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Suzuki GSX400F(1981年)<ヨンヒャク今昔物語>-Be Reborn-
ライバルたちに打ち勝つべく誕生した、スズキ初の4気筒ヨンヒャク
スズキは2気筒のGSX400Eを中免向けラインアップの中心に据えていたが、1980年の末にいよいよ4気筒400㏄のGSX400Fの存在を公表した。当初は輸出向けのみで、国内仕様の登場については明言しなかったが、翌1981年から国内モデルとしても販売を開始している。
その国内仕様のカタログには、「いま、スーパーマルチを体現する。ビッグマシンをも凌ぐハイパフォーマンス・メカニズムをフル装備。」というコピーが大きくあるが、空冷4ストロークDOHC4バルブ(TS㏄/ツイン・スワール・コンバスション・チャンバー)のエンジン、ANDF(...
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Yamaha DRAGSTAR400(2016年)<ヨンヒャク今昔物語>-Be Reborn-
今なお高い人気を誇るヨンヒャク・クルーザー
400㏄クルーザーの中でも人気モデルとして君臨するドラッグスター400がデビューしたのは1996年で、そもそもXV400ビラーゴの後継モデルとして開発されたモデルだった。
エンジンこそビラーゴ譲りの400㏄空冷Vツインを引き続き採用していたが、クルーザーの魅力であるエンジンの鼓動感を強調するために大幅に改良されたもので、これを搭載するのはビラーゴよりも大幅に低重心化され、リジッド風デザインのモノショック式リアサスを備えた新設計フレームで、クルーザーとは思えないようなスポーティなハンドリングと、扱いやすく快適な乗り味を両立。
その低さを活かした流...
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エンジニアリングキヨナガSR400(ヤマハSR400)/レーサーモチーフの快速仕様をカラー変更#Heritage & Legends
カラーリング変更でイメージを現代化
前後17インチに現代スポーツのような配置のモノショックリアサスを持ったこのヤマハSRカスタム。元々はエンジニアリング・キヨナガがオートポリスでのONE&TWOフェスティバルで走らせていたSRレーサーを範に、それに近い仕様でと作られたものだった。
フロントはフォークなどにヤマハXJR400を、リヤはガルアームなどにホンダNSR250R(NC21)を活用し、走りを重視した仕様としてまとめているのはそうした背景から。
一方のエンジンはピストン変更で排気量を拡大、これにFCRキャブレターを装着するが、キック一発で軽くかかり、それこそ近場もちょっとしたスポーツツ...
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Kawasaki XANTHUS(1992年)<ヨンヒャク今昔物語>-Be Reborn-
「4ストのマッハ」として生み出された異色ネイキッド
1989年に登場したゼファーをきっかけに、1990年代初頭に起こったネイキッドブーム。空冷、鋼管フレーム、ツインショックという70年代的なオーソドックスなネイキッドモデルに注目が集まる中、1992年にカワサキが送り出したザンザスは型破りなネイキッドスポーツだった。
その基本コンセプトは「4ストマッハ」で、70年代前半に強力な2スト空冷3気筒エンジンによる強烈な加速で知られたマッハシリーズを、4ストエンジンで現代に復活させることを狙ったもの。
しかしザンザスはあくまで現代的なマッハを開発することを目指した。エンジンはZXR400用の水冷直...
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Yamaha FZ400R(1984年)<ヨンヒャク今昔物語>-Be Reborn-
F3のチャンピオンレーサー、FZRレプリカ!
1983年にデビューしたXJ400ZはXJ400/Dの後継モデルで、空冷から水冷となり、最高出力も45PSから55PSにまでにパワーアップ。しかし当時、激戦となっていた400㏄クラスの国内レースでの戦闘力向上のために、84年に初代全日本TT‐F3チャンピオンとなったワークスマシン・FZR400と同時開発されたのが、FZ400Rだ。
スチール製角パイプフレームにセミエアフォーク、ニューリンク式モノクロスサス、フロント16インチ・リア18インチのホイールを装着。丸目2灯のヘッドライトが特徴のハーフカウルを組み合わせる。搭載されるエンジンは、XJ4...
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Kawasaki ZZR400(1990年)<ヨンヒャク今昔物語>-Be Reborn-
ZZRの血統を受け継ぐ正統派ミドルスポーツツアラー
メガスポーツの元祖ともいえる初代ZZR1100がデビューした1990年、1100のコンセプトを400㏄クラスに持ち込んだミドルサイズのスポーツツアラーとして同時にデビューしたのがZZR400だ。
このZZR400、カワサキがZ400FXやGPZ400Rなど、過去の400㏄モデルの開発で多用してきた500〜600㏄モデルの排気量縮小という形で開発されていて、ベースとなったのは輸出モデルのZZR600だった。
そのため400㏄クラスとしてはやや大柄な車格となっているが、その代わり安定感の高さや防風効果の高いカウルなどによって、スポーツツアラ...
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【プレイバック80's】「Honda NS400R」ワークスマシンNS500の市販車レーサーレプリカ(1985年)
フレディ・スペンサーが駆ったGPレーサー、NS500レプリカ
400㏄を超える大排気量2ストスポーツは70年代も半ばになると排気ガス規制などの影響で姿を消した。
しかし水冷化や排気デバイスなどで2ストが復権した80年代、折からのレプリカブームの盛り上がりと共に当時世界GPの最高峰で2ストが主流だったGP500マシンのレプリカを求める声が高まり、1984年にはスズキRG400/500Γ、ヤマハRZV500Rが相次いで登場。
これらに追随するように1985年、ホンダもNS400Rをリリースした。もちろんそのモチーフは、1983年にフレディ・スペンサーの手で世界チャンピオンを獲得したNS500...
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ホンダ CB400 SUPER FOUR(撮影2016年)「400ccならではの旅」【カメラマン 柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第10回
能登路をゆっくりと。大型バイクにはない魅力がある
今回の被写体はホンダCB400SF。ネイキッドのスーパーフォア。『ゴーグル』で当時行なっていた、ホンダCBでゆくツーリングインプレの連載で、舞台は能登だった。
CB400SFは中型免許取得の時に教習車としてお世話になるバイク。たぶん日本のライダーに最も多く乗られているバイクだろう。
この上なく乗りやすく、ツーリングにもぴったり。名車の多いCBシリーズの中でも、CB1300SFと共に最も長く生産されている。
ロングセラーゆえにカラーバリエーションも数え切れないほど。白赤がお馴染みだが、撮影車は2016年に追加されたチタニウムブレードメタリッ...
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スズキ新型「バーグマン400 ABS」9月20日(金)発売開始! ホイールとシートステッチがブルーになった新色が登場
青の挿し色が入ったブラック・ホワイトの新色にご注目!
スズキは、エレガントなスタイリングと快適性、充実した収納、動力性能を兼ね備えた400ccのラグジュアリースクーター「バーグマン400 ABS」のカラーリングを変更したニューモデルを9月12日(木)に発表しました。
主な変更点は、ホイール色・シートステッチ色。車体色は黒・白・マット青※の3色がラインナップ。価格や諸元に変更はありません。
※マット青のみ変更はありません。
メーカー希望小売価格は消費税8%込み79万9,200円、9月20日(金)の発売予定です。
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スズキ「バーグマン400 ABS」の主なスペック
全長×...
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【カワサキ】Ninja 400の2020年モデルは9月1日(日)発売開始! カラーバリエーション・アンケート実施中
鈴鹿8耐優勝の興奮がよみがえる「Ninja 400 KRT EDITION」も!
カワサキが398㏄並列2気筒エンジンを搭載するハイパフォーマンススポーツモデル「Ninja 400」と「Ninja 400 KRT EDITION」の2020年モデルが9月1日(日)から発売されます。
主な変更点はカラー&グラフィックです。
メーカー希望小売価格は、KRTエディションも含め税込71万2,800円に統一されました。
カワサキ「ニンジャ400」の主なスペックと価格
全長×全幅×全高:1,990×710×1,120mm
ホイールベース:1,370㎜
最低地上高:140㎜
シート高:785㎜
車両重...













































