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写真で振り返る! “ケルンの衝撃”を生んだプロトタイプとカタナたち『SUZUKI GSX1100S KATANA』#RIDE
1980年のケルンショーで発表された衝撃の一台
優れた性能を持ちながら、デザインがいささか野暮ったいと評されていたGSX1100E。
スズキは、来たるべき80年代のフラッグシップモデルのデザインをターゲットデザイン社に託すことを決定した。
その時のターゲットデザイン社の渉外担当だったのが、かの有名なハンス・A・ムートだ。
わずか半年あまりでプロトタイプは完成。80年夏、当時の西ドイツで開催されたケルンショーで発表されたGSX1100S・KATANAプロトタイプ。
それまで見たことがない斬新なデザインと、日本刀をイメージさせる直接的なネーミングとカラーリングで登場した。
ショー会場では人だ...
ライター
レア写真で振り返る! 名車の40年、蘇るカタナ伝説「SUZUKI GSX1100S KATANA」
80年代のフラッグシップとして生まれたカタナ
GS1000の後継機であるGSX1100Eが当時最強スペックを搭載しつつも、その野暮ったいデザインで人気を獲得できずにいたが、既にスズキは80年代の新たなフラッグシップモデルを生み出すべく、デザインをターゲットデザインに託すことを決定していた。
発売当時世界最高の111PSをマークしたエンジンを搭載していた1100カタナであったが、81〜82年頃というのは、日本のオートバイがどんどん性能向上を果たしていた時代だ。
カウリングが認可され、アルミフレームもラジアルタイヤも実用化されようとしていた。
82年暮れには、ホンダが水冷V4のVF750Fを...
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峠道でこそ輝く!? 新型「KATANA」試乗インプレッション!
短く低く、そして軽いNewカタナ!
スズキの「カタナ」というブランドは、今なお世界中にファンを擁するストリートモデルのレジェンドだ。デビュー当時、他に類を見ない個性的なスタイルと、最高レベルの性能を誇っていたスズキのスポーツモデルをベースにした車体構成で、当時の若者の度肝を抜くには十分すぎるインパクトだった。
そして、2019年。カタナはかつてのテイストを少しだけ残した外観デザインを与えられ、全てをリニューアルして市場に甦った。それが今回日本で初披露された、この新型KATANAだ。
このKATANA、骨格やエンジンの原点はGSX-R1000になる。直接的なベースはGSX-S1000だが、...
ライター
新型KATANAの走行映像で、走りと音を体感しよう!
ワールドワイド・プレス・ローンチの様子も続々とアップされています!
スズキの公式YouTubeチャンネル「SUZUKI Way of Life!」では、すでに新型KATANAに関するさまざまな映像が公開されています。
2018年に世界初公開されたインターモトの映像から始まり、先月京都で行なわれた世界プレス試乗会まで、とにかくたくさんの動画がアップされています。
数ある映像の中から、おすすめ動画を4本厳選しましたので、どうぞご覧ください!
こちらは2018年10月に公開されたPVです!(1分58秒)
「これぞニッポン!」と思える世界観です。
青木宣篤氏による走行シーン&インプレッション...
ライター
月刊『オートバイ』最新号は4月1日発売!! スズキKATANA VS カワサキZの新世代対決をお見逃しなく!
新たな時代を切り開く2台のマシンを徹底解説!
『オートバイ』最新号が全国の書店及びオンラインストアで発売開始しました!
巻頭特集は、いまもっともホットな話題でしょう。スズキ新型KATANAです!
直接のライバル車となるであろうカワサキ「Z900RS」との対決企画も行ないました!
KATANAは、インプレから細部カットの掲載はもちろん、開発者インタビューまで行ない、徹底的に解説。深く知りたい方におすすめの内容です。
続いて第二特集。
3月は新型車の発表&発売ラッシュでした。東京モーターサイクルショー2019で初公開されたモデルを中心に最新機種を詳しくご紹介しております。
そして、ツーリング...
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GSX1100S KATANA SLとH2Rの再発売が決定
AOSHIMAの「1/12 完成品バイク」人気の2車種
AOSHIMAの人気バイク完成モデル「1/12 完成品バイク」シリーズの「GSX1100S KATANA SL」と「Ninja H2R」が2019年5月に再生産される。どちらも人気の塗装組立て済みダイキャスト完成品モデルでサスペンションが可動するなど、リアルな魅力あるモデルだ。
【製品名】
・1/12 完成品バイク SUZUKI GSX1100S KATANA SL(銀)
・予価:2700円(税抜)
・1/12 完成品バイク KAWASAKI Ninja H2R
・予価:2500円(税抜)
【製品情報】
・塗装組立て済み完成品モデル...
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ついに新型KATANAが日本初公開! 場所は大阪&東京モーターサイクルショー2019です!
今年のスズキブースは混雑必至、話題沸騰まちがいなし!
スズキが新型「KATANA」(カタナ)の日本初公開日を発表しました!
待ち望んていた人も多いでしょう。その晴れ舞台は、これ以上ふさわしい場所はございません。
3月の大阪&東京のモーターサイクルショーです!
厳密には、先に開催される大阪モーターサイクルショーの初日、3月15日(金)が国内初お披露目となります。
扱いはまだ「参考出品」の状態で、詳細情報や価格、発売日が発表されることはなさそうですが、何が起こるかは分かりませんよ。
また、新型KATANAの発表を記念し、1980年から始まる「KATANA」の歴史や魅力を紹介するブースになると...
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たぐいまれな造形の存在感は35年経った今も健在【1981年SUZUKI GSX1100S KATANA [SZ] 】
ホンダCBとカワサキZを性能だけでなく上回るもの
それは、スズキの「世界への挑戦」だった。69年にホンダCB750FOURが口火を切った日本の4ストロークビッグバイクヒストリーには、72年にカワサキZ1が、そしてスズキも遅ればせながら76年にGS750で登場することになる。
この頃、ホンダはすでに第2世代のビッグバイク、CB750Fをリリースし、時代は80年代に突入しようとしていた。
スズキも第2世代のGSX1100Eを80年に発表。しかし、ホンダもカワサキも超える1100㏄の排気量をもってしても、たとえそれが性能で上回っても、この2強の牙城を崩すには至らなかったのだ。
必要だったもの、...
ライター
40年近い時を経て蘇る「ケルンの衝撃」『SUZUKI KATANA』#2019 NEW INTERMOTO2019
衝撃的なデビューを飾った1980年の衝撃が再び!
時は1980年。
ドイツ・ケルンで開催されるモーターショーが、まだインターモトではなく「IFMAショー」と呼ばれていた時代。
スズキブースに大きな話題を呼ぶ1台のバイクが展示された。
美しい曲線美を見せる、張りのあるタンクと、そこからつながってフロントノーズにかけて鋭くなっていく、シャープなフロントカウルは、日本刀の切っ先をイメージしたもの。
そして、ライダーを迎えるかのように窪んだ濃紺のシートと、グレーに彩られたタンデムシートは、まるで日本刀の束のよう。
誰もが見たことのないカタチ。
「カタナ」と名付けられたそのバイクを、ギャラリーたち...