラシックを先取り(?!)したパッケージ
現在10号機を製作中のコンプリートカスタム
カワサキGPZ900R、初代ニンジャをクラシックの部類に入れていいかという問題はあるが、もし今、Z900RSやニューKATANAのように新ニンジャが現れるとしたら、こんな作りではないのだろうか。
ルックスはニンジャベースのカスタム。だがよく見ると、エンジンと足まわりは現代のスーパースポーツだ。
じつはこの車両、NENによる“GPZ-10R”と呼ばれるカスタムコンプリートの9号機。その名の通りにGPZ900Rのフレームをベースに、カワサキZX-10R(ここでは’09年型)を加工装着と言うか、
融合させたものだ。
「300㎞/h出せるニンジャを作っ...
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マーベラスエンジニアリングGPZ900R(カワサキGPZ900R)/サーキット寄りのパーツ選択と作り込みでNinjaの可能性を問う#Heritage&Legends
どこを狙うかで変わるニンジャカスタム
元祖ニンジャたるカワサキGPZ900Rはパーツや車両は豊富にある機種だが、さすがに初代が1984年製、国内導入が始まったのが’90年。30~35年を経て、中古車を初めとして車両状態の劣化が目立ってきているという。
そうした車両を中心にニンジャへのメンテナンスメニュー“ニンジャドック”を提案し施工してきたマーベラスエンジニアリングの“ニンジャ乗り”、代表・折目さんによる、ニンジャカスタムの最新の姿がこれだ。
「これは今2台持ちしているうちの“初号機”です。いいものはとにかくトライしたい、ニンジャをベースにどこまで行けるかを楽しむという作り込みです。例え...
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【絶版車コラム】1984年1月、全世界で一斉に発売されたNinja!【KAWASAKI GPZ900R】
世界最速のニンジャが世界中を席巻する
Z1の登場から10年を経た1982年の終わり頃、モーターサイクル用としては世界初の4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンのプロトタイプが出来上がる。 その排気量は908㏄だった。
カワサキがGPZ1100をフラッグシップとしていた事でも解るようにリッタークラスの機種が大勢を占めていたが、908㏄のマシンでそれらに立ち向かうべく努力を重ねていた。この「ニュー・ジェネレーション・スーパースポーツ」のためには、エアロダイナミクスの観点からもフェアリングの形状などを決定する事が非常に重要だったのである。
風洞実験が繰り返され、デザインと共に空力特性も...
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【昭和59年 KAWASAKI GPz900R Ninja】新世代最速王は水冷エンジンをつれて――。【昭和vs平成 名車烈伝】
幾多の名車・ヴィンテージが生まれた昭和と
技術革新でオートバイが急速に進化を遂げた平成。
しかし、もうすぐ新元号。新しい時代に突入する前に
歴史に残る名車烈伝をお送りします。
いつまでも忘れない、今でも乗りたい珠玉の名車たち。
いつまでも色あせない永遠の名車の条件
昭和44年にホンダ・ナナハンが登場して以来、日本にも出来上がったビッグバイクマーケット。打倒ナナハンを狙ったZ1に続き、スズキはGSを、ヤマハはXSを発表し、これで国産4メーカーの4気筒ビッグバイクが出揃うことになる。いわば、これが1巡目。
2巡目のトップバッターはカワサキだった。GPZ1100で一巡目を終えた時、Z1の903...