CB1000Fコンセプトのルーツにあたるのが、1979年に登場したCB750F。いまなお“エフ”の愛称でライダー達の羨望を集め続ける、空冷CBの最高傑作だ。この“エフ”のDNAが、時代を超えて継承されているのだ。
文:オートバイ編集部
▶▶▶写真はこちら|ホンダ「CB750F」(15枚)
文:オートバイ編集部
▶▶▶写真はこちら|ホンダ「CB750F」(15枚)
ホンダ「CB750F」系譜
1979年 CB750F(FZ)

発売当時価格:53万8000円
走りに徹したスポーツモデル。直線基調のシャープなボディワークと、CB750Kから発展したパワフルなエンジンがライダーを魅了した。
1980年 CB750F(FA)

発売当時価格:54万8000円
FZをベースにハロゲンヘッドライトを採用、リアブレーキパッドの厚みも増してより耐久性を高めるなど、装備の充実が図られた。
1981年 CB750F(FB)

発売当時価格:59万5000円
トルクを増強しより力強い走りを実現。新形状のブレーキディスク、2ポットキャリパー、セミエアフロントサスなども採用された。
1981年 CB750F BOL D’OR2(FBB)

発売当時価格:61万5000円
鈴鹿8耐優勝を記念して登場した限定車。金杯を意味する「ボルドール」を冠した最初のモデル。カウル付き仕様も販売された。
1982年 CB750F(FC)

発売当時価格:64万円
アンチダイブ機構の「TRAC」を導入、フロントフォークもΦ39mmとなり、ホイールは前後18インチのブーメランコムスターを採用。
1982年 CB750F INTEGRA

発売当時価格:75万円
カウル認可に伴って登場した、FCベースの追加モデル。大型のABS樹脂製カウルのデザインは前年のボルドール2と同様。
文:オートバイ編集部

![画像: 1979年HONDA CB750F[FZ] - webオートバイ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2025/09/16/7086b10e1994fe2713e98a685ec793ca16843124.jpg)

