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GPZ900Rニンジャのエンジンはやるなら極力早め! 補機類や周辺パーツにも配慮を|トレーディングガレージ ナカガワ【Heritage&Legends】
安心して乗れるエンジンを目指し、出力を向上しつつ耐久性も高めるチューニングを行ってきたトレーディングガレージ ナカガワ。純正パーツの減少にも極力対応できるよう、エンジン内部パーツにも有効なR-Shot#M処理も加えてからも5年近く経つ。だが今、補機類や周辺パーツにもパーツ減少の波が及び、そこにも注意してほしいという。何が今できるのか、耳を傾けてみよう。※本企画はHeritage&Legends 2024年2月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ACサンクチュアリー GPZ900R(カワサキ GPZ900R)コンプリートを良好な車両と捉えリメイク&整備を行う【Heritage&Legends】
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17インチ化済みの良好な車両という解釈でスタート
ACサンクチュアリーが手がけるコンプリートカスタム、RCM(Radical Construction Manufacture)。空冷ZやCB-F、カタナにNinjaといった’70〜’80年代車両をベースとして、現代の17インチタイヤを履いて楽しめることをベースに作られる。各モデルに対して行う作業もしっかりメニュー化されている。いずれも絶版車になっているため中古車両を探すことまたは持ち込みというところがスタートになるのだが、時が過ぎるのに合わせ...
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トレーディングガレージ ナカガワ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)1024cc化後20年、2度のO/Hと+R-Shot#Mで好調を維持【Heritage&Legends】
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パーツ事情に配慮しながら長寿化を狙う処理を推奨
この’24年で開店から30周年。主力をエンジンチューニングに置き、ニンジャ=GPZ900R系はその中心となっているトレーディングガレージ ナカガワ(TGナカガワ)。この車両は同店開店以来の付き合いがあるお客さんのものだという。それを最近撮影したものだ。
構成パーツからは車両の製作時期も推測できるが、手入れの行き届いているきれいな姿からは、前後17インチ化ほか細部にまで手が入っていることも分かり、それが楽しまれ続けているとも分かる。
エンジンにも...
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MCジェンマ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)ピボット位置変更で乗りやすさを増す“JCG-N”フレーム【Heritage&Legends】
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フレーム加工でイージーさを、エンジンで自在感を増す
GPZ900R/ニンジャを現代化するというアプローチ。多くの手法が確立されているが、車体側では前後に現代標準の17インチラジアルタイヤを履くことが最大の目的と言っていいだろう。特性やブランドでタイヤが選びやすいし、常に新しいものがある。そのためにニンジャを17インチ向けディメンションにする。ステアリングステム変更によるフォークオフセット/トレール量の適正化や車体姿勢の適正セッティングはもはや当然のメニューとなっている。
ここにMCジェンマは...
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ACサンクチュアリー GPZ900R(カワサキ GPZ900R)スープアップエンジンで楽しむフォーミュラパッケージ【Heritage&Legends】
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エンジン換装と17インチ適合車体の利点を理解して依頼
「久々のRCM Ninjaフォーミュラパッケージとなりました」と、ACサンクチュアリーの中村さんが言うNinja。RCMは同店のコンプリートカスタム(Radical Construction Manufacture)。「RCM Ninjaフォーミュラパッケージ」とは、前後17インチの現代タイヤを履き、各部をアップデートしつつGPZ900Rエンジンを積む「RCM NinjaニューType-R」に対し、GPZ1100やZRX1100/1200...
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2024年はGPZ900Rデビュー40周年記念! 著名コンストラクターに聞く“過去・現在・未来”|前編【Heritage&Legends】
「2024年はGPZ900Rがデビューして40周年の節目。せっかくの機会だからアフターマーケットの皆で集まり、なにかできないか?」そんなテーマをもって集まった、ブルドッカータゴス・田子敏幸、トレーディングガレージナカガワ・中川和彦、MCジェンマ・石田道彦の3氏。それぞれのニンジャに関わる発端と現状、そして未来への思いを聞いた。その前編をお送りしよう。※本企画はHeritage&Legends 2024年2月号に掲載された記事を再編集したものです。
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トレーディングガレージ ナカガワ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)足まわりもエンジンも手を入れた上で今後の伸びしろも【Heritage&Legends】
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信頼の置けるエンジンに今後の延命とスムーズさを追加
「17~18年ほどお付き合いのあるお客さんの車両で、本当に乗りやすいんですよ」。トレーディングガレージナカガワ(TGN)の中川さんがこう言うニンジャ。作りも、経緯も気になってくる。
「元々1度カスタムをされていた車両でしたが、最初に来店された時にウイリースイングアームを組んだり足まわりを作り直したりして、全体をセットアップしました。車体側の仕様は以後、それを引き継いでいます。エンジンは最初1050cc仕様でした。今は2基目になっていて、当社...
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ACサンクチュアリー GPZ900R(カワサキ GPZ900R)確実な作りに好みのパーツ選択も加えるコンプリート【Heritage&Legends】
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今入手できるニンジャのひとつの基準にも捉えられる
2024年の今、GPZ900R=ニンジャを手に入れてカスタムして楽しみたい。2003年の生産終了からも時間が経っているから、まずは中古の良質なものを探すことが頭に浮かぶ。だが、入手以後の整備や、この項を読んでいる人なら当然のように考えるだろうカスタムのことを考えれば、ニンジャに強い、あるいは実績があるといったショップ選びが欠かせない。その両方の要素を、車両提供という形で実現したのがACサンクチュアリー。そしてその車両は、同店が手がけるコンプリ...
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ブルドッカータゴス GPZ900R(カワサキ GPZ900R)ニンジャ=オールマイティという捉え方を伸ばす見本車【Heritage&Legends】
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万能型を地で行く気楽さと疲れない仕様を盛り込んだ楽しさ
普段使いにもロングツーリングにも、サーキットにも。いろいろな使い方が出来る上にそれらに応じた作り込みが出来て、その変わり方も楽しめる。ニンジャ=GPZ900Rのそんな、万能型/オールマイティと言える素性や楽しさをきちんと引き出して、それをもっと知ってもらいたいとブルドッカータゴスの田子さんは言う。
この車両は田子さん自身のニンジャだが、前述のような同店のスタンス/考えをそのまま反映して作られた車両だ。疲れないし、何にでも使えてしまう仕様...