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ブルドック Z1(カワサキ Z1)17インチカスタムに似合う形を提案した2007年のGT-M【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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より良いZを作るためのパーツやノウハウの確立が分かる
元々は修理というスタンスでZに手を入れてきたブルドック・和久井さん。多くのZを修理していく中から、もっとよく走るように、いい状態を長く楽しむようにと現代的なスペックや機能を取り込んだカスタム製作の要素を強め、ブルドックを開店したのは2001年のことだった。当時すでに蓄積されていたノウハウは17インチコンプリートカスタムとしての車両製作につながり、それは後にGT-Mと呼ばれるようになった。そして2007年にはその1台が、鈴鹿8耐併催のカスタ...
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ACサンクチュアリー Z1(カワサキ Z1)エンジンにも車体にも外観にも精緻な作りを反映する【Heritage&Legends】
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エンジンでとくに進むコンプリート内容のアップデート
初期型のイエローボールパターンをキャンディゴールドで仕上げ、ブラックで引き締めた足まわりと対比させたZ1。ACサンクチュアリーのコンプリートカスタム、RCM(Radical Construction Manufacture)。シリアル(通算製作番号)589という新しいナンバーが付いている。近作として変化があるのか、同店・中村さんに聞いてみよう。
「オーリンズサスやブレンボブレーキシステム、O・Zモーターバイク製鍛造ホイールといったハイブラン...
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タバックスエンジニアリング Z1(カワサキ Z1)アルミハンドメイドの美しさを保ち続ける希少な1台【Heritage&Legends】
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車両の各部に溢れ出るオリジナリティをキープ
まぶしいホワイトに紺の火の玉パターン。ゴジラマーク入りのマフラーに独特のアルミパーツ……。見る人が見ればすぐそれと気づくだろうZ1。そう、タバックスエンジニアリングによる1台だ。
「19歳でZ1を買って、しばらくしてイベントでタバックスのZを見たんです。何だこれ?! って思って。それである時に八尾市(大阪府。タバックスがあった)を走ってたらそのZが置いてある。それでここだ! って押しかけて。お店の中にはハンドメイドのアルミパーツやフレーム、Zもあっ...
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アメリカンドリーム Z1(カワサキ Z1)再カスタムに向け改めて車両を用意しフルに手を入れる【Heritage&Legends】
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今後の使い方も見越した仕様設定やパーツ使いにも注目
「元々18インチカスタムのZに乗っておられたお客さんが、オーバーホールタイミングが来たのでそれに合わせて17インチホイール化して当店のカフェレーサーカウルを付けたいと希望されました。全面的に作り直しのような作業になりますから、それなら新しく車両を仕立てた方が早いですね、と元の車両は下取りして、新作したものです」
アメリカンドリームの松田さんが概要を言うこのZ。製作に当たってはフィーリングの確認のためにオーナーに松田さん所有の17インチカスタ...
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ACサンクチュアリー Z1(カワサキ Z1)エンジン加工の進化でライフもフィーリングも向上する【Heritage&Legends】
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レストアとオーバーホールにカスタムを同時進行する
2022年に登場50周年を迎えたカワサキ900スーパー4・モデルZ1。今も多くのファンがいて、多くの個体が現存する。ノーマル状態で乗るライダーもいれば、多彩なカスタムを施して乗るライダーもいる。
そこでこの車両だ。ACサンクチュアリーによるコンプリートカスタム、RCM(Radical Construction Manufacture)のひとつで、シリアルナンバー(通算製作番号)は562となっている。RCMは2000年頃に成立したもので、その当時...
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ACサンクチュアリー Z1(カワサキ Z1)ノスタルジックさを残しつつ現代的要素を採り入れる【Heritage&Legends】
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相反する各部の要素をクリアした18インチカスタム
ACサンクチュアリーが手がけたZ1。いつもの同店コンプリートカスタム、RCMとは少し趣が異なるようだ。18インチの前後ホイールや細身のフロントフォーク、ショート管が醸し出すシンプル感というかノスタルジック感がそう思わせるのか。
「そうですね。今回は’70〜’80年代の印象を強めに持たせて製作しています。もちろんRCMの1台として製作していて、シリアルナンバーは581。RCMでは動力性能のアップや機能向上というコンセプトがあって、そこはきちんと...
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サンクチュアリー コウガ Z1(カワサキ Z1)理論に則った車体構成で17インチの走りを作る【Heritage&Legends】
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トラブルからの復活に多彩な対策と理論を盛り込む
「オーナーさんは元々このZに乗ってて、いろいろ手を入れてらしたそうです。それがクランクケースが割れてシリンダーに穴が空くという、私も見たことないようなトラブルに遭われて、仕様変更と合わせて入庫しました。マフラーやキャブレター、ホイールや外装など使えたものは使いましたが、エンジンは当然、フレームも使えませんでしたので別のものを用意して、私なりの考えで作り直しました」(サンクチュアリー・コウガ/立入さん)
実質1台を丸ごと作るのと同じになったが、こ...
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ブルドック Z1(カワサキ Z1)現代的乗り味と高い内容に幅広い対応力も持たせるGT-M【Heritage&Legends】
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定番スペックの中にオーダーをバランスさせる
セパレートハンドル仕様で低くスマートに構えた外観を作り、火の玉パターンをグリーン×ブラックで表現したZ1。ブルドックのコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)だ。そこでやはり気になるのは内部を含めた各部の仕様。ブルドック・和久井さんに聞いてみよう。
「GT-Mで定番のピスタルレーシング製鍛造ピストンによって排気量は1135cc、カムシャフトはヨシムラST-L1。シリンダーヘッドのバイパスラインも加えています。オ...