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ケイファクトリー ゼファー1100(カワサキZEPHYR1100)往年のレーサーの雰囲気を今のストリートで楽しむ!【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
空冷4発×キャブでこそ味わえる醍醐味を内包
バイクの基本的な形と言えるネイキッド。それは1989年のカワサキ・ゼファー(400)、’90年のゼファー750、’93年のゼファー1100というゼファーシリーズのラインナップ完成とともに、はっきりとこうカテゴライズされた。エンジンも吸排気系もツインのリヤサスも外から見えていて、バイクらしさを表現する。丸目ヘッ...
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カワサキ「ゼファー」シリーズを解説! ゼファー400/750/1100が巻き起こしたネイキッドブーム【バイクの歴史】
カワサキ「ゼファー」シリーズの歴史
オートバイ本来の愉しさに原点回帰したネイキッド
ゼファー(400)の誕生当時には誰もが疑問符をつけた。「性能至上主義」、レーサーレプリカ一辺倒の流れこそ否定され始めてはいたものの、それに代わって時代をリードするオートバイは、何らかの新しいメッセージやコンセプトを持っていなければならないはずだった。
ゼファーは何も持っていなかった。正しくは、カワサキが、あえて何も持たせなかった。オートバイの機能としてあるべきものだけがそこにあり、不要なもの、特別なものは何ひとつない。確かに当時のライダーには、46PSに鉄フレームのゼファーは、一見なんの刺激もない退屈なモ...
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しゃぼん玉ZEPHYR1100(カワサキZEPHYR1100)吟味したパーツを軸にする2020年版ゼファー【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
ひと手間加えたパーツを効果的に配する
「この車両は元々、カワサキ・ゼファー1100を持っていたお客さんに、当店に展示していたデモ用のフレームとエンジンをそれぞれ購入していただいたものです。フレームはリフレッシュ後に前後17インチに適したディメンションで作ってありましたし、エンジンもオーバーサイズピストンを組んでました。
ステアリングやピボットまわりのベアリング、付随するカラー類もすべて新品に一新、そこから各種のパーツ群を組んで仕立てたものなんですよ」と、しゃぼん玉の滝川さんが言うゼファー1100。なるほど、各部がカスタムらしい...
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ケイファクトリーZEPHYR1100(カワサキZEPHYR1100)市販パーツからできあがった流麗デモ車両【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
通常とは逆構成?! がハマったまとまり感
カワサキ・ゼファー1100をベースにケイファクトリーが作ったカスタムマシン。サスやホイールを変更して前後17インチ化、その上でフルチタンマフラーやフロントフォークの色味を揃えて…と思いきや、製作者であるケイファクトリーの代表・桑原さんの答えはけっこう意外だった。
「削り出しのライディングステップやエンジンカバー...
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サンクチュアリー・アビリティZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)見た目は控えめに。機能面を重視した実力派【Heritage&Legends】
必要に応じて進められる各パートの仕様変更
イエローボールカラーが施された外装やサイドカバーのZEPHYR1100ロゴから、カワサキ・ゼファーの最終年となる2006年型と分かる1100のカスタム。それら外装や、エキセントリックチェーンアジャスターを持ったスイングアームこそノーマルながら、前後サスペンションを初めとした大物機能パーツは換装され、秘めた戦闘力と言うか機能性と言うかが漂ってくる。
この車両を手がけたサンクチュアリー・アビリティの代表、菅原さんによればそれは当たりです、と。続けてこう説明してくれた。
「コンセプトとしてはその通りに、見た目はできるだけ控えめにする。ですけどオーナーさ...
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ドレミコレクションZEPHYR1100“Z2 Style”(カワサキZEPHYR1100)Zに比肩するゼファー1100コスプレ改【Heritage&Legends】
自分のバイクをより楽しい存在にしてくれる!?
バイク・カスタムにおいては、ペイントこそポピュラーな手法だが、外装を別のバイクのものにするという手法はマイナーでもあった。
「このバイクが好きだからこのバイクの形」と考えるのが当たり前で、そこを変えるという発想がなかった。あるいは、ごく一部のカスタムファンが、ベースバイクを分からないようにしてしまうという手法で使っていた程度だった。
それを逆手に取って表舞台に出し、積極的に外装を換えて楽しんでしまおうという手法にしたのが、ドレミコレクションの外装キットだ。
【同様手法によるゼファー750“Z2 Style”の記事はこちら】
そしてこのゼファー...
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バグース! ZEPHYR1100(カワサキZEPHYR1100)信頼できるショップで自分仕様を実現 #Heritage&Legends
ストリートに走行会に楽しめる仕様を作り込む
「このカワサキ・ゼファー1100は元々オーナーさんが中古で購入してご自分で手を入れていたんですが、ある時に点火プラグのターミナルがエンジン内部に落ちてしまって、それがどうしても取れなくてと来店されたんです」。バグースモーターサイクルの代表、土屋さんがこう言うこの車両、とても元々が中古だったと思えないほどの美しさ。さらに軽快感とシャープ感を持ち合わせている。
「シリンダーヘッドを外さないとターミナルが取れなかったのでエンジンを開けて取ることにしたんですが、どうせ開けるのならオーバーホール、それでエンジンを降ろすのならフレームもエンジン外観も塗装し...