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ホンダ「NSR250R」[MC18]歴史解説|ライバルに先駆けコンピュータ制御を導入、今もマニア垂涎の「ハチハチ」(1988年)
ホンダ「NSR250R」[MC18]の特徴・歴史
より軽快なイメージにチェンジ ポテンシャルを向上した2代目
1987年、NSR250Rの投入で、ライバルのTZRと同じステージに立ったホンダの250cc2ストレプリカ。鈴鹿4時間耐久レースを頂点とするアマチュアレース人気もピークを迎えようとする中で、さらなるポテンシャルアップを狙い、翌88年には早くもフルモデルチェンジが実施された。
改良の目玉となったのは、一般市販二輪車としては世界初となるコンピュータ制御式PGMキャブレターの採用だ。
これはキャブレターのジェットニードル部分に通じる専用の空気通路を設け、エンジン回転数とスロットル開度に...
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ACサンクチュアリーZ1000Mk.II(カワサキZ1000Mk.II)コンプリートカスタムのO/Hに外観&内容リメイクで一新【Heritage&Legends】
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10年近く乗り続けた上に新しい機能を加える
ACサンクチュアリーによるコンプリートカスタム車、RCMとして作られたマークII。シリアルナンバーは265と、’22年春現在で600番台に届こうとする同シリーズでは比較的早い方に製作された車両になる。
「この車両は10年ほど前に製作したものなんです。それで265というナンバーが付いています。今回はエンジンのオーバーホールなど経年による傷みなどを直すことから、再チューニングや各部パーツのアップグレードを行いました。オーナーさんが考えていたシングルシー...
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ブルドックZ1(カワサキZ1)Z1のイメージは生かし内容は現代的にフルアップデート【Heritage&Legends】
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空冷Zという車両の魅力を大きく高めるGT-M
火の玉パターンのカラーリングや少し高い位置にあるヘッドライト、すっと伸びたテールカウル……。誰が見てもカワサキZ1と分かる姿をキープしながら、φ43mmインナーチューブと大径化したフロントフォークやリザーバータンク付きリヤショックにしっかりした角型のスイングアームを備える。
前後のカーボンフェンダー、鍛造ホイールやラジアルマウントのフロントキャリパー、加えて言うならマスターシリンダーも備えつつ、どこにも突出した感じやバランスが変なところはない。さ...
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モトレガシーGS1000(スズキGS1000)'80年代車両に合うデザインのオリジナル鋳造ホイール【Heritage&Legends】
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鋳造の利点も味わえるサクラスピードホイール
「エンジンはワイセコピストンで1078cc、カムはヨシムラ。吸排気はTMR-MJNに4-1集合の組み合わせです。車体はKYBフロントフォークにカタナ用スイングアーム+ハイパープロショック、ブレーキキャリパーはあえてのAPロッキードですね」
このように車両仕様を教えてくれるのは、モトレガシー/パワーコンプレックスの鈴木さん。若い頃にはGS750に乗っていたけれど、当時は国内で750ccオーバーモデルを手に入れるのは難しかった。それでずっと乗ってみたか...
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バイクプラザ・メカドックZ1R-II(カワサキZ1R-II)エンジンも車体も全バラ再構築で快走仕様に【Heritage&Legends】
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難点を見つけ出し、良好なパーツを使って一新する
メイクス・カフェレーサーとしてスマッシュヒットとなった、カワサキZ1-R。Z1000をベースに1977年にデビューしたモデルだ。そのZ1000がZ1000Mk.IIに進化したことや、Z1-Rで不評だった部分を受けて、ベースをMk.IIとして燃料タンク容量も13→20リットルに拡大、ホイールサイズも前後18インチから、ベース車同様の19/18インチとしたのがZ1R-IIだ。この車両はそんなZ1R-IIが元になっていて、メカドックに作業依頼で持ち込...