初代レブルのデビューは1985年、国内販売が終了したのは1999年のこと。時を経て2017年4月にフルモデルチェンジで復活したレブル250・500は、いまに続く大ヒットモデルとなった。2017年当時うかがったレブルシリーズの開発者のインタビューをいま再びお伝えしたい。

ハンドリング、エンジン特性、 ライディングポジション……目指したのは「ちょうどいい」なんです。

話をうかがったのはこの方!

三倉 圭太

本田技術研究所 二輪R&Dセンター
HGA-K 第1ブロック 研究員

画像: ホンダ「レブル250」 (2017年モデル)

ホンダ「レブル250」(2017年モデル)

「新しいクルーザー」と「レブルのフルチェンジ」、どちらの要因から開発はスタートしたのでしょうか?

「両方ですね。排気量帯も含めて、エントリーモデルとしてのクルーザーを作ろうという話もありましたし、アメリカでは30年売っていたレブルを次に繋げようという話もありまして。その中で、グローバル展開も考えていました」

仕向地による違いは?

「ほぼないです、ただ日本仕様だけはシートレールに鍵タイプのヘルメットホルダーを取り付けています。あとはパッセンジャーシートですね。アメリカ仕様は300と500ともシングルシートで工場出荷しています。そして、シートとタンデムステップがセットになった「パッセンジャーシートキット」をアフターパーツとしてラインアップしています。カナダは300だけシングルシートで、それ以外の国は2人乗り仕様です。

画像: 車体中央で絞り込まれる、シンボリックなフレーム形状を採用。このフレームありきで、搭載エンジンの選択、フューエルタンクの形状などが決められた。

車体中央で絞り込まれる、シンボリックなフレーム形状を採用。このフレームありきで、搭載エンジンの選択、フューエルタンクの形状などが決められた。

細部までデザインは個性的ですね。

「僕らはアイコニック(象徴的)な部分を〈アイコン〉って呼んでいるんですが、ヘッドライトのステーとか、フレームのしぼりとか、これはレブルのアイコンだから絶対守ろう、と。新しいクルーザーなので、フレーム形状がアイデンティティになると判断して、あのフレームありきで車体を設計しています。曲げのポイントを増やして、入力点から真ん中に寄せて、その後は広がってヘッドパイプにいく。この形状を実現するために、特殊なスチールを使っています」

カスタムも楽しそうですね

「それもバイクの楽しみの根幹だと思っています。16歳のときにナップスの自販機の前の明かりで、ハンドルをハリケーンのセパハンに交換したのをいまでも覚えていますから。レブルもカスタムがしやすいように、各部は考えてあります。育てて楽しんでください」

画像: 2017年3月の大阪&東京モーターサイクルショーで展示されたカスタムレブル250

2017年3月の大阪&東京モーターサイクルショーで展示されたカスタムレブル250

若い方にも乗って欲しいとのことでしたが…。

「散々立ちごけテストをしています。私も一緒に倒しています(笑)。ウインカーはラバーマウントですし、ステップはかなりゴツめのアルミの鋳物で、けっこう伸びる素材を使っていますから比較的ダメージは少ないです。あとはハンドリング。素直に乗ってもらえて、バイク楽しいな、と思ってもらえるようにこだわった部分です。初めて買ったバイクで後悔させないのは我々の宿命だし、レブルで絶対に捨てちゃいけない要素です。ニュートラルというか、クセが無いハンドリングです」

読者のみなさんに向けて、どうぞ!

「見て楽しんで、乗って楽しんで、育てて楽しんで。スタイルを選ばないので、自分の世界観でレブルを、そしてバイクのある生活を楽しんで頂けたらと思います」

画像: 操作ができる範囲で、程よく腕が伸びきるくらいのイメージで乗るのがカッコよく見えるとのこと。シルエットの絵は腰の曲がり具合など、何度も書き直したそうだ。

操作ができる範囲で、程よく腕が伸びきるくらいのイメージで乗るのがカッコよく見えるとのこと。シルエットの絵は腰の曲がり具合など、何度も書き直したそうだ。

まとめ:オートバイ編集部

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