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ホンダ「CBR400F(NC17)」(1984年)斬新な車体と2/4バルブ切り替え機構を持つREVエンジンで旋風を起こした、ホンダ第三世代の400cc並列4気筒車
CB400Four、CBX400Fに続く空冷並列4気筒400ccスポーツの3代目として現れたCBR400Fは角パイプのフレームとトリプルディスク、2バルブと4バルブを切り替える新エンジンによってレプリカ競争が始まり激戦が続く1980年代半ばの400ccクラスで自身の役割を全うする。まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています
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ホンダ「リード125」(1982年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
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Honda LEAD 125
当時価格:23万8000円(北海道・沖縄価格は24万3000円)
「リード125」は、当時のホンダのスクーターシリーズの中で50ccから125ccまでをカバーするラインアップの一機種として登場した。
新設計の排気量124cc空冷2サイクルエンジンを搭載。エンジンの燃焼効率を最大限に高めるよう掃気効果に優れた5ポート設計のシリンダーと、新開発の2極ワイドギャッププラグを採用。強力で安定した爆発を実現した。
駆動系には、「リード50」や「リード80」で採用されていたトルクセンサー付Vマチックをブラッシュアップし...
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ホンダ「スぺイシー80」(1982年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
▶▶▶写真はこちら|ホンダ「スぺイシー80」(3枚)
Honda SPACY80
当時価格:19万9000円
ホンダ「スペイシー80」は、斬新なデザインで先行した「スペイシー50」に続いて開発された4サイクルスクーターの第2弾。1982年10月に登場した。
エンジンには排気量76ccの空冷4ストロークOHC単気筒を搭載し、最高出力は6.5馬力を発揮。CV型キャブレターと3速フルオートマチックの採用により、低速から力強くスムーズな走りを実現した。
また、4サイクルエンジンの特長でもある優れた燃料性能を発揮。50km/h定地走行テスト値で72.0km/L(2人乗り時)をマークした。
快適な乗...
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ホンダ「FT400」「FT500」(1982年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
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Honda FT400/FT500
当時価格:42万3000円/42万8000円
(北海道・沖縄はFT400:42万9000円、FT500:43万5000円※一部離島は除く)
ホンダ「FT400」および「FT500」は、1982年に発売された個性的なスタイリングを持つロードスポーツモデル。
エンジンは、定評のあるXL系エンジンをベースに新設計されたもので、「FT400」は排気量398cc、「FT500」は排気量497ccの空冷4サイクル単気筒エンジンを搭載。セルフスターターを装備するほか、吸・排気にそれぞれ2個のバルブを配した4バルブ機構...
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ホンダ「ジャイロX」(1982年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
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Honda GYRO X
当時価格:17万9000円(沖縄、北海道は18万2000円、一部離島を除く)
ホンダ「ジャイロX」は、「ストリーム」に続く“スリーター”モデルの第2弾として1982年に登場。2025年10月の生産終了まで続く「ジャイロ」シリーズの元祖となるモデルだ。
5馬力を発揮する2ストロークの新設計エンジンを搭載し、なめらかでショックのないVマチック機構を採用。最大の特徴は、コーナーリング時にフロントボディが左右にスイングするナイトハルト機構で、これにより3輪の安定性とバイクの持つ軽快な操縦性を両立していた。
さらに、ノンス...













































