2017年の東京モーターショー、ヤマハブースで参考出展車として発表された『MOTOROiD』。あれから6年、今回のジャパンモビリティショーで進化した『MOTOROiD2』が発表された。人とマシンとの新しい関係性を予感させた革新的なモデルはどう進化したのか?
まとめ:オートバイ編集部

ヤマハ「モトロイド2」特徴

画像: YAMAHA MOTOROiD2 参考出品車 初代の『MOTOROiD』は「まるで人とペットのようだ」と話題を呼んだが、その関係性を高次元化。協力し合える仲間のような関係を目指しデザインが決まっていった。

YAMAHA MOTOROiD2
参考出品車

初代の『MOTOROiD』は「まるで人とペットのようだ」と話題を呼んだが、その関係性を高次元化。協力し合える仲間のような関係を目指しデザインが決まっていった。

人とマシンの関係性を構築する新しい存在

初代『モトロイド』の登場から6年、人とマシンの関係性を問う、『モトロイド2』が発表された。初代では「オーナーの呼びかけに応えるマシン、まるでペットのようだ」と言われたが、今回はその「使役」のような関係性を高次元化するのがテーマ。

今回のコンセプトは「人生の伴侶」。意思を汲み取り合い協力し合える仲間のような関係と、そこから生まれる未知の人機官能(※1)の検証を『モトロイド2』で探り、表現している。

呼応するインターフェースを採用し、ライダーの身体を受け止めるだけでなく乗車姿勢に応じてトランスフォームが可能だ。乗車姿勢は、ステップとニーパッドによってライダーとマシンを固定。グリップと体を支えるリーフで安定させたり、時には体を起こして上半身を開放することを可能にし、新たな人馬一体を表現している。

※1:ヤマハ発動機の独自の開発思想。「人」と「機械」を高い次元で一体化させることにより、「人」の悦び・興奮をつくりだす技術のこと。

画像: 2017年に東京モーターショーで発表された『MOTOROiD』。全体のデザインからは、あえてマシン感を表す要素や雰囲気がある。

2017年に東京モーターショーで発表された『MOTOROiD』。全体のデザインからは、あえてマシン感を表す要素や雰囲気がある。

画像: MOTOROiD2になり、デザインも大きく進化。外装の大半がインターフェースとなっており、乗車姿勢を強制しないトランスフォーム機能を備えている。

MOTOROiD2になり、デザインも大きく進化。外装の大半がインターフェースとなっており、乗車姿勢を強制しないトランスフォーム機能を備えている。 

まとめ:オートバイ編集部

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