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【歴史】スズキ「HAYABUSA1300」|初代のコンセプトを大切に継承した2代目ハヤブサ、2014年には国内仕様も登場
スズキ「ハヤブサ1300」の特徴
2014年に国内仕様が登場し人気に拍車!
300km/h走行を可能とする高性能を持ちながら、素直で扱いやすい乗り味も実現。空気を切り裂くような独特のスタイリングも合わせ、世界中で高い人気を誇るハヤブサ。2008年に初のモデルチェンジを受け、2代目へと進化した。
基本コンセプトは初代モデルを受け継ぎ、スタイリングも独特な雰囲気を残しながら、より空気抵抗が小さい新デザインに。エンジンは排気量を拡大するなどの改良で197PSにパワーアップ。ラジアルマウントキャリパーなどで足回りも改良。出力特性を状況や好みによって選べるパワーモード・S-DMSも新たに採用された...
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ホンダ「NSR250R SP」[MC21]歴史解説|2500台限定、プロダクションレース向けの強化型NSR(1990年)
ホンダ「NSR250R SP」[MC21]の特徴・歴史
プロダクションレースを念頭に置いたマシンの登場
80年代、90年代のレーサーレプリカブームの大きな要因として、ロードレース人気があった。2スト250cc、4スト400ccの市販車をベースに、改造は制限されたマシンで争われるプロダクションレースでは、ベースマシンのポテンシャルがリザルトに直結するクラス。その成績がオートバイの売り上げに少なからず影響し、メーカーとしても無視できなかった。
そんな状況の中で、あらかじめレース向けの装備を搭載したモデルが生まれた。いわゆるSP仕様だ。
最初にその類のマシンを市販したのはヤマハ。1987年4月...
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ホンダ「NSR250R」[MC18]歴史解説|ライバルに先駆けコンピュータ制御を導入、今もマニア垂涎の「ハチハチ」(1988年)
ホンダ「NSR250R」[MC18]の特徴・歴史
より軽快なイメージにチェンジ ポテンシャルを向上した2代目
1987年、NSR250Rの投入で、ライバルのTZRと同じステージに立ったホンダの250cc2ストレプリカ。鈴鹿4時間耐久レースを頂点とするアマチュアレース人気もピークを迎えようとする中で、さらなるポテンシャルアップを狙い、翌88年には早くもフルモデルチェンジが実施された。
改良の目玉となったのは、一般市販二輪車としては世界初となるコンピュータ制御式PGMキャブレターの採用だ。
これはキャブレターのジェットニードル部分に通じる専用の空気通路を設け、エンジン回転数とスロットル開度に...












































