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バイクプラザ・メカドックZ1(カワサキZ1)エンジン見直しから速さと快適さを高めたZ改【Heritage&Legends】
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豊富な手法やパーツを駆使できるZの強みを生かす
純正タイガーパターンを元にカラーリングを変更、前後17インチ化を図ったZ。しっかり乗り込まれてきた感じもある1台だ。
「足まわりはフロントがXJR用のオーリンズフォークでホイールがそれに合うゲイルスピード、リヤホイールはカワサキ車用。スイングアームはPMCで、ステムも前後17インチ対応仕様になっています」
こう、車両の内容を教えてくれるのは北海道・札幌のバイクプラザ・メカドックでメカニックを務める畑中さん。この車両は今回、トラブルを抱えて同店に...
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ブルドックZ1(カワサキZ1)すっきりとした自然さの中に込めた同店定番ハイチューン【Heritage&Legends】
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タイガーパターンの車体色とブラックも絶妙に対比
「エンジン内容は、排気量が1200ccでシリンダーヘッドにはオイルバイパスラインを取り回し、ミッションは当社オリジナルの5速クロスを組んでいます。今ではGT-Mでおなじみの仕様です」
ブルドック・和久井さんがこう言う、このZ1。GT-M(Genuine Tuning Machine)はブルドックによるコンプリートカスタム車で、空冷Zの場合はクランクシャフトを基準に取って、エンジン各部からフレーム/車体各部の位置までを構築。その上で内燃機加工も自...
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ACサンクチュアリー Z1(カワサキZ1)ハンドル設定を変えたコンプリートZを増車!?【Heritage&Legends】
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より深く知りたいという気持ちが新たな車両製作へ
「このZ1=RCM-547のオーナーさんは、この車両の前にRCM-399というシリアルナンバー(製造番号)の車両を購入されたんです。そちらはRCMのうち、当社で作り置きして販売する“RCMクラフトマンシップ”で、ベースはRCM-547に同じZ1。RCMは複数台をオーダーされる方も増えましたが、Z1とNinja、Z1とMk.llというように、だいたいは別のベース車でした。この方のように2台ともZ1というのは初めてでした」
ACサンクチュアリー・中...
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ブルドック Z1(カワサキZ1)カスタムコンテスト入賞車の鮮烈なイメージを投影【Heritage&Legends】
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イメージはそのままに進化した内容を取り込む
すっきりしたシルバーブルーの車体色に、ゴールドとシルバーカラーのハードパーツを組み合わせたZ1。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-Mによるものだが、何となく見たことがあるという人もいるだろう。2008年の「8耐MOTOMAX」と「WINDY」カスタムコンテストで優勝したブルドックZ1をモチーフとしているのだから、それは正しい。ただ、車両の内容をブルドック・和久井さんに聞くと、なるほどと思える点が加えられているのが分かる。
「エンジンは12...
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ACサンクチュアリーZ1(カワサキZ1)ハイスペックメニューにハーフカウルの組み合わせ【Heritage&Legends】
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元気の良さと耐久性を両立するメニューが人気大に
ブラックベースのタイガーパターンで仕上げられた、サンクチュアリー・コンプリートカスタムのカワサキZ1。RCM-535というシリアルナンバーが付けられているが、外観の特徴となっているハーフカウルと同等以上に注目したいのは、エンジンの仕様だろうか。
「この車両は先頃出来上がったものですが、エンジンには最近のRCMの傾向と、今のZ事情がそれぞれ反映されています」と言うのは、ACサンクチュアリーの中村さん。詳細を聞いてみよう。
「今のZ事情で言うと、ク...
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ACサンクチュアリーZ1(カワサキZ1)最新メニューを全面に取り込み、走る・曲がる・止まるを強化【Heritage&Legends】
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空冷Zの限界をレースで高めてストリートに還元していく
このカワサキZ1カスタムは、ACサンクチュアリーによるコンプリート・カスタム車、RCMとして製作された1台。通算ナンバー=シリアルは519と、近作(完成は2021年春)となるもの。RCM・Zが掲げる17インチ・ワイドラジアルタイヤ対応のシャシー加工や現代の上質で高機能な各部パーツの使用。さらにエンジン、フルペイントも含めて、現状でできることをすべて投入したと言える1台だ。
その中でエンジンについては、同店が空冷Zのパフォーマンス向上のため...
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ブルドックZ1(カワサキZ1)Zを機械として正しく捉えコンプリート製作に生かす【Heritage&Legends】
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常に最新が定番となるコンプリートカスタム・GT-Mの好例
カワサキZの前後17インチホイール化と現代化を軸にしたコンプリートカスタム車のGT-M(Genuine Tuning Machine)を送り出すブルドック。開店から20年で培ってきたのは、機械としての空冷Zを正確に捉え、知り尽くすこと。
その車両構築のすべてのベース=基準点となっているのは、クランクシャフト。真っ直ぐで曲がりのないクランクシャフトを基準に、クランクケースやシリンダー、ピストンの位置関係(必要な面とクランクの平行、シリン...
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ブルドックZ1(カワサキZ1)多様さやライフに配慮した鍛造ピストンという解答【Heritage&Legends】
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空冷Zの細部にまで及ぶ目を車両全体へ反映する
ブルドックによるコンプリートカスタム車、GT-MによるZ1の近作。「すべてにおいて乗りやすさを追求し、かつカスタムらしさもしっかり持たせる」という作りはこの車両でも貫かれている。気になるエンジンは1015cc(Z1~Z900ノーマルは903cc、Z1000~Z1000Mk.Ⅱは同じく1015cc)仕様で仕立てられていると聞くと、使われるピストンは純正オーバーサイズかと思うかもしれないが、まったく違っていた。
「ボアとして...
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アメリカンドリームZ1(カワサキZ1)定番の先に新しさを作ったカフェレーサースタイル【Heritage&Legends】
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遊べる余地も作り込んで長く楽しめるようにする
この車両が備えるハーフカウルなど、独特のスタイルによって他のカワサキZ系カスタムとは一線を画する雰囲気を演出するアメリカンドリーム。同店代表の松田さんは、そんなスタイルが誕生した契機をこの車両の製作当時(2008年)、こう言う。
「Zの場合、エンジンや足まわりに関しては、ある種の定番が出来上がってますよね。例えばこのZ1に使っている鍛造ピストン(φ70mm)やヨシムラST-1カム。そしてXJR1200/1300の足まわり流用による17インチ化など...
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PMC Z1(カワサキZ1)Zカスタムの夢を広げたパーツメーカーの提案車【Heritage&Legends】
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愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
車両作りから得た経験が生んだ各種パーツ群
“空冷Zの再来”としてゼファーシリーズが登場した’90年前後。その頃の空冷Zシリーズは生産終了から10~20年経った中古バイクという見られ方も多く、当時高人気で現役を続けていたGPZ900Rニンジャ(’84年初出)等と比べれば、本流にない少数派になっていたとも言えた。
そんな状況のZに息を吹き込んだのが、PMC...