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【絶版名車解説】ホンダ「ハンターカブ C105H」1963年|初代ハンターカブはフロントフェンダーなし、ドリブンスプロケは2枚
ホンダ「ハンターカブ C105H」の特徴
C100ベースのオフローダー
未舗装路での走行を踏まえ、フロントフェンダーやカブシリーズのアイデンティティでもあるレッグシールドが取り払われ、マフラーもアップタイプに。見た目こそ変わらないがエンジンはC100が49ccに対し、54ccで出力をアップさせている。その他にも強化されたリアショックマウント部、テールランプの形状など、細部も変更されている。
ホンダ「ハンターカブ C105H」の注目ポイント
【写真6枚】ホンダ「ハンターカブ C105H」(1963年)6
レポート:RIDE編集部
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ウイリー WR600RS|自社製フレームで正式許可を得たストリート向け生産車【Heritage&Legends】
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コンストラクターの夢の実現、ロードゴーイングレーサー
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DAISHIN “RZ TRIPLE”(ヤマハ RZ250)自由な発想と技術から生まれた並列3気筒のRZ【Heritage&Legends】
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RZの市販直後に既に形になっていた3気筒エンジン
誰も思いつかないような発想と高度な加工、セッティング技術。これらが組み合わさっていることが、心に残るカスタムの要素だろうか。’80年代から’90年代頭にかけてのダイシン=大真工業・渡辺富士夫さんが手がけるカスタムは、その要素を備えていた。単に「今まで見たことがない形、構造をしている」のみならず、それが「技術的に計算されたバックグラウンドを持ち、しかも高いレベルで走る」。
そう知っていても、この3気筒RZには大きなインパクトがあった。クランクケ...