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【昭和56年 SUZUKI GSX 1100 S KATANA】オートバイに「デザイン」を持ち込んだ昭和名車御三家の異端児【昭和vs平成 名車烈伝】
幾多の名車・ヴィンテージが生まれた昭和と
技術革新でオートバイが急速に進化を遂げた平成。
しかし、もうすぐ新元号。新しい時代に突入する前に
歴史に残る名車烈伝をお送りします。
いつまでも忘れない、今でも乗りたい珠玉の名車たち。
性能は超えられても衝撃は色あせない
ナナハンから9年、Zから5年。4気筒化の遅かったヤマハには2年先んじたが、スズキが4ストビッグバイクを発売したのは、ほぼ国産メーカー最後発だった。
そのためにスズキが目指したのは、先行するライバルよりも頑丈なエンジン、軽快なハンドリング。結果、昭和51年11月に発売された初の4サイクル4気筒750㏄、GS750は一定の評価を得て...
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【SUZUKI KATANA】スズキの「新たなる伝説」を飾る1台【ベストヒット番付2019】
2018年のビッグニュースと聞いて、このバイクのデビューを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。初代登場から38年、いま再び歴史の新たなる1ページを紡ごうとしている、新型カタナである。本誌執筆陣のカタナに対する思いを見てみよう。
SPECIFICATION
全長x全幅×全高 2125x830x1110㎜
ホイールベース 1460㎜
シート高 825㎜
最低地上高 140㎜
車両重量 215㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量 999㏄
ボア×ストローク 73.4x59㎜
圧縮比 12.2
最高出力 149.6PS/10000rpm
最大トルク 11.0kg-...
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【INTERMOT 2018】☆動画アリ☆じっくり見せます、新型カタナ! PART1. 「ケルンの衝撃、再び」
インターモト2018 最大の目玉は
40年近い時を経て、再びケルンに現れた
公開と同時に、世界中がこのニュースに沸き立っています。
スズキがついに公開した、新型カタナ。
1980年のケルンショーでセンセーショナルなデビューを果たし、
「ケルンの衝撃」と呼ばれた初代カタナから40年近い時を経て、
新世代のカタナが、再びケルンの地で産声を上げたのです。
さまざまな写真、情報が駆け巡っているところですが、
まずは現地ショー会場で撮影してきた写真を見ながら、
会場の雰囲気、そして新しいカタナの魅力を
じっくりご覧ください!
きっかけは昨年のEICMAに登場した
コンセプトモデル「カタナ3.0」
...
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【INTERMOT 2018】ドイツで開催中の「インターモト」で、 ついに新型「KATANA(カタナ)」が姿を現す!
エンジンはGSX-R1000がベース!
縦型2灯LEDヘッドライトや、3段階のトラクションコントロール、ブレンボ製のラジアルマウントフロントブレーキキャリパーを装備するなど、生まれ変わった「KATANA(カタナ)」が、現在ドイツで開催中のインターモトで発表されました!
ただいま現地で取材中のスタッフが鋭意取材中、続報にご期待ください!
主要諸元
* 全長2,125mm×全幅830mm×全高1,110mm
* ホイールベース 1,460mm
* 装備重量 215kg
* エンジン型式 999cm3
水冷4サイクル直列4気筒エンジン
* 最高出力 110kW/10,000rpm
* 最大トル...
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『西部警察FANBOOK~マシンアルバム』、絶賛好評発売中! 〜ポッポこと、舘ひろし駆るブラック・カタナを覚えているか? File02●GSX1100X KATANA-R
1979年10月から1984年10月まで、テレビ朝日系で放映されたポリス・アクション・ドラマの金字塔「西部警察」。初回放映から40年近く経った今でも熱烈なファンを持つ刑事ドラマだ。その人気の理由のひとつが、劇中に登場した西部警察マシンたち。マシンXやスーパーZ、RS-1など、80年代初頭の日産の人気マシンをモディファイしたスペシャル・マシンを覚えている人も多いと思うが、オートバイでもスズキのカタナをベースに架装した「GSX1100X KATANA」とその進化形「KATANA-R」も強烈なインパクトを放っていた。
File●01の通称“ブラック・カタナ”に続いては、シリーズのパート3終盤に...