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ACサンクチュアリーZ1000Mk.Ⅱ(カワサキZ1000Mk.Ⅱ)変化するZ周辺環境に適応し続けるコンプリート【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
減っていくベース車にも技術進化で対応
「この車両(RCM-506)、オーナーさんは20代と若い方。じつはお父さんがRCM(リアル・コンプリート・マシン。ACサンクチュアリーが手がけるフルオーダーメイドの17インチ・コンプリートカスタム車)のZ1を持ってらして、それを見て自分も、とオーダーされたんですよ」(ACサンクチュアリー/代表・中村さん)というMk.Ⅱ。見本となったRCM・Z1同様に17インチ仕立てで、その上で各部パーツやそのカラーをクール目にチョイスしているのが印象的な1台となっている。
ところで同店コンプリートカスタム...
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ACサンクチュアリーRCM USA A16R(RCM USA A16R-002)オリジナルフレーム車を元にさらにカスタム!【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
スタートエディションからカスタムを重ねられる
17インチ化したカワサキZ用に、最適なディメンションを持たせたフレーム“1R9S”をアメリカRCM USA社が製作。そこにフルリビルドのKZ1000エンジンとフューエルインジェクション、現代の17インチ足まわりを組み合わせた完成車(A16スタートエディション)をACサンクチュアリーが輸入した後にカスタム化を図ったのが、“RCM USA A16”だ。
「今は005のカスタム化が進行中で、ひと桁台は006がまだあります。ですから、全30台(001~030)のうち、残り22台です(取材当...
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ACサンクチュアリーZ1(カワサキZ1)完成車を元に大幅リニューアルを行ったZ1改【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
時代の先端を採り入れつつ進化を重ねる
RCM=リアル・コンプリート・マシンというコンプリートカスタム車製作を行ってきたACサンクチュアリー。そのRCMは突然現れたのでなく、2000年の同店開店前から代表の中村さんが温めていた、カワサキZの17インチ・ワイドホイール化のためのカスタムを徐々に集約し、コンプリート車という形にしたものだった。
以来20年で550台超。内訳はZ系が圧倒的に多いのだが、その年数と台数からは、当然次の進化を求めるユーザーもいたのではないかと思える。
「実際その通りで、RCMの中でも、リメイクされる例は割と...
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ACサンクチュアリーZ1(カワサキZ1)時代に応じて進化するカスタムコンプリート【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
細かい部分のカスタムやアレンジも可能なRCM
ACサンクチュアリーは中止となった2020年春の東京モーターサイクルショーに2台の車両を出展予定だった(大手パーツメーカーのデイトナ・ブースに展示を予定していた)。1台はオリジナルフレームのA16R Zレーサー3号機。そしてもう1台は、このZ1だ。もちろん、サンクチュアリーによるZだから、同店カスタムコンプ...
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ACサンクチュアリー Z RACERⅢ(RCM-USA A16)空冷Z最強・最速に挑戦するTOTレーサー【Heritage&Legends】
角Zエンジン+FIを17インチ用独自フレームに搭載
ACサンクチュアリーが手がけるオーダーコンプリートカスタム、RCM(リアル・コンプリート・マシン)。
その多くがカワサキ空冷Z系であることから、「空冷Zはどこまでのポテンシャルを秘めているか」と旧車やカスタムファンの抱く期待を確かめたい。そして、車両にも大きな負担がかかるレースという場で何が起こるかを確認し、その結果を車両製作やパーツの開発・製作に反映したい。こうした観点からサンクチュアリーはZレーサー1号機、2号機、New1号機という3台によって、2002年からかなりの期間、TOT=テイスト・オブ・ツクバへの参戦も行ってきた。
そして...
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ACサンクチュアリーZ1(カワサキZ1)自分仕様のZ1カスタムをコンプリートで具体化【Heritage&Legends】
17インチカスタムZを望むオーナーの理想型
カワサキZ900RSのルーツでもある元祖4ストDOHC4気筒スポーツモデル、Zシリーズ。今でもその人気は衰えるところを知らない。楽しみ方にもノーマル派とカスタム派とがあるが、どちらにしても登場から50年近くを経ることもあって、何らかの手を入れることは必須だし、車両価格自体も高騰したままという状況が続いている。
カスタム派にも、ベース車の状態が出来るだけ良いことが以後の費用や手間を考えてもいい結果につながる。あとからの手直しの確率が下げられるし、そもそも手を入れる時の作業を増やさずに済む。ただ、状態のいいものは高いし、そこからカスタム化をするには...
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ACサンクチュアリーRCM USA A16-003/1台1台がまったく異なる表情を持つ限定車“A16”#Heritage&Legends
17インチ最適化したハードにオリジナリティを盛り込む
アメリカ・カリフォルニアのRadical Construction Manufacture USA Inc.(RCM USA)社でオリジナルフレーム+1045cc仕様のカワサキZ系エンジン+FIのコンプリート車を30台限定で製作。
これを日本のACサンクチュアリーで各部モディファイを行うという形で作られるコンプリート新車の「RCM USA A16」。
簡素とも言えるスタートエディションが基本となっていて、そこから各オーナーが好きなスタイルや各部パーツを選んで換装もしくは追加し、それぞれをほぼオリジナルの状態にまで仕立てる車両でもある。...