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コーナーの向こう側に“速さ”への夢を追い求めた時代【1986年HONDA NSR250R/1985年YAMAHA TZR250】
打倒、ヤマハTZRにホンダ決断の時、来たる
ホンダには「決め手」が必要だったのだ。時はレーサーレプリカブームと言われ、4ストローク400㏄、2ストローク250㏄の新型モデルは、サーキットを走るレーシングマシンとの「同時開発」が謳い文句の車両ばかりが目立っていた時代。
なかでも、2スト250㏄の「レーシングマシンそっくり度」は異常だった。RZ250が先鞭をつけた2スト250㏄スポーツに、ホンダは4ストVツインVT250Fで対抗。それまでの250㏄モデルではあり得なかった水冷VツインDOHC4バルブというハイメカニズムは、まさにホンダの真骨頂で、VTはRZを凌ぐ人気を獲得したのだ。
しかし、...
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ついに「NSR250R」が登場! バイク好きに歓喜の「Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ」に4台の歴史車両が追加ラインナップ
シンプルな映像で歴代名車のことが分かる、コアなバイクファンに人気のシリーズ
ツインリンクもてぎ内にある「Honda Collection Hall」が展示・保管している車両を実際に走行させて簡単な解説行なう「収蔵車両走行ビデオ」に、新たに4台分の歴代車両映像が加わりました。
映像のつくりは至極シンプル、余計な演出などを行なっていないところが、純粋なバイク好きに高い評価を得ています。
今回、追加されたのは、こちらです!
HONDA DJ・1R(2分48秒)
HONDA RACCOON(3分14秒)
HONDA NSR250R(3分4秒)
//www.youtube.com/embed/...
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「NSR250R」<MC16> NSRシリーズ Part.1「NSR最速伝説の始まり」 -1986〜1987年-【心に残る日本のバイク遺産】2サイクル250cc史 編
レーサーと同構成の90度Vツインとアルミツインスパーで生まれた新世代レプリカ
1986 NSR250R(MC16)
<主要諸元>1986 NSR250R(MC16)
全長/幅/高:2035/705/1105mm
シート高:750mm
車軸距離:1360mm
車体重量:141kg(装)
燃料消費率:41.0km/L ※定地走行テスト値
燃料容量:16L
エンジン:水冷2サイクルV型2気筒
総排気量:249cc
最高出力:45ps/9500rpm
最高トルク:3.6kg-m/8500rpm
変速機:常時噛合式6段リターン
タイヤサイズ:前100/80R17(52H)・後130/70R18(6...
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NSR250R(1992年)のグラフィックを再現したRX-7Xが発表に! 受注限定で予定価格は6万7000円!
受注は2019年8月末からの予定!
都内で開催された「Hondaライディングギア2020年春夏モデル商品説明予約会」で、1992年型ホンダNSR250Rのグラフィックを施した、アライヘルメットのRX-7Xが発表されました! 最近はNSR250の30周年モデルや、VFR750R(RC30)の30周年モデルなどを受注販売し、早々に完売していたのが印象深いですが、今回はNSR250Rの1992年モデルがベース。
今回のヘルメットもベースとなるのはアライヘルメットのRX-7Xで、2019年8月末から受注開始予定、デリバリーは来年1月の予定となっています。また、気になる価格は6万7000円が予定さ...
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【昭和61年 HONDA NSR250R/昭和60年 YAMAHA TZR250/昭和58年 SUZUKI RG250Γ】2ストレーサーレプリカブーム発火【昭和vs平成 名車烈伝】
幾多の名車・ヴィンテージが生まれた昭和と
技術革新でオートバイが急速に進化を遂げた平成。
しかし、もうすぐ新元号。新しい時代に突入する前に
歴史に残る名車烈伝をお送りします。
いつまでも忘れない、今でも乗りたい珠玉の名車たち。
※オートバイ2018年8月号より
スズキの突破力をヤマハとホンダが迎撃した
RZの登場で新しい局面を迎えた250㏄スポーツ。それは、それまでの「車検もなく維持費が安い」手ごろなアシ替わりから、250㏄ならではの小型軽量の車体にハイパワーエンジンを積む、扱いやすいコンパクトスポーツという新しい価値観だ。
RG250やZ250FTが「250㏄専用設計」とアピールしてか...