スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

画像3: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)詳細解説|【SUZUKI GSX-R】
画像4: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)詳細解説|【SUZUKI GSX-R】
画像1: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

ヘッドライトは45/45W×2のハロゲンバルブ。このライトとカウルを支持するスチール製ステーはヘッドパイプにボルトで固定される。アルミ製アンダーブラケットの下側には、フロントブレーキホースを左右に振り分けるアルミパーツが置かれる。

画像2: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

左右ハンドルはアルミ鍛造のセパレートタイプで、クランプ部をトップブリッジの下に置くが、ステアリングヘッドパイプの位置が高く、シートの座面も低いため、ライディングポジションは上半身の前傾が緩やかなゆったりとしたものだ。

ハンドル端部に小型のバランサーウェイトを装着、ハンドル外幅は695mmと資料に記載。ハンドルロックはメインスイッチと一体構造ではなく、アンダーブラケットの右側にキーシリンダーを備えるタイプ。楕円形の鏡面を備えるバックミラーは取り付け位置が高く、後方の視認性は非常に良好となっている。


画像3: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

スポンジパネルに埋め込まれたメーターはレーサーを強く連想させる部分で、スズキにとって初の試み。後に他メーカーも模倣した。指針式で文字盤が白い計器は、左が180km/h上限の速度計で0位置が真下。

中央は13000rpmが上限で11000rpmからをレッドゾーンとする回転計。これも0位置が真下で、その0位置が3000rpmで、これを超えて初めて動く。右は燃料残量計。その下のインジケーターランプは、左から、左ウインカー、ハイビーム、ニュートラル、速度警告、オイル警告、右ウインカーの各表示。


画像4: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

左スイッチ(写真上)の担当機能はボックス上側に頭が見える黄色のスイッチがパッシング、その下がヘッドライトのハイ/ロー切り替え。中央のグレーがホーン、その下がウインカー。ウインカースイッチはこの1985年型はスライド式だが、1986年の2型でプッシュキャンセル式になった。

画像5: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

右スイッチボックス(写真上)の各スイッチは赤がキル、中央がヘッドライトオン/オフ、下端がセルフスターターをそれぞれ担当。フロントブレーキとクラッチのマスターシリンダーはリザーバータンク一体で、左右レバーともに開き角調整機構はない。


画像6: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

ミラーは前面をティアドロップ形状として空力を追求。


画像7: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

燃料タンクは19L容量で、前方右側にブリーザーホースを接続するなど、レーサーを意識したデザインだ。

画像8: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

タンクキャップはエアプレーンタイプで、中央部の鍵穴でロックを解除、前側にあるヒンジを手前に起こして左側に回すと取り外せる。


画像9: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

鋳造のピボット部も分かるカット。踏部に滑り止めのラバーを持たないライダー用ステップバーや左右ペダルはアルミ鍛造。

画像10: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

シフトペダルはエンジンに固定され、シフトシャフトとの間に短いリンクを置く。サイドスタンドはスチール製でシルバーの塗装仕上げ。

画像11: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

サイドカウルを下に伸ばし、ヒールプレートとしても機能させる構造は合理的で、転倒時に破損する可能性を低くするため、ブレーキペダルのアーム部を湾曲させステップバーの上側を通している。

画像12: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

タンデムライダー用のステップバーもアルミ製で、裏面には荷かけフックとして使えるリングが固定される。サイドカバーを外すと横置きされたマスターシリンダーが出現する

その上にあるキーシリンダーは、ヘルメットホルダーの解除やタンデムシートのロックを行うものだ。


画像13: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

ブレーキキャリパーは前後とも対向式で、フロントが4ピストン、リヤが2ピストン。ディスク径は前Φ300、後ろΦ220mm、フロントはハブ別体式だがフローティングではない。

Φ41mmフロントフォークの前部にある部品は、制動時の圧縮荷重に加え、旋回時など前輪が受ける荷重に対して圧側減衰力を調整するPDF=ポジティブダンピングフォークの操作部で、この上に付くダイヤルで4段階に減衰力を調整することができる。

画像14: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

画像15: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

ホワイト×ブルーでは青、レッド×ブラックでは赤の表皮を使うシートは前後別体で、キーでロックを解除するとタンデム用が外れる。後部にグラブバーを備えて同乗者の快適さや積載時の使い勝手も考慮していた。シート高は765mmを公称する。


画像16: スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)各部装備・ディテール解説

台形で小型のテール/ブレーキランプはシートカウル後部に埋め込まれており、8/23Wの12Vバルブ球を1個装着する。

スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)主なスペック・当時価格

全長×全幅×全高2110×745×1205mm
ホイールベース1430mm
最低地上高120mm
シート高765mm
乾燥重量179kg
エンジン形式油冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量749cc
ボア×ストローク70×48.7mm
圧縮比11.0
最高出力77PS/9500rpm
最大トルク6.4kgm/8000rpm
燃料供給方式キャブレター(VM29)
燃料タンク容量19.0L
変速機形式6速リターン
キャスター角26゜00′
トレール量107mm
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmダブルディスク・Φ222mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/80-18 58H・140/70-18 66H
発売当時価格(1985年)78万円
※諸元は1985年モデル・型式:GR71F

スズキ「GSX-R750(GR71F/F)」(1985年)写真

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