1996年にフルモデルチェンジを受けた5代目GSX-R750は、ツインスパーフレームと新設計エンジンで軽量・高剛性を両立。179kgの軽さと俊敏なハンドリングで、再びレースシーンを席巻した革新的モデルだ。

スズキ「GSX-R750」(1998年)各部装備解説

エンジンまでフレーム構造にする思想

1998年式GSX-R750のフレームは、1996年に採用されたアルミツインスパーを熟成した構造で、ヘッドパイプとスイングアームピボットを強く結び、エンジンを高剛性な車体の一部として活用する設計としている。

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フレーム各部は軽量化が徹底され、前年までのキャブ仕様から1998年にFI化されたことで、吸排気や制御の精度向上にも対応できるパッケージへ進化した。

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回してこそ真価を発揮する、高回転4気筒

749cc水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒は燃料噴射を採用。最高出力は135PS/12300rpm、最大トルクは8.4kgf・m/10300rpmと、750ccらしい扱いやすさよりも、回して性能を引き出すレーシーな性格が特徴。

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TL1000ゆずりの大径Φ46mmスロットルボディとデュアルバタフライ式EFI(下写真)を新採用し、最高出力は135PSへと向上した。

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外装&メーター

丸みを抑えたシャープなノーズ。スラントしたフロントマスクに2眼ライトが収まることで一体感が増し、優れた空力とレプリカらしいルックスを両立。

画像5: スズキ「GSX-R750」(1998年)各部装備解説

大径タコメーターを中心にした見やすい配置(下写真)で、回転域の把握を最優先したつくりだ。速度計や警告灯は必要最小限にまとめられ、走行中の視線移動を抑えている。

画像6: スズキ「GSX-R750」(1998年)各部装備解説

シートカウル後端まで細く絞り込まれた軽快な造形。

画像7: スズキ「GSX-R750」(1998年)各部装備解説

特徴的なコブ付きテールが視覚的なアクセントになり、後方へ流れるラインがコンパクトな車体と運動性の高さを強く印象づける。

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