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【たびスポ】快適で遊べる走りは最先端技術が支える!【YAMAHA MT-10】(2018年)
圧倒的な一体感がライディングを支える
MTシリーズの頂点に立つMT-10は、鈴鹿8時間耐久4連覇を成し遂げた生粋のスーパースポーツ、YZFーR1の基本コンポーネンツを活かして作り上げられた超快速ネイキッドモデルだ。1000㏄クラスのスポーツネイキッドはSSモデルのエンジン/車体をベースにすることが多いが、開発陣が何より腐心するのがスポーツ性能と街乗りやツーリングでの快適さ、扱いやすさのバランス。だから結果として構成パーツの約40%が専用設計になったのは、開発陣がコストと時間を掛けても妥協を許さなかったからに他ならない。さらにパワー特性とトラクションコントロールの介入度合いを決める電子制御...
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【たびスポ】使い勝手の良さは魅力の一部 スポーツも楽しめるツーリングの相棒!【YAMAHA MT-07】(2018年)
扱いやすいからこそ長時間のライディングが楽しめる!
強烈な個性や性能でライダーを非日常的なステージに誘うモデル達と、ライダーに寄り添ってオートバイのある生活を広く深くしてくれるモデル達。この視点から見ればMTー07は間違いなく後者であり、その中でもトップレベルの一台だ。14年8月に初代MTー07が発売されて以来、様々なシチュエーションで数多く試乗してきたが、そのたびに普段使いでの楽しさと快適性、垣間見せるスポーツ性のバランスに感心させられてきた。
MT-07は排気量688㏄エンジンを搭載した大型モデルだが、250㏄モデルのMT-25との重量差は僅か17㎏で、車体サイズも同等。実はこの車格...
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GEARS TEST チェーンメンテ篇 Hot Items Selected by AUTOBY Staff
メンテdeギアーズ
星の数ほどあるバイク用品。つぎつぎに登場するNEWアイテムの中から、注目の逸品を厳選してご紹介! 日々のバイクライフに役立つメンテナンス用品&使用方法を紹介する『メンテdeギアーズ』の第2回目もお届けします!
オートバイのタンクやカウル、ホイールといった外装パーツはピカピカなのに、ドライブチェーンはドロドロやサビサビというオートバイをよく見かける。チェーンの汚れはチェーンそのものやスプロケットを早く消耗させるし、走行中の騒音、燃費低下の原因にもなるので、定期的なメンテナンスが必須。
「チェーンなんて触ったこともない」というビギナーでも臆することはない。メンテナンス用の...
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簡単装着・安定性能のH4規格LEDヘッドライトバルブ【BELLOF×DAYTONA プレシャス・レイ Precious Ray】
シャッキリとした白い光で闇を切り裂く
LEDバルブのメリットとして挙げられているのは高い輝度(明るさ)と少ない消費電力、バルブ切れトラブルの無さ。ヘッドライトの照射範囲と明るさが自動車に劣り、発電容量の余裕も少ないオートバイには最適のアイテムだけに、現在のバルブと交換することを考えている人も多いだろう。だが、ほとんどのLEDヘッドライトは車体にコントローラーまたはドライバーユニットを取り付けてバッテリーとヘッドライトに配線を引かなければならないので装着が面倒。そこで試したのがノーマルバルブと差し替えるだけで使えるベロフのプレシャス・レイだ。
XSR700に装着してみたが、取り付けの妨げに...
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プジョーの原付二種スクーター「ジャンゴ125エバージョンABS」をインプレ|その魅力はおしゃれなルックスだけではない!
タンデムも快適に楽しめるエレガントなボディデザイン
フランスの「プジョー」ブランドは自動車、自転車メーカーとして世界中で認知されているが、黎明期にはオートバイメーカーとしても名を馳せ、1930年代には500㏄という当時としては大排気量のモデルも製造していた。50年代以降は小排気量のモペットタイプやスクーターを主力とし、ヨーロッパ諸国ではメジャーな存在であり続けている。これまで日本では馴染みが薄かったが、今年3月にADIVA株式会社が日本の輸入総代理店となり、正規輸入が開始された。
この「ジャンゴ」のポイントは、60年以上前に人気を博したモデル「S55」をオマージュした優美なデザイン。存在...
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抜群の存在感で安全性もアップ【KIJIMA TECH 06 MIRROR】
LED特有のキレのある点滅で被視認性は言うことなし
車両メーカーのデザイナーさんと話していて、最近よく耳にするのが「被視認性」の向上。右直事故や左折巻き込み事故の防止には対向車線からとバックミラー越しに見たときの存在感を大きくすることが重要で、新型車のヘッドライトの面積拡大やツリ目形状は単なる流行ではなく機能追求の結果。その意味ではキジマの新製品も存在感を高めるアイテム。ウインカーとポジションランプを内蔵した、カウリング車用のバックミラーだ。
装着自体はノーマルミラーと交換するだけだが、配線にはひと手間掛かる。既存ウインカーと併用する場合はウインカー配線を分岐させればOKだが、単独で点滅...
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【IRC RMC810 試乗レポート】「ツーリングタイヤでは物足りないが、スポーツタイヤの扱いにくさは許せない」というライダーにピッタリなツーリングラジアル!
タイヤ交換で、高級サスペンションに交換したような上質な乗り心地に!
IRCが満を持してリリースしたラジアルタイヤがRMC810。WEBオートバイでは昨年夏の市販開始時にZ1000に装着し、「普段使いにちょうどいいキャラクター」と速報レポートしたが、今回はXSR700に装着して市街地から高速道路、峠道まで、一般ユーザーの標準的な使い方を想定して走り込んでみた。
XSR700が純正装着しているのはピレリの『ファントム・スポーツコンプ』。ファントムは80年代にバイアス構造のスポーツタイヤとして一世を風靡した製品で、当時はグリップ力の高さとと独特のトレッドパターンで人気を博した。現在のファントム...
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普段使いに便利なBOAシステム採用ローカットシューズ【elf シンテーゼ16 SYNTHESE16】
機能万全の毎日履けるライディングシューズ
シューズメーカーとして実直に改良を重ねる広島化成の企業姿勢と用途に応じた多彩なラインアップが広く認知され、ライディングシューズの定番ブランドとなっているのがelf。新製品のシンテーゼ16は「毎日履きたくなるライディングシューズ」が商品コンセプトで、ローカットフォルムとBOAシステムの組み合わせで登場した。
アッパー素材は天然皮革と人工皮革(クラリーノ)を組み合わせたもので、ナイロン製とは違った高級感と鮮やかな色合い、耐久性の高さが特徴。アッパーのサイド部分はパンチング加工によってオールシーズン対応の適度な通気性も確保している。
BOAシステムはダ...
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ホイール周りの掃除と軽整備を効率化【ProTOOLs ROLLERSTAND】
ホイールの掃除程度ならこれが最も手軽
このコーナーでテスト&レポートを行うアイテムは多種多様だが、意外? に反響が大きいのが整備やケア関連の製品。最近ではトルクレンチ、チェーンオイル、メンテナンススタンドなどが注目された。乗るだけではなく、いわゆる「オートバイいじり」を楽しむライダーも多いのだろう。
今回紹介するのは、タイヤの下に差し込むことでタイヤを簡単に回せる『ローラースタンド』と呼ばれる製品。僕も数年前に購入して個人的に使っているが、なかなか便利なので改めてレポートする。
使い方は2本のローラー上にタイヤを乗せるだけ。ローラースタンドの片側にスロープが付いているから、フロントタイヤ...
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「吹いて拭くだけ」のお手軽ケア【 SurLuster ゼロフィニッシュ ZEROFINISH】
「シュアラスター」はボディケアケミカルのトップブランド
外装ケアのベストな方法は入念に洗車してからパーツ単位で汚れや傷を落とし、ワックスやコーティングで仕上げること。だが、そこまで時間と手間を費やさなくても、日常的にケアしていれば美しさは保てる。そんなお手軽ケアにぴったりなケミカルがシュアラスターのゼロフィニッシュだ。
まず水洗いや濡れたウエスで外装表面の泥汚れやホコリを落とし、スプレーして液剤が乾く前にクロスで塗り広げれば油汚れや虫の死骸などがスルッと落ちる。最後に乾いたクロスで拭き上げればコーティング皮膜が形成されて艶やかな仕上がり。強い溶剤や研磨剤は含まれていないので、金属部分から...
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USBソケットと電源スイッチ付きが便利!【バイクスマホホルダー】
充電ができる高性能ホルダー
ハンドルバーまわりにスマホ用ホルダーを着けるのは当たり前になってきたが、問題は電源。特にナビアプリの画面を常時表示させているとスマホの内蔵バッテリーが急激に減る。ツーリングライダーの多くは車体側からUSB電源ソケットを引き出しているが、USB電源はアクセサリー電源から取らないとバッテリー上がりの原因になるので装着が面倒だ。
とうことで、僕が広報車を借りて長時間走るときなどに重宝しているのがアマゾンで見付けた製品。ホルダーにUSBソケットとスイッチがあるので短いコードでスマホとスッキリ接続でき、使わないときはスイッチを切っておけるからバッテリーに直接接続してもO...
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車種別キットでウインカーを簡単にLED化!【KIJIMA TRL2 LEDウインカーKIT】
ウインカーボディ内に8個のLEDを配置
ヘッドライトバルブのLED化に続いてウインカーやテール/ストップ、ポジションといったランプ類も、輝度の高さと消費電力の少なさをメリットとするLED化が進んでいる。白熱球からLEDへの変更自体は簡単だが、レンズとの相性によって被視認性が悪くなったり、消費電力の違いからウインカー点滅速度が変わる、メーター内のインジケーターにエラー表示が出るといったトラブルが起こることも少なくない。電気的な知識があればリレーを増設するなどで解決できるが、一般ユーザーならリレーを含んだLED化キットを選んだ方が確実だ。
キジマのキットは8個のLEDを組み込んだウインカー本...