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BMW「R 1250 GS アドベンチャー」レビュー(2023年)30Lの巨大タンクを搭載、取り回しからオンロード&オンロード走行性能を解説
BMWのアドベンチャーツアラーGSシリーズの最高峰がR1250 GS ADVENTUREだ。スタンダードなGSの信頼性の高いメカニズムをベースに、さらに過酷な状況で走るためにタフさをプラス。先代モデルから排気量を拡大して高出力化を果たすとともに、BMWシフトカムを新採用した水平対向2気筒エンジンを搭載。R1250 GS ADVENTUREは、スタンダード版の機能的な造りはそのまま、20Lから30Lに拡大された巨大な燃料タンクを装備し、電子制御サスペンションのダイナミックESAもオフロード走行に特化した設定となっている。文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行
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ベネリ「TRK502X」レビュー|掟破りのリッタークラスサイズ! 巨体が活きる車体造りで、ワンランク上の乗り心地
本国イタリアで3年連続販売台数1位を獲得し、大ヒットとなったベネリの500ccアドベンチャー。正規輸入販売を行うプロトではこれまで400ccまでの販売だったが、ついに大型車であるTRK502Xが正規輸入販売のラインナップに加わった。エンジンは並列2気筒エンジンを搭載。ホイール径は前19インチ・後17インチ、スポークホイールにアドベンチャータイヤの組み合わせ。エンジンガードをはじめ、アクセサリーバー付きの大きなスクリーン、USB電源ソケットも搭載。充実した装備に加え、燃料タンクの容量は20Lもあり、普段使いからツーリングまで、さまざまな用途に使える万能な一台である。文:山口銀次郎/写真:ア...
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スズキ「Vストローム800DE」レビュー|悪路を物怖じせず突き進むパッケージ! 独自のホイールサイズチョイスで見える個性とは
エンジンは同時発表されたGSX-8Sと共通の776cc水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載。ロードスポーツ性能重視タイプだったVストロームシリーズだが、フロントタイヤのホイールサイズは21インチが採用され、オフロード性能を重視していることがわかる。様々な走行シーンに対応する電子制御システム S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用し、トラクションコントロールシステムにはグラベルを走る際に点火時期を遅らせることで駆動力を抑制し走行を補助してくれるGモードを設定。デュアル・エクスプローラーの略であるDEを冠しているだけに、これまでのオンロード性能に加え、ダートで...