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欧州以外ではこの1台のみ!激レア特別仕様のCB1000R「SEVENTY」を特撮!!
スイス・ホンダの限定車。アジア、アメリカではこの1台のみ!
以前大反響を呼んだ、イタリア・ホンダのCB1000R限定車ですが、なんと、それ以外にもCB1000Rには激レアな限定モデルが存在したのです!それがこの「SEVENTY」。スイス・ホンダが、CBブランドの70周年を記念して、わずか100台の限定で昨年発売した希少車です。
ちなみにイタリア・ホンダの限定CB1000Rと、その紹介記事はこちら。
超激レア!! 日本初上陸!イタリアホンダのCB1000R「リミテッド・エディション」 - webオートバイ
今回紹介する「SEVENTY」も、このイタリア・ホンダの限定車と同じく昨年に企画・発...
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「SUZUKI GSX-R750」油冷エンジンのナナハンスーパースポーツ(1985〜1991年)【R750 二夜連続公開 第一夜】
ひたすらに勝利を追い求めた「戦うための」の油冷マシン
80年代半ば、サーキットでの速さ、レースでの勝利を追い求めたスズキの出した回答がGSX-R750。
単純にして困難なハードルを、油冷エンジンなど独自のアプローチで実現、ロードレース史に大きな足跡を残した「戦うための」マシンだ。
ここでは世界から賞賛されながら、やがてサーキットから退場するまでを振り返ってみたい。
油冷GSX-R750の輝ける栄光はサーキットと共にあった
大排気量の市販4ストスポーツをベースにしたマシンで争われていたTT-F1クラスのレースは、80年代初頭は排気量の上限が1000ccで行われ、スズキはGSX1000Sをベ...
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「HONDA CBR900RR(1992年)」“レーサーレプリカ”からのバトンタッチ 〜スーパースポーツ時代の始まり〜【花の90年代組】
CBR900RRから始まりR1の登場で次の時代へ
250、400クラスで盛り上がりをみせたレーサーレプリカブームは、750、リッタークラスにも波及し、アルミフレームにフルカウルの高性能モデルが次々に登場する。
そんな流れを受けて、ホンダとしては84年のVFR1000R以来の本格的なリッタースポーツ、CBR900RRを92年に投入する。
CBR900RRがそれまでの大排気量スポーツバイクと大きく違ったのは軽量コンパクトな車体が生み出す軽快でニュートラルなハンドリングだ。
スロットルレスポンスもシビア過ぎず、どこからでもアクセルを開けていけるエンジン特性によって、ワインディングでの俊敏性は9...
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入荷台数、わずか5台!激レアなCRF450L・逆輸入車に触ってきました!
※試乗車はフルパワー仕様車のため、追記して訂正していたしました。
国内仕様は残念ながら販売終了…。
ホンダ自慢のモトクロッサー・CRF450R直系のメカニズムを持ちながら、公道走行もできてしまうというハイスペックトレールがCRF450L。オフロードを本格的に楽しむこともできる一方で、公道も走行可能なのでトランポがなくとも移動に手間どらないというスゴいマシンでしたが、残念ながら国内仕様はすでに販売終了。
ならば! ということで、ファンのリクエストに応えるかたちで、逆輸入車でおなじみの「パッセージ」が、台数こそわずかですが、CRF450Lを緊急輸入、この年末に日本上陸を果たしました。というこ...
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【歴代モンキー大図鑑】「待望の国内デビューを果たした初代モンキー」MONKEY HONDA Z50M(1967年)
「モンキー」の名はこの1台から最初に国内市販されたモデル
1967年、ついにモンキーの名を正式に冠され、国内にもデビューしたのがモンキーZ50Mだった。
CZ100と同じく5インチホイール、リジッドサスを採用する小さな車体は、メインパイプがステアリングヘッドからテールエンドまでを貫く、新しいフレームを採用。
●エンジン型式:空冷4ストロークOHC単気筒
●最高出力:2.5PS/6000rpm
●最大トルク:0.31kg-m/5500rpm
●乾燥重量:47.5kg
●サスペンション(前後ともに):リジット
●タイヤサイズ(前後ともに):4.00-5
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【歴代モンキー大図鑑】「フルモデルチェンジした2代目モンキー」HONDA MONKEY Z50A(1969年)
より安全で扱いやすいオートバイへ8インチホイール採用で『大きく』進化
日本はもちろん、アメリカでも大人気となったZ50M。
その愛らしいスタイルを活かしながら、より安全で扱いやすいオートバイに進化させるためにフルモデルチェンジ、1969年にデビューしたのがZ50A。
5インチという小径ホイールを8インチにまで大径化、やや車体が大柄に。
さらに前後リジッドだったサスも、フロントフォークのみスプリングを装着。リアブレーキもペダルから左レバー操作に。
●エンジン形式:空冷4ストロークOHC単気筒
●最高出力:2.6PS/7000rpm
●最大トルク:0.3kg-m/5000rpm
●車両重量:...
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【RG-Γ伝】Vol.6「レプリカブームを牽引した250ガンマの最終型」RG250Γ SP(VJ23A)-1996〜1999- 〜当時の貴重な資料で振り返る栄光のガンマ達〜
この分野に対するスズキの強いこだわりを感じさせた250ccГの最終型
話題と販売の双方で我が国のオートバイ市場を牽引してきた250㏄レーサーレプリカだったが、嗜好の変化や規制の強化などから1990年代中盤になると勢いが衰え、ホンダとヤマハは細かな仕様の見直しやカラー変更のみで年式を重ねていった。
そんな状況にあってスズキは、まさかの全面刷新を敢行。1996年のことである。日本において、250㏄を超える2サイクルモデルは1999年で販売をほぼ終えたから、これは大英断だったといえる。
すべてが新設計され、エンジンはワークスレーサーと同じ70度にシリンダー角を変更。車体ではフレームを刷新、湾曲...
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【RG-Γ伝】Vol.5「初代RG250Γから僅か2年で大幅に進化した"V"ガンマ」RG250Γ(VJ22A)-1990- 〜当時の貴重な資料で振り返る栄光のガンマ達〜
前後足まわりやフレームを刷新、右2本出しの排気系が目を引く1990年型
RGV250Γ(VJ22A)1990〜1993
初代RGV250Гが登場してから2年後となる1990年型において、大幅な改良を実施。当時の開発サイクルは非常に短く、他メーカーも1988年とは異なるモデルを市場に投入していた。3型となる新しい"ブイガンマ"は、VJ22Aに型式が変化、機種記号の末尾に付くアルファベットはLとなった。
より高次元にエンジンを電子制御するSAPC:スズキ・アドバンスド・パワー・コントロールや、排気タイミングを細密にコントロールするAETCⅡ:オートマチック・エグゾースト・タイミング・コントロ...