鋭い外観と走りのストリートファイター、現行カタナは3世代目にあたる。その元祖は言わずと知れた、スズキのシンボルのひとつであるGSX1100Sカタナ。40年以上前に衝撃デビューを飾った伝説のマシンは、今なお輝きを放ち続けている。
まとめ:オートバイ編集部
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スズキ「GSX1100S KATANA」「KATANA」のデザインは新旧とも欧州発

GSX1100S KATANA(1982)開発ストーリー

1979年、ドイツのオートバイ専門誌「モトラッド」が増刊号の巻頭企画としてデザインコンペを開催。その1台がミュンヘンのターゲットデザイン社によるMV750Sのカフェレーサー[「レッドラプター」だった。これを目にとめたスズキのヨーロッパ営業課長がデザインを依頼。2年後にGS650G、3年後にカタナが生まれる契機となった。

画像: ターゲットデザイン社は元BMWのハンス・ムート氏、ハンス・ゲオルグ・カステン氏、ヤン・フェルストローム氏の3人が設立。左の赤いバイクは同社がデザインしたMVアグスタ750Sベースの「レッドラプター」。

ターゲットデザイン社は元BMWのハンス・ムート氏、ハンス・ゲオルグ・カステン氏、ヤン・フェルストローム氏の3人が設立。左の赤いバイクは同社がデザインしたMVアグスタ750Sベースの「レッドラプター」。

画像: 市販版はクレイモデルのプロファイルをほぼ忠実に再現。象徴的なフロントのスクリーンは当初設定されておらず、後にピニンファリーナ社の風洞を使用したテストを経て追加された。

市販版はクレイモデルのプロファイルをほぼ忠実に再現。象徴的なフロントのスクリーンは当初設定されておらず、後にピニンファリーナ社の風洞を使用したテストを経て追加された。


KATANA(2026)開発ストーリー

現行カタナの原型となった「カタナ3.0」をデザインしたのはイタリア人デザイナーのロドルフォ・フラスコーリ氏。トライアンフのスピードトリプルやモト・グッツィのグリーソなど、欧州メーカーで数々のデザインを手がける工業デザイナーで、車両製作は2輪R&D企業「エンジンズエンジニアリング」が担当した。「初代が持つ唯一無二の個性をストレートに現代のバイクに反映させることを心がけた」と話す。

画像: トライアンフ、モト・グッツィ、ベスパなど欧州メーカーのデザインを数多く担当しているデザイナー、ロドルフォ・フラスコーリ氏。少年の頃初代カタナを見て大きな衝撃を受けたと言う。

トライアンフ、モト・グッツィ、ベスパなど欧州メーカーのデザインを数多く担当しているデザイナー、ロドルフォ・フラスコーリ氏。少年の頃初代カタナを見て大きな衝撃を受けたと言う。

画像: カタナ3.0ではGSX-S1000Fをベースにクレイモデルを制作。フラスコーリ氏はスタジオに初代カタナを持ち込み、傍に置いてクレイモデルの造形を行なった。

カタナ3.0ではGSX-S1000Fをベースにクレイモデルを制作。フラスコーリ氏はスタジオに初代カタナを持ち込み、傍に置いてクレイモデルの造形を行なった。

スズキ「GSX1100S KATANA」「KATANA」写真

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