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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)前後18インチ化とステム変更でより理想型に近づく見本【Heritage&Legends】
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必要条件をクリアしさらにバランスを高め選択肢を拡大
GSX1100Sカタナというモデルの価値を理解し、今ストリートで楽しむ。そのために不可欠な部分にアップデートを施す。これはカスタムでの話ではなく、ノーマルスペックの車両であってもだ。前後18インチ化したコンプリートカスタムの“フルメタル・ハガネ”はじめ多くのカタナを手がけてきたテクニカルガレージRUNでは、その経験から、そうした提案をしてくれる。具体的にはフロントブレーキ(マスター/キャリパー/パッド/ディスク)、前後サスペンション(フロン...
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カスタムファクトリー刀鍛冶 GSX1100S(スズキ GSX1100S)当時のレーサー的な外観に多くの今流要素を盛り込む【Heritage&Legends】
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定番メニューを生かす仕様選択や提案にも注目
「カタナ現役当時(’82〜年)のレーサーをモチーフにした18インチ車両です」と、製作者の刀鍛冶・石井さん。フロントブレーキキャリパーをフロントフォーク前側に置くリーディングマウントにしたり、スイングアームを当時最高の4ストレーサーのひとつと言えたモリワキ・モンスター風にアレンジする。メガホンマフラーの採用やシートレール立ち上げ部の補強もそんなひとつだ。
ところでシート下に目をやると、なんとオイルクーラーがある。
「オーナーさんがツインクーラーにして...
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ブライトロジック GSX1100S(スズキ GSX1100S)オーソドックス・イズ・ベターの見本的18インチカタナ【Heritage&Legends】
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車両を軽く感じられ、飽きないから長く付き合える
しばらくは17インチと18インチが混在していたカタナ・カスタムだが、このところの主流と言えるのは、前後18インチのようだ。この車両もその18インチスタイルで作られている。
「このくらいの構成がオーソドックスな感じだと思います。前後17インチのフルカスタムでももちろんいいんですけど、普通にやるのならこれかな」
ブライトロジック・竹中さんはこのカタナの全体感をこのように教えてくれる。確かに見た目も各部仕様とも、普通。言い換えればどこかが突出したよう...
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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)サーキットも走れるGTという方向に振ったコンプリート【Heritage&Legends】
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純正ルックで乗るのに不可欠な部分を補完する
フロント19インチの星型キャストホイール、ツートンのシート。左右出しのメガホンエンドマフラーも備えるなど、カタナのノーマルらしさをしっかりと残したこの車両。テクニカルガレージRUNによる近作で、冒頭のように外装やハンドルほか多くのコンポーネントが純正のままだ。だが、押し回しすると明らかに純正と異なり軽く、かっちりとした動きが感じられる。どんなオーダーを受け、どう作られたのかを同店・杉本さんに聞いた。
「“ノーマルイメージをできるだけ崩さない”という...
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オオノスピード GSX1100S(スズキ GSX1100S)ポジション変更と再整備でいつでも乗れる快適カタナへ【Heritage&Legends】
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本質はそのままに専門店のノウハウで楽しみを大きくする
50歳を超えてからもGSX1100Sカタナに楽しく乗れれば……。この車両はオーナーが手放しそうになっていた車両に対して、専門店からの提案と作業を施すことでそのテーマをきっちりクリアしたものだ。元々重く、エンジンは質実だがシャープでない印象、ブレーキは効かないし曲がらないという印象が出やすいカタナ。その前後ホイールベアリングを高精度のシールタイプにして、キャブレター同調を完全に取り、エンジンを適正位置に組んで適正トルクで締め付けすることで、...
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サンクチュアリー横浜大和 GSX1100S(スズキ GSX1100S)不動再生からコンプリート化しペイントで引き立てる【Heritage&Legends】
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コンプリートに新たな個性を作るカスタムペイント
かつてのカスタムブーム時の多くのカタナカスタムで感じた、すっとしたイメージを現代流に解釈した。そう思えるスマートな1台だ。
「ベース車両はオーナーさんの持ち込みで、何年か不動だったと聞きました。それでまずは動くようにとレストアなど立ち上げ作業をするうちに、コンプリートカスタム製作に進みました」
こう、このカタナについて教えてくれるのはサンクチュアリー横浜大和の川浪さん。同店はACサンクチュアリーのフランチャイズ店で、川浪さんはかつてサンクチュア...
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ワンダープロダクト GSX1100S(スズキ GSX1100S)ハードも外観にも当時のカタナの概念を超える思想を【Heritage&Legends】
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17カスタムらしい外観を確実な作り込みで支える
’94年にアニバーサリーモデルが国内販売されるまで(以前は逆輸入車。このモデルから国内で普通に買えるようになった)は、GSX1100Sカタナのカスタムには手を加えたことをあまり感じさせない、純正スタイルの延長上といった仕上がりの車両が多かった感がある。独特のスタイルやカラーリングを生かす。頑丈と言われるエンジンも1074から1135ccへのスープアップとキャブレター変更で十分。足まわりは元から細身ながらアルミ角型スイングアームを持っていたから、リ...
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TOTハーキュリーズ“最強”油冷エンジンのチューニング術を解剖|カスタファクトリー刀鍛冶【Heritage&Legends】
テイスト・オブ・ツクバ、トップカテゴリーのハーキュリーズクラスで安定的に長く上位入賞を維持し今も進化を続けているのが、カスタムファクトリー刀鍛冶が国際級ライダーの行方知基選手を擁して走らせる、油冷エンジンを空冷カタナに積んだマシン。2021年のテイスト・オブ・ツクバ KAGURADUKI-STAGE後のオーバーホールを期に開けられた、そのエンジンに速さの秘密を探る。※本企画はHeritage&Legends 2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ブライトロジック GSX1100S(スズキGSX1100S)新車以上を地で行く作りのコンプリート・カタナ【Heritage&Legends】
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ただ新しくするだけではない製作過程と選択眼
良く走る車両に共通した、ビシッとした立ち姿。そしてもしオーナーになったらできるだけ維持したくなるようなきれいさ。双方を兼ね備えたこのカタナ、手がけたのがブライトロジックと言えば、なるほどと納得するだろう。
主な内容をさっと挙げていくと、全バラに始まってフレームは確認後に必要な部分への補強を行い、スイングアームピボットやステムなどのベアリングをすべて新品にしていく(組み方にも気を遣うのは言うまでもない)。グリスアップも長年の経験から選定した銘柄を使っ...