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【カス虎*名言集】大前提
単行本【カスタム虎の穴】第1巻より
その原因は、本当にそこだろうか?
本誌連載中の『カスタム虎の穴』、初期型シリーズも好評発売中!
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そして、いよいよ新刊『カスタム虎の穴Ⅱ*ていねい整備編*vol.2』が9月30日に発売になります!
お待たせしました! 『カスタム虎の穴』新刊の発売が決定! - オートバイ & RIDE
発売日は2017...
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日本のバイク遺産2サイクル250cc史(DX250~RD250・1970~1979)
1970年代の2スト250㏄ストリートバイクは、それまでのスポーツバイクの上位モデルではなくなり、4スト大排気量車を頂点とするピラミッドの中間をなすマシーンへと性格を変えていく。
が、しかし、そこは自他ともに認める"レースのヤマハ"ゆえ、250~350㏄の排気量を持つ2スト2気筒車の牙を抜くことは決してせず、むしろ4スト大排気量車をツーリングモデルとし、DX/RD250/350/400の各車ではライトウェイトスポーツとしての性能改善に取り組んでいた。
市販レーサーTD/TR~TZ系の250/350マシーンがDS~RD系のクランクケースを流用していたのは有名な話だが、基本レイアウトが同じエ...
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日本のバイク遺産2サイクル250cc史(YDS以降の変遷を追う)
ヤマハ2サイクル250ccの歴史
ヤマハ初の250㏄車はYD-1。最高出力は14.5ps/6000rpm。出力を追うなら、YDS-1:20ps/7500rpm。YDS-2:23ps/7000rpm、YDS-3:24ps/7500rpm、DS5-E:27.5ps/8000rpm、DS6:27.5ps/7500rpm(DS6Cも同値)。また各モデルとも、営業呼称にマイナーが付くモデルは、初期型より出力が高いことが多い。YDS-1は当初より5段ミッションを装備。YDS-2ではブレーキを防塵防水にしている。1と2は混合ガソリンだったが、YDS-3からはオートルブ(ヤマハの分離給油方式名)を採用。...
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日本のバイク遺産2サイクル250cc史(YDS 編)
いまこそ振り返ろう! 2スト250ccモデル。多くのユーザーに支持され続けたモデルたちの歴史を一冊に凝縮した「日本のバイク遺産2サイクル250cc史」が発売開始になりました。Webオートバイでは、その一部を連載でお届けしていきます!
YDS-1 1959〜1962
端正な美を見せるヤマハスポーツ250S。フロントフェンダーステーがフォーク下端でボルト締めされる、いわゆるヤマハ昌和製で、エンジン、ミッションとも対策された車である。全体の構成は、西独アドラーのワークスレーサーを範とし、スタイリングは、GKデザインがYDIで発揮したイタリア調を導入。半月形状のリアフェンダーが、そうしたことを強...
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WEBで話題の擬人化マンガが本誌初登場!! 80年代が蘇る往年の名車&レジェンドライダー特集! 月刊オートバイ最新9月号
名作『ふたり鷹』をフィーチャー! 伝説のマシン&レーサーも大量掲載!!
現在、発売中のオートバイ最新号。耐久レースをメインテーマにした不朽の名作『ふたり鷹』の魅力に迫りつつ、80年代の名車&レジェンドレーサーを大特集。僕らを熱くさせたマシン、伝説のライダーが初掲載写真と共に現代に蘇ります!
好評連載中、柏秀樹の『IQライディング』に続き、WEBで話題の『バイク擬人化菌書』が新連載スタート! 新作を引っさげて本誌初登場です。さらに、この秋、新刊発売予定の『カスタム虎の穴 ていねい整備編』のグリース編は今月号でクライマックス! ということで、今月号も見逃せないオートバイ9月号は、全国書店、コ...
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<IQライディング>ワインディングでのスキルアップ 方法と、リスクを考える
ワインディングは、その楽しさから走行ペースが上がりがち。でも、そこでちょっと冷静になって欲しい。公道で転倒すると大変なことになるからね。油断一秒、怪我一生なんてことにならないために、まずは基本をおさらいしよう!
安全に楽しむための注意ポイントとは?
峠道を飛ばした方が上手くなる? 速い人に無理してついていく? それはとても古い考え方で、上達効率が悪いし、スリルとスポーツの本質を履き違えているだけ。周囲を驚かせず、低リスクでライディングを正しくスポーツすることが賢い走りというもの。社会と調和しながら最善の楽しさを創造することこそIQライディングなのだ。
無理に飛ばさないのは、リラックス状態...
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<IQライディング>安心安全ワンポイント「周囲の危険を 事前に察知しよう!」
市街地は何が飛び出してくるかわからない。教習課程では交差点通過とコーナリング中にブレーキに指をかけるのはNGらしいが、現実の走行では普段からブレーキレバーに指をかけて早め早めの対処、作業前倒しが正義。
①タクシーの後方は危険がいっぱい!
タクシーの後方は危険。歩道で手を挙げた客を乗せるために急ブレーキをかけるのは当たり前と思って絶対に車両の左後方には近寄らない。バス停もタクシーが急停止するところと予測して対処しよう。
②車の急発進には要注意!
路肩駐車中の車がウインカーをつけずに急発進するかもしれない。車間は1メートル以上開けてブレーキ準備のままドライバーの有無、右切りの前輪タイヤをチェ...
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<IQライディング>今日から始められる周囲の状況把握! メリット5:広い視野・視線
視野の広さは安全運転に直結する!
速度が上がるほどライダーの視界は狭くなる。呼吸が浅く、緊張した状態では目が開いていても認識すべきことが見えていないことになるのだ。脳へ入って行くべき情報が遮断されているからなのだが、逆説的にはわずかに速度を落とすだけで目に入る情報は一気に増大するとも言える。
これに加えて注意したいのが身体的な問題。広い視野を確保するには、昔から伝統の背中を丸めてアゴを引くというフォームは考え直したい。上目使いでは視界が広くならず、周囲の危険察知ができないか遅くなる。また、顔面の向きが狭く、目標物を目で追う形になるため正確な距離把握と状況認識にも不利になるからだ。
コーナ...
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<IQライディング>一生懸命走っているときこそ重要! メリット4:呼吸・脱力管理
5分もしくは5㎞に1回を目安に!
バイクは歯を食いしばるように、頑張って練習する方が上手くなると思いがちだが、それはまったくの誤解。かえって逆効果で転倒時には怪我が大きくなりやすい。常に呼吸を管理するブレスコントロールによって生まれるリラックスした状態こそ、脳が正しい情報を正確にインプットして早く上達していく合理的な方法なのだ。左の写真のように両肩を大きく上げながら鼻で息を吸って、上半身をガチガチにして、次に脱力しながらできるだけ長くゆっくりと口で息を吐ききる。スッと短く息を吐くよりもできるだけ長く吐くロングブレスの方が脳へのデータ蓄積に効果的となる。たとえば市街地走行では交差点の停止時...
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<IQライディング>ストリートでは安定性を優先!! メリット3:ピッチングモーション
まず「ピッチングモーション」ってなんだろう?
バイクの発進ではフロントフォークが伸びて、ブレーキをかけるとフロントフォークが縮む。こんな前後方向の姿勢変化をピッチングモーションという。この姿勢変化が速くて大きいと直線でもふらつきやすく、路地を曲がるときなどで思うように曲がれなくなる。
だから直線走行時から穏やかな加減速を心がけ、安定した車体姿勢を作ることが基本。アクセルによる穏やかな加減速、優しい前後ブレーキ操作による穏やかな減速を繰り返すことがストリートでの安定した走りに直結する。
では穏やかなアクセルとブレーキの操作とは何か。これは基本的にクラッチ操作と同じ。アクセルは最初に1ミリ開...