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「Z vs XSR vs CB ライバル比較」 クルージング編
それぞれのキャラに合わせて快適さの「質」が違う
ネオクラシック、ビンテージ、レトロ…。何かとそうしたワードがつきまとう3台だが、先入観なしで見れば、どれも気負わずに乗れるベーシックなロードスポーツ。様々なレベルのライダーが、公道を常識的なペースで走ることを前提に作られている。
ピークパワーではなく、常用回転域でのスムーズさと力強さを重視したエンジン特性と、バンク角や前後タイヤに掛かる荷重量に影響されにくいハンドリング、上半身の前傾度や着座位置の自由度が大きいハンドル/シート形状、腰や膝への負担が少なく、ホールドしやすいステップ位置のライディングポジションも3台の共通点だ。
郊外や高速道路...
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「Z vs XSR vs CB ライバル比較」ワインディング編
素直なZ900RS、強烈なXSR900に重厚感を楽しめるCB1100RS
まず、3台とも今をときめく現行車なので、どれもしっかり「スポーツ」はできる。多少コースを選り好みするヤツもいるが、ちゃんと操れば素直なので、峠道が楽しい。流すような走りから、高回転域で回し続けて遊ぶことだってできる。ただ、甘かったり、塩味だったり、酸味がきいていたりと、個々のバイクで「味」が違うだけだ。「味」については誌面から想像してもらうしかないが、走りのポテンシャルや速さは? ということなら、答えは簡単だ。
速さであればXSRが際立つ。もっともクイックでよく曲がるし、車体が軽い上に高回転域には強烈なパワーがある...
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大胆予想!! 20周年、節目の年にハヤブサに何かが起こる!?(予想登場時期:2018年秋以降)
記念すべき20周年に「大変革」を期待したい!
1998年に初代が登場したスズキのハヤブサは、超高速の世界をはじめて身近にしたメガスポーツ。空力特性を徹底追求した、流線型の独特のフォルムは世界中のライダーに衝撃を与えたが、その唯一無二の存在感と、それまでは命がけの冒険でしかなかった、時速300㎞/hの世界を快適に楽しめる、圧倒的な動力性能で、世界中から傑作と呼ばれたマシンだ。その後、2007年にはそのコンセプトを進化させた2代目が登場。こちらも世界中で大好評を博し、いまだに根強く支持されているロングセラーとなっている。
そんなハヤブサも、2018年には20周年という大きな節目の年を迎える。...
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SUZUKI「SV650 ABS」の2018年カラーが登場!
カラーバリエーションは全3色!
カフェレーサースタイルの「SV650X ABS」が発表されたばかりですが、ネイキッドスタイルの「SV650 ABS」もカラーリングを新たに、2018年モデルとして発表されています。
新色のSV650 ABSは、青白のイメージカラー「トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト」に加え、フレームやホイールをレッドに染めた「グラススパークルブラック」と、外装をブラックで統一した「マットブラックメタリックNo.2」という合計3色のラインアップ。
なお、税込価格は据え置きの73万8720円となっています。
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2...
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今回は柏秀樹さんの連載「IQライディング」だよ!(大関さおり)
ちゃんと上手になってます!
今日の月刊オートバイの撮影は…
柏秀樹さんの連載「IQライディング」です!
私は家からレブル500で編集部へ。
早く出たのに渋滞にハマって全然ギリギリアウト(T^T)10分
すみません…。
途中、赤信号で止まってる間に前へ出ようと思ったんだけど
毎日通勤でバイクやスクーターを使ってる人は、さすがってくらいのスピードですり抜けして行く…私の後ろで数台詰まったので、すり抜け断念www
ゆっくりゆっくり行くことにしました!
それでもレブルくんと無事に編集部へ到着して撮影へ。
なんと今回は5台で撮影!!!
その中の1台にレブル500も入ることになりました(^^*)
・...
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『バイク擬人化菌書』第37輪「怪鳥の憂鬱」 作:鈴木秀吉
ビッグオフロードって、カッコイイんだけど…
SUZUKI DR800S(1990年)
世界最大と言われる、779ccの4ストOHC単気筒エンジンを積んだオフロードモデル。スズキのファクトリーラリーマシンである「DR-Zeta」のスピリットを受け継いだデザインが印象的で、そのクチバシのような形状のフロントフェンダーから、【ファラオの怪鳥】という愛称もあった。
「バイク擬人化菌書」単行本は好評発売中!
バイク擬人化菌書 1 (Motor Magazine Mook)posted with amazlet at 18.01.14
鈴木秀吉
モーターマガジン社 (2017-09-28)
売り上げ...
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【バックパック特集】機能重視アイテムも多数発売中!
やっぱり便利なバックパックに再注目!
ツーリングライダーを観察していると、ほとんどのオートバイがタンクバッグかシートバッグ、またはその両方を装着し、さらにサイドバッグを加えている人もいる。一方で街乗りライダーはバックパック(リュックサックはドイツ語)を背負うだけ、というのが多数派。短時間の移動なら背負うことによる身体への負担も気にならないし、オートバイから離れるとき、再び乗るときにバッグ着脱の手間が掛からず、背負ったまま歩くのも楽。身に付けているので落としたり置き忘れたりという心配もなく、転倒時に背中を守るクッション代わりになることもメリット。バックパックは実に機動的なアイテムだ。
バッ...
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<試乗インプレ>SUZUKI GSX250R(2017年)
スズキ「GSX250R ABS」インプレ(2021年)扱いやすさ抜群! 街乗りもツーリングも楽しめるフルカウル250ccスポーツ - webオートバイ
2021年版はこちら!
実用域が充実した走りと手頃な価格が光る
スポーツライディングでの速さよりも実際の使用状況を考慮して乗りやすさを重視したスポーツモデルがGSX250R。ストリート適性最優先のコンセプトで人気のあったGSR250Fの後継ともいえるモデルだ。
ルックスはGSXーR系を想わせるスポーティな仕立てだが、ハンドルが若干低くなった程度でシートの着座位置とステップ位置はGSRからほとんど変わっておらず、ゆったりしたポジションは受け...
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<試乗インプレ>YAMAHA YZF-R25/ABS(2017年)
実用的でスポーツ性も兼ね備えた懐の深さ
『YZF』という車名に手強さを感じるライダーもいるだろうが、R25はスポーツライディング時の鋭さよりも市街地での扱いやすさ、クルージングでの快適さを重視し、これに俊敏さというスパイスを効かせたキャラクター。免許取り立てのライダーでも扱いやすく、サーキットでは本格的なスポーツランも楽しめる懐の深さが魅力だ。
走り出してすぐ実感するのは上質なハンドリング。動き始めがソフトでストローク奥でのダンピングを効かせた設定の前後サスペンションと適度なしなりを持つ車体の組み合わせで、どの速度域でもタイヤのグリップ状態がしっかり伝わってくる。スロットルを閉じて寝かし...
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<試乗インプレ>HONDA CBR250RR/ABS(2017年)
他車とは一線を画したスタイリングと走り!
CBR250RRはクラス随一の本格スポーツモデルというべき存在。ライバルよりもスーパースポーツ色の濃いデザインで、カウル、タンク、シートカウル、マフラーまでに複雑な面構成を採り入れ、精悍というよりも凄みが効いた仕上がり。倒立フォークやアルミスイングアーム、凝った形状のマフラーも「ただ者ではない」雰囲気を漂わせる。
走りにおいても他車とは次元が違う。完全新設計のエンジンはクラストップの38馬力を発生する高回転型だが、ストリートでも意外なほど楽に扱え、6000回転も回っていれば追い越し加速も充分。高回転域ではスロットル開度に忠実に反応し、1万1000...
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【試乗インプレ】BMW G310GS(2017年)
GSという「名門」の高いハードルをクリア‼
G310GSは普通自動二輪免許で乗れるBMWの第2弾。ネイキッドスポーツG310Rをベースにしたアドベンチャー仕様だ。
もし他社なら、ネイキッドの次はフルカウルスポーツ、となったかもしれない。しかしBMWにはGSシリーズという看板モデルがあり、それは大型自動二輪免許を持たない人にとっては憧れの存在。第2弾にSSルックではなく、GSを選んだのも納得がいく。
アドベンチャーというカテゴリーのモデルたちは、高速道路で一気に距離を稼いで移動し、ダートも気にせず山あいに奥深く入っていく、という使い方を得意としている。だから、高速巡航が得意で、オフロード性...
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<試乗インプレ>インディアン SCOUT BOBBER(2018年)
優れたパフォーマンスが自慢の「ハンサム」な1台
このボバーは水冷DOHC4バルブVツイン1130㏄エンジン搭載する「スカウト」と同系エンジンを搭載するモデル。
アルミフレームや最高出力94馬力のエンジン、タンクの造形など、基本構成は同じだが、2018年モデルのボバー、スカウト系は軽さを意識してシートレールもアルミを採用。短いリアフェンダーや低めのハンドルを装着し、車高も落としてアグレッシブな雰囲気としている。ライディングポジションも、上体を低く構えて、いつでも来い、と戦闘準備をしているよう。ひと言で言うと「ワルっぽい」テイストだ。
もともと、スカウトは80年近く前に登場した初代インディア...












































