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JUN Spl. GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)軽量化と整備で好調を維持する純正スタイル油冷1100【Heritage&Legends】
頼れるプロによる作業を生かして12万km超えも快調
スラント(slant。斜めや傾きという意味があり、やや後傾したフロントカウル形状を指す)カウルも特徴的な油冷1991年型がベースのGSX-R1100(M)。オーナーのJUNさんはその現役時からもう30年、この車両に乗り続けている。ただ、見ても分かると思うがそんなに長く乗ったとは思わせないほどに状態は良く、エンジン音も軽やか。それはまず、「軽量化&純正風カスタム」というテーマを崩さずに手を入れたことにありそうだ。
JUNさんの元々の地元・九州時代にはオートポリスでの走行会もこなし、そこである時に転倒したことからカウルはクレバーウルフ製に変...
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OGURA Spl. GSX-R1000(スズキ GSX-R1000)徐々に手を入れて2005年ヨシムラ8耐車を再現する【Heritage&Legends】
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細部の処理と社外のパーツにも工夫を巡らせる
オーナー・小倉さんが2005年型K5を購入後、翌2006年のヨシムラ8耐車(渡辺 篤/加賀山就臣/青木宣篤)の仕様で仕立てたというGSX-R1000。作業はブライトロジックで行われていると聞けば、一気にこの形になったか……と思いそうだが、小倉さんはブレーキまわりから手を付け、その後、排気系や足まわりへと、カスタム化を何年もかけて徐々に進めていったとのこと。もちろん、そんな進め方もカスタムの楽しみだと、カスタムファンなら誰もが理解しているはずだ。作業を...
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エムテックレボリューション GSX-R750(スズキ GSX-R750)新車から30年のオーナー車の各部に理に適った手法を施す【Heritage&Legends】
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レストア要素も含めつつパッケージとして底上げを図る
「当時新車で買われた車両で、そこからずっと乗られているオーナーさんのものなんです。最初は“ハンドルを上げたい”と入庫して、そこから車体や足まわりに手を入れて、合わせてリフレッシュも行っています。今回はエンジンオーバーホールとともに、かつて当店で以前作ったオリジナル鍛造ピストンキットの最後の1セットを組みました。WPC加工やDLC(ダイヤモンドライクコーティング)など、できる限りの表面処理を行っています。エンジン外観も当時の純正色と同等のガンコ...