ライター
図解で分かる! 2ストロークエンジン 4つの基本形式|軽量&シンプル&高効率な特性を今後も楽しむために知っておきたいこと
部品点数が少なくて済むことから来るコンパクトさと軽さ、シンプルさ。4ストロークのクランクシャフト2回転ごとの半分、1回転ごとに燃焼行程があることから来る高効率。一部競技車用を除き、21世紀の今では新型が手に入らなくなった2ストロークエンジン搭載車だが、多くの再生・延命手法が現れ、さらに新たな考えによって、エンジン=内燃機関の行く先にも次の展開が起こるきっかけを作りそうだ。そのためには、現存する2ストロークエンジンを今どう扱っていくかが、カギになる。まずは2ストロークエンジンの4つの基本形式を確認してみよう。※本企画はHeritage&Legends 2021年10月号に掲載された記事を再...
ライター
TOKOI SPL. RZV500R(ヤマハ RZV500R)1984年の平 忠彦YZR500を市販V4モデルで追い求める【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
レーサーとカスタムの中間的に車両を楽しんでいく
レーサーレプリカブームが一気に膨らんだ1980年代。その象徴のひとつと言えるのが、“リアルWGP500レプリカ”の市販化だった。世界GPを走る2ストローク500ccマシンを排気量も気筒数もレプリカし、ストリートへと再現してほしい。そう望むユーザーとそれに応えるようにして、車両メーカーもいくつかのモデルを送り出した。ヤマハRZV500RはYZR500のレプリカとして。スズキRG500ΓはRGΓのレプリカとして。RG400ΓやホンダNS400R(3...
ライター
アメリカンドリーム Z1(カワサキ Z1)再カスタムに向け改めて車両を用意しフルに手を入れる【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
今後の使い方も見越した仕様設定やパーツ使いにも注目
「元々18インチカスタムのZに乗っておられたお客さんが、オーバーホールタイミングが来たのでそれに合わせて17インチホイール化して当店のカフェレーサーカウルを付けたいと希望されました。全面的に作り直しのような作業になりますから、それなら新しく車両を仕立てた方が早いですね、と元の車両は下取りして、新作したものです」
アメリカンドリームの松田さんが概要を言うこのZ。製作に当たってはフィーリングの確認のためにオーナーに松田さん所有の17インチカスタ...
ライター
RAINEY HIRφ SPL. TZR250R SP(ヤマハ TZR250R SP)レイニー最高の輝きを投影した'93日本GPレプリカ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
歴代TZRを乗り継いできて残した1台を維持する
「元々TZR250シリーズは好きで、初代1KTから乗って、後方排気もV型もと全型式を揃えていた時期もあったんです。でもいろいろ整理することになって、それで残したのがこの3XV。SP仕様を元に友達の作業ガレージで手を入れていって、ここまで仕上げました。この友達が器用で、いろいろ細かいことまでやってくれたんです」
こう言うのは、1990年代初頭のWGP500、マールボロ・チーム・ロバーツカラーで仕上げられたTZR250R SPのオーナー、RAINE...
ライター
ブライトロジック GS1000(スズキ GS1000)第1回鈴鹿8耐優勝のヨシムラGSを再現する実走車【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
当時から変わらない機能性も軸に置いたひとつ
1970年代末のAMAスーパーバイクと欧州耐久選手権。前者は市販車ベースに多くのモディファイを行ったカワサキZとヨシムラスズキGS、後者はプロトタイプレーサーのホンダRCBが席巻。その両者が初めて激突したと言えるのが、1978年の第1回鈴鹿8時間耐久ロードレースだ。
当初、欧州で常勝を誇ったRCBによる凱旋レースと言われたこの場に、ヨシムラはAMAスーパーバイク用GS1000を持ち込んだ。結果は#2ウエス・クーリー/マイク・ボールドウィン組GS10...
ライター
T.T.Rモータース APE(ホンダ エイプ)限定仕様のFBBを彷彿させるプライベートカスタム【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
熱意も伝わるハーフカウル仕様レプリカ
多くのカスタムや中古車を扱うT.T.Rモータース。中でもCB-FシリーズやCB1100R、インライン6のCBX(1000)は得意分野と言える。これらについての対策部品や利便性の高いカスタムパーツも送り出しているし、復調のためのノウハウも数多く持っている。
このところはエンジンパーツやキャブレターにオリジナルの洗浄システムRECSで対応したり、各種の機能塗装も充実させている。耐熱・耐候性の高いガンコート塗装のカラーラインナップを豊富にしたり、CB-F/R純...
ライター
ブルドック Z1000Mk.II(カワサキ Z1000Mk.II)6速やJ系ヘッドに200幅タイヤも取り込む最新スペック車【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
性能復帰以上を狙うオリジナルパーツで維持性も高める
Z1〜Mk.IIの後継となるZ1000J系。メーカー・カワサキがチューニングを進めたそのシリンダーヘッドに置換してさらにツインプラグ化し、1200ccの排気量やブルドックオリジナルの6速クロスミッションも備えたハイスペックバージョンとも言えるエンジンを積んだコンプリートカスタム、GT-MのMk.IIだ。
鍛造ピストンの使用や、Zに最適な手法と数値による内燃機加工。自社で行うことで作業のすべてを把握し、トラブルの元をなくすという手法はここでも...
ライター
MIURA SPL. ZRX1200DAEG(カワサキ ZRX1200ダエグ)ゴールドカラーを軸に細部の使い勝手まで個性を投入【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
Z40周年記念限定カラーのライムグリーンも生かす
どんなコンセプトを立ててどのような手順で進めていくか……。カスタムには重要な要素だ。合わせて、どんなベース車両を選ぶのかという要素が大事になるケースもある。オーナー三浦さんのこのZRX1200DAEGは、そのベース選びにもポイントがあった1台だ。三浦さんはハーフカウル車、そしてカワサキ車に乗りたかったという考えを持っていた。そこからDAEGが選ばれた。
手に入れた車体はきれいなメタリックライムグリーン(名称はゴールデンブレイズドグリーン)が施...
ライター
バイクプラザ・メカドック Z1000Mk.II(カワサキ Z1000Mk.II)発電・充電・点火に気を配り新しいパーツも正しく導入【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
ツインプラグヘッドエンジンに今流の18インチを合体
「この車両は元々同じ道内、旭川のタカサキさんでKYBフォークなどを使った、いわゆる18インチ仕様で作ったものでした。それをウチの社長(阿部さん)が手に入れて仕様を変えたんです。今流の足まわり、17インチホイール仕様で使うようなアイテムを使いながら、改めて18インチを履かせてみようって。ですからフロントフォークはφ43mmのナイトロンで、そのためにステアリングステムも換えました。リヤショックもナイトロン。リヤのブレーキキャリパーをゲイルスピー...