2000年、GSX-R750の徹底的な軽量化と高回転性能は頂点に達し、その思想を受け継いだGSX-R1000が2001年に登場。軽さと圧倒的パワーを両立した新世代リッターSSは、スーパースポーツの基準を一変させ、スズキの黄金期を決定づけた。
スズキ「GSX-R750」(2000)解説

SUZUKI
GSX-R750(GR7HA/Y)
2000年
軽さと速さを極めた、GSX-R750の完成形
軽さ・コンパクトさ・高回転性能を徹底して磨いた完成度の高い世代。1996年型のアルミツインスパーフレームを発展させ、エンジン、車体、空力を全面刷新。FI化と可変吸気でレスポンスを高め、乾燥重量166kg、軽量フレームとスイングアームにより、翌年のGSX-R1000/600開発の基準車となった。
●エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 ●総排気量:749cc
●最高出力:141PS/12500rpm(国内仕様)●最大トルク:8.5kgf・m/10500rpm
●車両重量:166kg(乾燥)●シート高:825mm ●燃料タンク容量:18L
●変速機形式:6速リターン ●タイヤサイズ 前・後:120/70ZR17・180/55ZR17
「GSX-R1000」当時のライバル
リッター戦国時代に現れた“軽さの異端児”
1990年代後半にYZF-R1やCBR系、ZX系が競っていたリッタースポーツ戦線に対し、GSX-R1000はスズキが満を持して送り込んだフラッグシップだった 。特徴は「目新しい奇抜さ」よりも、レース直結のまとまりの良さと軽量性にあり、当初からサーキット性能を強く意識した設計だった 。

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