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「ABS」は密かに進化してるって本当? どうなる未来の電子制御! 結局「IMU」って何なの?
最新のスーパースポーツなどに採用される「IMU」とはどんな機能を持つのか?
また、コーナリング中のブレーキ制御に加え、軽量コンパクト化も進むABSの世界も技術進化が著しい。そんな最新技術について詳しく聞いてみたい! ということで「IMU」や「ABS」を開発・製造しグローバル展開する「Bosch」に直撃だ!
万が一「ABS」が故障したらどうなってしまうの?
最新モデルの解説で当たり前のように出てくる「電子制御」というワード。だが、なにをどう制御しているのかは判りづらい。
ABSは過剰なブレーキ入力によるタイヤのスリップ(ロック)を検出するとブレーキキャリパーに掛かっている油圧を抜いてグリッ...
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<バイク界の逸話>思い出のクラシック・モンスター(その1)カワサキ 500SSマッハⅢ
ブレーキング、しかし前輪は宙にあった!
この速さは何だ!? 全段かき上げ式のトランスミッションを3速にホールドし、上半身をハンドルバーにかぶせるようにしながらアクセルを全開にすると、同じ方向を走る周囲の車列は一瞬、止まる。次にはその車列が、もの凄い勢いで後方に吹っ飛んで行くのだ。けたたましいサウンドを撒き散らすこのモデルは、カワサキ500SSマッハⅢ。
国内では発売前のことでもあり、グレーのパールメタリックにブラックストライプ仕上げのマッハⅢの広報車両は、昨68年の東京モーターショーで発表された姿そのままに、目黒川に沿ったメグロの倉庫の片隅に置かれていた。ナンバープレートはトラック用に違...
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<Special Report>注目の工具メーカー「TONE」の工場に潜入‼
確かな品質と使いやすさでプロメカニックにも愛用者が多い工具メーカーがTONE(トネ)。設立78年周年を迎えた同社がハンドツールの開発・製造を行っている大阪の工場で、その高品質の秘密を探ってみた。
製造に対する、真摯な姿勢が光る!
工具専門店だけではなく、ホームセンターや自動車用品店などで目にすることも多くなってきた『TONE』だが、その歴史は古い。創業は大正14年で、昭和13年に法人化されて前田金属工業となり、建設現場や工場向けのプロ用工具を主力に成長。現在の「TONE株式会社」に社名変更されたのは4年前だから、ベテランなら「前田金属」の社名に馴染みがあるはずだ。
自動車やオートバイ関係...
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<バイク界の逸話>目標は「鈴鹿4耐」制覇! キーは算数で使う「分度器」?
鈴鹿4耐にスズキGSX400Eで挑戦!
バイクショップ「モーターサイクルドクターSUDA」の総代である須田高正さんには、世間をアッと言わせたエピソードがいくつもある。その中でも1980年と81年の、2年にわたる鈴鹿4時間耐久レースでの出来事は、本当に尋常ではない。須田さんは、このレースにスズキGSX400Eで挑戦した。このモデルのエンジンはDОHC4バルブの空冷2気筒で、チューニングパーツなど何ひとつ用意されていない。
同じ市販車でもエンジンだけ見れば、発売されて間もないカワサキZ400FXはDОHCヘッド(2バルブだったが)の空冷4気筒で、こちらの方が分がありそうに見えるのだが、須田さ...
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今も昔も憧憬する「K」マーク!【KUSHITANI K-0072XX Kサルトスーツ NEXUS】
半世紀に渡り「憧れ」の存在、それが「Kライン」デザイン
70年代まで革ツナギといえば東のカドヤとGOTO、そして西のクシタニが御三家。だが80年代にレプリカブーム、レースブームが巻き起こると、職人がツナギメーカーから独立して新ブランドを立ち上げたり、布や革のアパレルメーカーやバイク用品ショップが続々と参入した。タカイ、アールエスタイチ、アズスポーツ、セクレテール、ステージレザー、ナンカイ、ダイト、コミネ、プリカーナ、ブレイン、バギー、デグナー、ヨネゾーなどなど、列記するとキリがないほどだが、今なお健在のブランドもある。レプリカブーム全盛時はサーキット走行用途に加えてファッションアイテムと...
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80年代に急拡大した輸入エンジンオイルたち
「ヨシムラモチュール」の活躍で一気にブランドイメージを確立
昔も今も、この先も、エンジンオイルの良し悪しや寿命は見た目じゃわからない。だから、オイルメーカーはレースをスポンサードするなどしてブランドイメージづくりに一生懸命になる。最近じゃホンダをサポートしてるレプソルが有名だけど、80年代はレプソルなんて誰も知らなかったからねぇ。
オレがバイクに乗り始めた70年代後半。すでにブランドイメージを確立していたのがカストロール。その前に人気のあったペンゾイルとかベルレイ、STPといったアメリカンブランドは、カストロールには一歩譲るイメージだった。カストロールは、2ストレース用のR30とA747...
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一世を風靡した2つのグリップ、まだ新品で買えるんです!
「キジマの生ゴムグリップ」と「ヤマハTZグリップ」!
70年代までグリップの材質はビニール製のものが多かった。ゴム製よりも耐候性と耐久性に優れていたためだが、握り心地が固く、雨に濡れると滑りやすいことが弱点。そこで手軽で安価なカスタムとして大流行したのがゴム製グリップに交換すること。中でも一世を風靡したのがイタリアのトマゼリ製グリップを手本にした「キジマの生ゴムグリップ」だ。特徴は染料を混ぜていない生ゴム製ゆえの薄い茶色と、スロットル側だけに付けられたリブ状の盛り上がり。これがグリップを握ったときに指に引っ掛かかるので、強く握らなくても確実に操作できるというわけだ。
生ゴムグリップは「族...
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<殿堂用品>結構な確率で声をかけられます!「クシタニ E RIDE PANTS」
ライディングウエアが「かわいい」と認識される時代
生まれて初めて買ったライディングパンツが、このクシタニの『Eライドパンツ』でした。
と書くと、もう何年も愛用しているかのようですが、じつは購入してまだ1年も経ってません。これでもバイク歴は十何年になるのですが、今まで一度もライディングパンツを買ったことがなかったんですよねぇ…なんでだろう? 考えてみると、バイクに乗り始めた頃の、あるすり込みの影響があった気がします。
そもそも私は、10代の頃は自転車ロードレースをやっていた体育会系。その反動で大学時代は、お酒とライブに行くことに熱中した超インドア派でした。当時から計画性が皆無だったせいで、...
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オーバーホールが無料に! HYPERPROリアショックキャンペーン実施中!
いまならリアショックのOHが無料に!
サスペンションのオーバーホールというと、技術的にも費用的にも敷居の高さを感じてしまうもの?そんな中、アクティブが「HYPERPRO」のリアショックを対象に、超お得なキャンペーンを開催中! 愛車を良いコンディションで長く楽しみたい、そんな方は注目です!
“オーバーホール"で本来の性能を蘇らせろ‼
修理とは異なり、コンディションを新品時に近づけるための機能復帰作業がオーバーホール。消耗パーツの交換や、特殊工具が必要になるケースも多い。新品の状態によっては、オーバーホールをした後の方が調子が良いなんていう話も珍しくはない。サスペンションに限らず、良い物を長...