かねてから噂になっていたメグロブランドの第二弾となる250ccロードスターがそのベールを脱いだ！ その名もメグロS1。往年の名車・メグロSGの血統を受け継ぐ、贅沢な造りのクラシックスポーツだ。
文：太田安治、オートバイ編集部／写真：南 孝幸、島村栄二
文：太田安治、オートバイ編集部／写真：南 孝幸、島村栄二
カワサキ「メグロ S1」特徴
Kawasaki MEGURO S1
2023年10月25日にジャパンモビリティショー2023で世界初公開｜市販予定車
国内導入が待ち遠しいメグロブランド第二弾
2024年に100周年を迎えるメグロブランド。それを記念する意味合いもあって、2023年10月25日開幕のジャパンモビリティショーでカワサキが発表したのがメグロS1だ。
W800をベースとしたプレミアムモデル・メグロK3に続く第二弾として発表されたこのメグロS1は、かつてメグロが1960年代に軽二輪クラスにラインアップしていた、「メグロSG250」の後継となるモデルだ。
エンジンはKLX230系の空冷シングルで、クランクケースはメグロらしい、丸みを帯びたもの。車体はカワサキが2017年まで国内販売していたエストレヤに似た構成で、外装はメグロらしく、ブラックを基調に一部にメッキをあしらった高級感あるタンクを採用、ヘッドライトはLEDとしている。カワサキはこのメグロS1を国内導入予定としており、発売が非常に楽しみだ。
モチーフになったのは、元祖「メグロSG250」
1964年にカワサキに吸収されたメグロ（目黒製作所）最後のモデルがSG250。ジャパンモビリティショーでは、S1の隣に特別展示されていた。
