ライター
ブルドック Z1-R(カワサキZ1-R)ルックスにも機能にも配慮を行き届かせたZ1-R【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
機能を犠牲にせずに全体のバランスも整えていく
すっと低く構えたカフェレーサースタイルをキープした、カワサキZ1-R。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)の近作だ。バイパスパイプも備えた輪切り構成のチタンマフラーや前後のBSTカーボンホイール等のパーツにも目が行くが、ここではむしろ車両全体から感じられる自然な雰囲気に注目したい。
「この車両ではオーナーさんの体格に合わせて、足着き性を重視しているんです」と、ブルドック・和久井さん。そう言...
ライター
ACサンクチュアリー CB1100F(ホンダCB1100F)難易度の高い1100Fを元に多彩な手法を駆使して構成【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
パーツの枯渇にかかる時間とコストが課題
ACサンクチュアリーによるコンプリートカスタム、RCMのシリアルナンバー525が付けられたCB1100F。これはフルオーダー車両だが、これ以前に作り置きの“RCMクラフトマンシップ車両”は、ホンダ純正パーツの枯渇によってCB-Fベースでの製作はラストと聞いていた。
「その点は変わりないんです。このRCM-525でも、パーツ調達を含めて製作に年単位の時間がかかること、コストも見通しにくいことをオーナーさんに全部お伝えして、お断りするくらいの感じでした。
...
ライター
タジマエンジニアリング CB900F(ホンダCB900F)初めてのCB-F所有に無理のないパッケージを作る【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
現代17インチの動きやジェントルさも盛り込む
2021年春に仕上がったというタジマエンジアリング製CB900F。同店らしい作り込みが、車両の各部から見て取れる。
「5年くらい前のことですが、当店のCB1100Rオーナーさんがご友人と来られて、そのご友人が当店でCB-Fに興味を持たれて、“Fに乗りたい”と。それでショップにストックしてあったパーツを使って組み上げた車両なんです」と、同店メカニックの村嶋さんは説明する。
「バイク歴はあるけれどCB-Fは所有したことがないとのことでしたので、“今CB...
ライター
エスパー VMAX(ヤマハVMAX)'80~'90年代の雰囲気をそのままに気軽さを高めたVMAX【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
ロングボディも自然になじませて好印象を作る
燃料がキャブレターから送り込まれ、エンジンで燃やされて後軸に伝わり、仕事をしている。そんな感触が回転上昇やスロットルフィーリングから感じられる……。現代車と異なる’80~’90年代モデルの魅力としてよく挙げられる点だ。このVMAXのオーナー・吉田さんも、そうした魅力を感じてきたひとりだ。
「ZZR1100などカワサキ車にずっと乗ってて、しばらくバイクから離れていたんです。改めてバイク乗るようになって、輸入車やFIモデルにも乗りましたけど、何だか物足り...
ライター
安田商会 CB750F(ホンダCB750F)今どきFカスタムの方向性と維持方法を提案【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
“ユーザーが困らない”を車両作りから考える
いわゆるスペンサーカラーのシルバー×ブルーラインですっきり仕立てられた17インチ仕様のCB750F。安田商会による車両だ。
「当店に入庫してから各部チェックや必要な作業をした上でフロントフォークをオーリンズRWUにして、塗装も改めてやり直して……と、在庫で持っておくかなというところでお客さんが付いてくれた車両です。ノーマル方向でも良かったんですけど、このくらいのパッケージはお客さんも買いやすいだろうということで作りました。
全体的には今どきのスタイル...
ライター
ストライカーワークス ZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)要所にしっかり手を入れてコンディションキープ!【Heritage&Legends】
セットアップも良好なライトチューン・ゼファー
ストライカーワークスによる、カワサキ・ゼファー1100。緑タイガーカラーをベースとして、元々の車両の印象をキープしたままにしっかりと手が入っている感覚が伝わってくる。
「見ての通り、この車両は吸排気をFCRキャブレターとストライカー・チタンに変更、前後ホイールをアルミ鍛造品に換えた上でセッティングによって前後17インチ化しています」と、ストライカーワークス店長・鈴木さん。
ノーマルでフロント18/リヤ17インチのゼファー1100では、ホイール変更で前後17インチ化するが、フロントが小径化することでのトレール量補正はステム交換によって行うことが...
ライター
プレジャー GSX750S(スズキGSX750S)lll型外装&EFエンジンを違和感なく備えたアンノウン改!【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
750S1をベースにスズキ各車をミックスアレンジ
アップハンドルでスクリーンなし、19/18インチホイールのS1、スクリーンが付いたSS、フロント16インチ(リヤ17インチ)となったS2。そしてリトラクタブルライトのS3/S4(通称lll型)と、日本仕様GSX750S=750カタナはフロントフィンが付かないまま、1100と異なる独自の路線を歩んできた。
そこでこの車両だが、オーナー“偽四型”さんによれば、ベースは初代GSX750S1とのこと。でも、いろいろと様子が異なる。内容を教えてもらおう...
ライター
ブライトロジック ZEPHYR750(カワサキ ゼファー750)ナナハン快走カスタムをリフレッシュしてさらに楽しむ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
各部の詳細を確認して必要なパートを手直し
ブライトロジックによるカワサキ・ゼファー750。見覚えがあるという人もいるだろうが、その通りだ。
「元々は何年か前に製作したもので、その時はフレームが曲がっていたので、自分用にストックしていたフレームを使いました。10カ所くらい補強していましたね。エンジンはコスワースピストンで796ccにして、合わせて6速化。その後しばらく放置状態になっていたので、それを蘇らせたんです」とブライトロジック・竹中さん。
竹中さんはこのゼファー750やGSR750、GS...