画像: クラシカルなスタイルに似合う丸型のヘッドライトが装着されているが、リムやガラス製レンズのデザインにはモダンなテイストも盛り込まれている。ウインカーはLEDタイプを採用、写真で装着されているのはオプションとして用意されているもので、コンパクトでクラシカルなスタイルに影響を与えない。

クラシカルなスタイルに似合う丸型のヘッドライトが装着されているが、リムやガラス製レンズのデザインにはモダンなテイストも盛り込まれている。ウインカーはLEDタイプを採用、写真で装着されているのはオプションとして用意されているもので、コンパクトでクラシカルなスタイルに影響を与えない。

画像: 往年のオリジナル・スクランブラーを想わせるクラシカルな形状とカラーリングの小ぶりな燃料タンクが、現代に蘇ったスクランブラーでもスタイリングのキーポイントとなっている。交換可能なサイドのアルミ製カバーのデザインはモデルチェンジで変更された。容量はモデルチェンジ前と変わらず13.5L。
往年のオリジナル・スクランブラーを想わせるクラシカルな形状とカラーリングの小ぶりな燃料タンクが、現代に蘇ったスクランブラーでもスタイリングのキーポイントとなっている。交換可能なサイドのアルミ製カバーのデザインはモデルチェンジで変更された。容量はモデルチェンジ前と変わらず13.5L。
画像: クラシカルなデザインのロングシートは従来モデルのものよりややフラットに形状が変更された。そのためシート高はモデルチェンジ前の790mmから798mmにアップしていて、やや足着き性は悪化した。しかし快適な乗り心地を得たことに加え、前後への移動がしやすくなってポジションの自由度も増した。

クラシカルなデザインのロングシートは従来モデルのものよりややフラットに形状が変更された。そのためシート高はモデルチェンジ前の790mmから798mmにアップしていて、やや足着き性は悪化した。しかし快適な乗り心地を得たことに加え、前後への移動がしやすくなってポジションの自由度も増した。

画像: 分厚いシートや独立したフェンダーなど、まるで60年代のモデルのような古典的ディテールが印象深いリアビュー。LED光源を使用するコンパクトなテールランプやウインカーは、そんなクラシカルな雰囲気をできるだけ邪魔しないようにデザインされている。

分厚いシートや独立したフェンダーなど、まるで60年代のモデルのような古典的ディテールが印象深いリアビュー。LED光源を使用するコンパクトなテールランプやウインカーは、そんなクラシカルな雰囲気をできるだけ邪魔しないようにデザインされている。

画像: KYB製のΦ41㎜倒立フォークは150㎜のストロークを確保。10本スポークデザインのアルミ製ホイールは従来型と基本的に共通だが、スポーク部を切削加工してシャープなイメージに。Φ330㎜径ローターとブレンボ製のラジアルマウント・モノブロックキャリパーで十分な制動力を確保、コーナーリングABSも装備された。標準装着タイヤはピレリ・MT60RS。

KYB製のΦ41㎜倒立フォークは150㎜のストロークを確保。10本スポークデザインのアルミ製ホイールは従来型と基本的に共通だが、スポーク部を切削加工してシャープなイメージに。Φ330㎜径ローターとブレンボ製のラジアルマウント・モノブロックキャリパーで十分な制動力を確保、コーナーリングABSも装備された。標準装着タイヤはピレリ・MT60RS。

画像: ドゥカティ伝統のデスモドロミック機構を備える排気量803ccの2バルブ空冷Lツインエンジンは、エンジンマネージメントシステムが見直されたことで、スムーズさを増した、より扱いやすいパワー特性へとリファインされた。もちろんユーロ4規制にも対応。

ドゥカティ伝統のデスモドロミック機構を備える排気量803ccの2バルブ空冷Lツインエンジンは、エンジンマネージメントシステムが見直されたことで、スムーズさを増した、より扱いやすいパワー特性へとリファインされた。もちろんユーロ4規制にも対応。

画像: 装備を絞り込みデザインに拘ることでシンプルさを極めたハンドル周り。オフロード車的な幅の広い形状のバーハンドルは、モデルチェンジで形状変更を受けるとともに、左右のスイッチなども見直されたのと同時に、ワイヤーで操作されていたクラッチも油圧式に変更されている。

装備を絞り込みデザインに拘ることでシンプルさを極めたハンドル周り。オフロード車的な幅の広い形状のバーハンドルは、モデルチェンジで形状変更を受けるとともに、左右のスイッチなども見直されたのと同時に、ワイヤーで操作されていたクラッチも油圧式に変更されている。

画像: 車体左側に大きくオフセット配置され、むき出しになっているリアサスペンションは、KYB 製でストローク量は150㎜。サスペンションは前後ともに内部構造の見直しでしなやかな動作性を実現し、路面追従性や快適さが向上している。スイングアームマウントのナンバープレートホルダーは従来モデルから継続。

車体左側に大きくオフセット配置され、むき出しになっているリアサスペンションは、KYB 製でストローク量は150㎜。サスペンションは前後ともに内部構造の見直しでしなやかな動作性を実現し、路面追従性や快適さが向上している。スイングアームマウントのナンバープレートホルダーは従来モデルから継続。

画像: 独特な形状で両持ち構造のアルミ製スイングアームは、従来モデルのスクランブラーと基本的のものを継続して採用。リアブレーキはΦ245mmローターに片押し1ピストンのフローティングキャリパーという組み合わせだ。タンデムステップはスイングアームへダイレクトに装着されている。

独特な形状で両持ち構造のアルミ製スイングアームは、従来モデルのスクランブラーと基本的のものを継続して採用。リアブレーキはΦ245mmローターに片押し1ピストンのフローティングキャリパーという組み合わせだ。タンデムステップはスイングアームへダイレクトに装着されている。

画像: 小型の丸型メーターそれ自体や、それをヘッドライトの上、やや右側にオフセット配置するというレイアウトも基本的には従来デザインを踏襲。メーターにはギアポジションインジケーターと燃料計を追加。スマートフォンを用いることで様々な機能を使用するドゥカティ・マルチメディア・システムにも対応した。

小型の丸型メーターそれ自体や、それをヘッドライトの上、やや右側にオフセット配置するというレイアウトも基本的には従来デザインを踏襲。メーターにはギアポジションインジケーターと燃料計を追加。スマートフォンを用いることで様々な機能を使用するドゥカティ・マルチメディア・システムにも対応した。

画像: 新塗装となった空冷Lツインエンジンの前後バンクから、美しい曲線を描いて伸びてくる2in1エギゾーストは、スクランブラー専用のクラシカルなイメージを取り入れたもの。軽快なスタイルのサイレンサーをはじめ、アルミ製のサイレンサーカバー、ヒートガードのデザインがモデルチェンジで変更された。

新塗装となった空冷Lツインエンジンの前後バンクから、美しい曲線を描いて伸びてくる2in1エギゾーストは、スクランブラー専用のクラシカルなイメージを取り入れたもの。軽快なスタイルのサイレンサーをはじめ、アルミ製のサイレンサーカバー、ヒートガードのデザインがモデルチェンジで変更された。

画像: オプション設定の、専用のサイドバッグブラケットを介し装備される、防水サイドバッグ。日常の使用から、ミドレンジのツーリングに最適なサイズとなっている。ロールトップの開口部は大径で、物の出し入れがしやすくなっている。

オプション設定の、専用のサイドバッグブラケットを介し装備される、防水サイドバッグ。日常の使用から、ミドレンジのツーリングに最適なサイズとなっている。ロールトップの開口部は大径で、物の出し入れがしやすくなっている。

画像: 開口部などシーム加工が施された、防水性に富んだ容量10Lのオプション設定のタンクバッグ。取り付けはマグネット式で、スクランブラーの燃料タンク形状にあったデザインとなっている。

開口部などシーム加工が施された、防水性に富んだ容量10Lのオプション設定のタンクバッグ。取り付けはマグネット式で、スクランブラーの燃料タンク形状にあったデザインとなっている。

画像4: 古き良き懐かしさを漂わせつつ ハイテックシステムを満載するスマートさ

D u c a t i  S c r a m b l e r I c o n  
S p e c i f i c a t i o n s

全長×全幅×全高:2100×855×1150mm 
ホイールベース:1445mm 
シート高:798mm(778mm/オプション装着時) 
車両重量:189kg 
エンジン形式:空冷4ストロークL型2気筒OHC2バルブ 
総排気量:803cc 
ボア×ストローク:88×66mm 
最高出力:73PS/8250rpm 
最大トルク:6.8kgm/5750rpm 
燃料供給方式:FI 
燃料タンク容量:13.5L 
変速機形式:6速リターン 
タイヤサイズ前・後:110/80R18・180/55R17 
価格:114万6000円(消費税10%)

撮影:柴田直行 文:小松信夫/編集部

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