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ヤマハ WR250X「トレール車を生み出したヤマハ最後の高性能トレール車」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第20回(撮影2007年)
250ccバイクの歴史上においても、WR250シリーズは革新的だった
ゴーグルでの撮影を始める前はドップリとモトクロスの世界で写真を撮ってきた。オフロードバイクなのでマニアな話になるがあしからず。
2007年にハイパースポーツな4ストトレール車として、前21/後18インチのフルサイズオフロードタイヤを装着したWR250Rが発売された。
そして兄弟車であり前後17インチタイヤを履いたモタードバージョンが今回の写真のWR250X。
トレール車というのは公道用のオフロードバイク。WR250Rの登場以前は各メーカーに上級者むけのハードな2ストトレール車がラインナップされていた。いわばオフロードの...
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「スズキ KATANAラッピング列車 フォトコンテスト」がスタート! KATANA列車を撮って賞品をゲットしよう!
スズキのバイクに乗っている方は「スズキ賞」が狙えます。そのほかの方もラッピング列車を撮影する「天浜線賞」に挑戦できる!
2019年9月15日(日)に開催された「KATANA Meeting 2019」の同日、出発式が行なわれた天竜浜名湖鉄道のKATANAラッピング列車。この列車を被写体にしたフォトコンテストが2020年1月6日(月)から始まりました!
「KATANA Meeting 2019」の模様はこちらから
「KATANAミーティング2019」に参加してきました!【連載第22回】もっと上手くなりたい! 葉月美優のGSX250R RIDING DIARY - webオートバイ
初のス...
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ホンダ CB1100RS「新年の撮り初めは、ゴーグルとともに」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第19回(撮影2017年)
斜光を活かせるか。夕方から夜にかけての撮影
令和2年の新年ですが、寒風に負けずに走っていますか?
平成の頃はゴーグルの締め切りの都合で、お正月の年明け早々の撮影が毎年の恒例だった。東京近郊の道路は空いていて渋滞がないし、空気も綺麗で撮影に向いている。しかも毎年なぜか天候が良い。箱根駅伝のランナーとすれ違いながら移動して、なんて事もあった。
このCB1100RSもそんなお正月の都内で撮影したもの。
CB1100RSは現在でも大人気な空冷4気筒のビッグバイクCB1100シリーズの追加モデル。17インチタイヤやラジアルマウントブレーキキャリパーなどを採用し、スポーツライディングに振った追加モデ...
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2020日本レース写真家協会報道写真展「COMPETITION」が東京六本木で2020年1月に、名古屋で3月に開催
二輪・四輪モータースポーツシーンを堪能できる写真展
日本唯一のモータースポーツ写真家協会である『日本レース写真家協会』(略称JRPA)が、2020日本レース写真家協会報道写真展「COMPETITION」を開催することを発表しました。
日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』は、2019年度に会員が世界各地のサーキットで撮影した、二輪、四輪モータースポーツシーンの中から、選りすぐった渾身の一枚を組み合わせて展示。
勝者の歓喜、敗者の落胆、スタート前のコンセントレーション……など数々の人間ドラマにあふれた珠玉の作品群をお楽しみいただけます。
会場は東京六本木と名古屋の2カ所。...
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インディアン SCOUT「新しいスカウトを撮り、古き良き時代を知る」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第18回(撮影2015年)
ハーレーダビッドソンとは違う道をたどってきたインディアン
ときには全く知識のないバイクの写真を撮る事もある。インディアン「スカウト」はまさにその1台。とりあえず俺の方はスカウトのロー&ロングのスタイルに写欲が刺激され、撮影は始まった。
「インディアンはハーレーよりも歴史が古く……」そのくらいしか知らなかった。たしかに目の前にあるスカウトはクラシックな雰囲気を持っていた。しかし同時に2015年生まれにふさわしい新しさも持ったバイク。しかもそれは違和感なく程よくブレンドされている。
新しさとはギミックやデコレーションではなくアルミフレームや水冷DOHCエンジンなどで、聞けばその最高出力は10...
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ヤマハ MAJESTY「大人のためのビックスクーターを大人のために撮る」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第17回(撮影2007年・2008年)
新たなビッグスクーターブームへ向けて、ヤマハが方向転換の舵を切った三代目マジェスティ
2000年を前後してビッグスクーターのブームがあった。各メーカーともに250ccのスクーターがよく売れたが、中でもヤマハのマジェスティがヒット作だった。
今回の写真はそのマジェスティの2007年にフルモデルチェンジした3世代目の前期型。
ビッグスクーターは大人の乗り物として登場したのに、ブームとともにカスタム車が増殖。俺的にはヤマハが大人のライダーためのビッグスクーターを再提案したのが、この三代目マジェスティだと思っている。
今見ても各部の仕上がりが凝っている。高級乗用車を思わせる灯火類など、一歩抜きん...