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【歴代モンキー大図鑑】「フルモデルチェンジした2代目モンキー」HONDA MONKEY Z50A(1969年)
より安全で扱いやすいオートバイへ8インチホイール採用で『大きく』進化
日本はもちろん、アメリカでも大人気となったZ50M。
その愛らしいスタイルを活かしながら、より安全で扱いやすいオートバイに進化させるためにフルモデルチェンジ、1969年にデビューしたのがZ50A。
5インチという小径ホイールを8インチにまで大径化、やや車体が大柄に。
さらに前後リジッドだったサスも、フロントフォークのみスプリングを装着。リアブレーキもペダルから左レバー操作に。
●エンジン形式:空冷4ストロークOHC単気筒
●最高出力:2.6PS/7000rpm
●最大トルク:0.3kg-m/5000rpm
●車両重量:...
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【ゼロハン青春物語】SUZUKI GAG 〜乗ってイジって眺めて惚れて〜(1986年)
本気で遊びゴコロ満載だったが……
ミニレーサーレプリカの始まりはスズキのGAGからだった。
オートバイがたくさん売れて、各社からハイパワーを競った最新のレーサーレプリカモデルが登場し、日本メーカーの4社の間で生き馬の目を抜くような熾烈な争いを繰り広げていた86年という時代にあっても、誰もが発売に驚いた。ハイスペック化の先駆けとなった初代RG250Γ。
脅威の軽さと自主規制上限いっぱいのパワーを持ち400クラスに新しい世界をもたらせたGSX‐R。そしてツーリングモデル的だったナナハンクラスの常識を打ち壊した油冷GSX‐R750。今度はこのGAGだ。この頃のスズキはライバルより一歩先を行く存...
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【ゼロハン青春物語】「YAMAHA YSR50」〜乗ってイジって眺めて惚れて〜(1986年)
新人類には新ジャンル!
YSR50には、ミニトレGT50から発展した、本格派スタイルの原付クルーザー、RX50スペシャルに積まれたピストンリードバルブの空冷2ストローク単気筒エンジンが載っている。7PSの5速ミッション。RZ50用の6速水冷エンジンは使われなかった。
レーサーレプリカの歴史の中で重要な役割を果たした、初代TZR250と共通するスタイルと語られることが多い。しかし、よく見て欲しい、テールカウル、燃料タンク、フロントカウルのナックルガードの形状を。YSRはTZR譲りではなく、グランプリレーシングモデルでエディ・ローソンが駆ってチャンピオンを獲ったYZR500、当時最新のOW8...
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【ゼロハン青春物語】「SUZUKI WOLF50」〜乗ってイジって眺めて惚れて〜(1989年)
フレームカバーで違いを!
スズキはウルフという車名を古くは1969年から繰り返し使ってきた。50㏄モデルに限定しても、1982年に登場したレジャーバイク、ウルフRT50というモデルも存在しているのだが、ここでは1989年にデビューしたウルフ50について触れてみよう。
そもそも1980年代末、レーサーレプリカブームに陰りが見えてきた中で、各メーカーは新しいスポーツバイクのスタイルを模索していた。そんな中で生まれて結果的にネイキッドというジャンルを確立する大ヒットになったのがカワサキ・ゼファーなのはよく知られているところ。
実はゼファーとほぼ同時期、同時多発的にさまざまなスタイルのカウルを持...
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【ゼロハン青春物語】「YAMAHA TZM50R」〜乗ってイジって眺めて惚れて〜(1994年)
最後発のミニレーサー
1986年にデビューしたYSR50/80は、ミニレプリカというジャンルを開拓したモデルではあった。
そのフルカウルスタイルこそ、当時の世界GPを戦っていたワークスマシンYZR500風の魅力的なものだが、ことメカニズムという面を見ればそのルーツをミニトレにまで遡れるRX50ベースの空冷2ストエンジン、スプリングが片側にしか入っていないフロントフォーク、重たいスチール製のホイールにリアブレーキはドラムと、レーサーレプリカ的な最新技術の匂いは感じられないもの。
その結果というべきか、パワフルな水冷2ストエンジンに本格的な車体を組み合わせた、後発のホンダNSR50/80によ...
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【ゼロハン青春物語】「YAMAHA TZR50R」〜乗ってイジって眺めて惚れて〜(1997年)
リアルレーサーの兄弟!
ヤマハのフルサイズ50㏄スポーツの歴史は長いが、水冷2ストエンジンを初めて搭載したのは1981年にデビューしたRZ50だ。
RZ250と共通イメージのスポーティなスタイルに、最高出力7・2PSという力強いエンジン、6速ミッション、モノクロスサスという本格的なメカニズムによるスポーティさが人気となり、マイナーチェンジを繰り返しながら80年代末まで生産されるロングセラーとなった。
そして1990年、RZ50の後継モデルとなる、新世代のフルサイズ50㏄レーサーレプリカとして姿を現したのがTZR50だった。
TZRシリーズ初の50㏄モデルであるTZR50は、市販レーサーの...
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【ゼロハン青春物語】「HONDA NSR50」〜乗ってイジって眺めて惚れて〜(1995年)
命題はデフォルメ!?
80年代初頭からのバイクブームの中、1983年のRG250Γデビューによってレーサーレプリカ開発競争がスタート。その過熱ぶりはビッグバイクから原付までのあらゆるクラスに及んだ。
そんな1986年、スズキのGAGによって『ミニレプリカ』というジャンルが誕生し、にわかに注目を集める。コンパクトなサイズの中でレーサーレプリカをそのまま縮小したようなフルカウルスタイルを再現したスタイルが特徴だったGAGは、4スト50㏄エンジンを搭載、10インチホイールの採用など、どちらかといえばスポーツバイクというよりもレジャーバイク的な位置づけだった。
しかし、GAGから僅かに遅れて登場...
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当時、12年ぶりにホンダがリリースした50ccスクーターでした『ホンダ DUNK』(2014年) #試乗インプレ
市街地をキビキビ走るミニマムコミューター
生活に役立ちながら楽しみを広げられるミニマムコミューター、原付1種クラス。
普通自動車免許で乗れるなど手軽なクラスとして、80年代のバイクブーム全盛期はもちろん、いつの時代も親しまれてきたが、2013年の国内新車出荷台数はおよそ23万9000台で、54万台規模だった10年前に比べ半分以下にまで落ち込んでいる。
そこでホンダは、メインターゲットである若い人たちにまた選んでもらえるよう好みや使い勝手を入念にリサーチし新開発した「ダンク」をその市場に投入。
ホンダが50㏄スクーターのニューモデルをリリースするのは2002年以来なんと12年ぶりのことで、...
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ホンダの原付一種&二種スクーターを買うならこの夏がおすすめ! 9月30日までの期間「Honda Summer Scooters Fair 2019」を開催中!
新車購入と同時に、盗難補償がもらえるお得な期間!
ホンダは7月1日(月)から原付スクーターの購入キャンペーン「Honda Summer Scooters Fair 2019」を開始しました。
9月30日(月)までに、全国のフェア実施店で対象機種を成約すると、1年間の盗難補償がプレゼントされます。
また、加入金3,100円~を支払うと、安心の2年間補償を選択することも可能です。
対象機種は、原付一種(49cc)モデルが4機種、原付二種モデルが4機種で、計8機種となります。
原付一種:タクト、タクトベーシック、ダンク、ジョルノ
原付二種:PCX、PCXハイブリッド、LEAD125、Dio11...