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ドゥカティ スクランブラーの〈モタード〉コンセプト! DUCATI SCRAMBLER MOTARDを簡単解説
1980年代風味の魅力的なモタード
アドベンチャーモデルの「デザートX」と同時にEICMA2019で姿を現した、もう1台のドゥカティスクランブラーコンセプトが「モタード」だ。
1970年代を想わせるオフロードテイストを強調したスクランブラーのバリエーションモデルである「デザートスレッド」をベースに、1980年代に流行しはじめたスーパーモタードスタイルを取り入れ、ヘッドライトを取り去りコンパクトなゼッケンプレートに変更。
さらにショートなフロントフェンダーにサイドゼッケン、右出しのアップマフラーなどを装着して軽快な雰囲気を演出。燃料タンクはティアドロップ形状のタンクをさらに強調するカバーが...
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ドゥカティ スクランブラーのアドベンチャータイプ「DESERT X」を簡単解説!
パリダカの香り漂う本格的アドベンチャー
ドゥカティが60〜70年代に販売していた人気モデル・スクランブラー。そのイメージを現代的に復活させた現在のスクランブラーは、オフロードをイメージした「アーバンエンデューロ」、ダートレーサー風な「フルスロットル」など、様々な個性のモデルも追加してきた。
そして2019年11月のEICMAでお披露目されたのが、スクランブラーのコンセプトモデル「デザートX」。
これまでスクランブラーシリーズは60〜70年代のオフロード車を再現してきたが、「デザートX」のモチーフとなっているのは80年代末から90年代にかけ、BMWやホンダなどのワークスチームが競い合ってい...
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ヘンリービギンズの「防水ツーリングソックス」を履いていれば、ツーリング時のブーツやシューズは自由に選べる!
「非防水」シューズでも足はサラサラ!
夏以外の3シーズンに対応するライディングジャケットやパンツは防水性能を持った製品が増え、突然の雨にも慌てないで済むようになったが、防水のシューズやブーツはまだ少数派。
足が濡れると不快だし、指先が冷えればペダル操作に支障をきたす。
そんなときには防水透湿機能を備えたソックスの着用が手軽で効果的だ。
デイトナの防水ソックスは三層構造を採用し、高い防水性と快適な履き心地を両立していることが特徴。
生地外側には吸湿性と速乾性を持つナイロン、内側には湿気を吸収して水を弾くメリノウールを使用。
ウールは天然素材特有の免疫作用を持ち、抗菌・防臭効果も発揮する。
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ハーレーダビッドソンが放つアドベンチャーモデルとは?「PAN AMERICA」を簡単解説!
どこまでも走っていけるオールラウンドな1台
ハーレーがEICMA2019で公開した2台の水冷モデル、1台はストリートファイターの「ブロンクス」そしてもう一台がこの「パン・アメリカ」だ。
こちらもこれまでのハーレーのイメージからすれば、大きくかけ離れたアドベンチャーツアラーだったことでやはり大きな話題となった。
しかも単にスタイリングだけアドベンチャー風だというのではなく、ストロークの長いサスペンションにワイヤースポークホイール&ブロックタイヤまで備えてハードなオフロード走行もこなせる、走る道を選ばずどこまでも行ける本格的オールラウンドモデルなのだ。
エンジンは「ブロンクス」と同じく水冷6...
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ハーレーダビッドソン初となるストリートファイター「BRONX」を簡単解説!
ハーレーブランド初の本格ストリートファイター
創業以来空冷Vツインエンジンと共にあり、今なお伝統の空冷モデルが根強く支持されているハーレーダビッドソンだが、今や水冷エンジン搭載の新世代モデルにも力を入れている。
そんな中、EICMA2019で公開された2台のニューモデルが、いずれも単に水冷モデルというだけに留まらない、これまでのハーレーのイメージを打ち破る存在として注目を集めた。
その1台である「ブロンクス」は、新型水冷60度Vツインエンジン「Revolution Max」の975㏄仕様を搭載。何より度肝を抜いたのはそのスタイリングで、ハーレーブランドとしては初の、モダンなスポーティさも...
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【タイヤインプレ】ピレリ「エンジェル GT Ⅱ」軽快感抜群! 長距離走行でも疲れにくいバランスのいいツーリングタイヤ
抜群の軽快さと快適クルーズ性の好バランス
走り出した瞬間、「空気圧高過ぎ?」と思ったほど軽快なハンドリング。
特に30㎞/h以下の低速域ではニンジャ1000の車重を感じさせず、渋滞で発進停止を繰り返す状況や細い路地の右左折も車重を感じさせずに自由自在に扱える。
路面の縦溝の影響も受けにくいから、ストリート適性は文句なしに高い。
この軽快性は速度が高まるにつれて薄くなり、高速道路クルージングではツーリングタイヤらしい落ち着いた直進安定性になる。
荒れた路面や高架の継ぎ目をバンクしたまま通過しても弾かれる度合いが少なく、ブレーキを掛けたまま減速帯を通過した際の衝撃吸収性にも優れていて上質な乗...