画像: ドゥカティの新型「Scrambler Icon」を詳解!「The Other Side of Red」『ゴーグル』9月24日発売

ハイクオリティ&ハイスペックを誇り
スタイリッシュに世界観を演出する創意にブレなし

その名が示す『スクランブラー』といえば、オフロードモデルが存在しなかった60年代に発生したカスタムカルチャーだが、ドゥカティはただ懐古趣味的にビンテージカルチャーを再現するのではなく、斬新さとパフォーマンスを融合させ現代の欲求に応えられるクオリティに仕立て上げている。

スクランブラー Iconは、400ccクラスからオーバーリッタークラスまで、幅広いラインアップを誇るシリーズモデルの象徴ともいうべきモデルとなっている。

画像1: ハイクオリティ&ハイスペックを誇り スタイリッシュに世界観を演出する創意にブレなし

ドゥカティ往年の名車で、オンオフ両用に使える個性的なモデル“スクランブラー”の、イメージとスタイルを現代に復活させたのが現在のスクランブラーシリーズ。

2015年のデビュー以来800ccを中心に、400cc、1100ccとバリエーションを増やしながら、ワイルドかつスタイリッシュで軽快なネイキッドスポーツとして人気を集めている。

その中で、もっともベーシックなモデルが800ccの“アイコン”。2019年モデルで初のモデルチェンジを受けたが、魅力的なスタイリングの基本ラインはそのままに、ポジションライトのLED化やタンクカバーのデザイン変更、ホイールのデザイン見直しなど細部をリファインすることで洗練の度合いを高めている。

メカニズム面でもコーナリングABSの装備や新型メーターを装着。803cc空冷Lツインエンジンやサスペンションも完成度が高まり、ドゥカティらしい活発さをそのままに、フレンドリーさを増している。

画像2: ハイクオリティ&ハイスペックを誇り スタイリッシュに世界観を演出する創意にブレなし

古き良き懐かしさを漂わせつつ
ハイテックシステムを満載するスマートさ

ドゥカティが、スクランブラーシリーズを発表して久しいが、そのムーブメントは留まることを知らず、上は1100㏄、下は400㏄とクラスの垣根を超えた、バリエーションモデルも含め数多くのモデルで構成される一大ファミリーを形成するまでになった。

80年代まで日本に於いてのドゥカティは、手の届かない高嶺の花と称され、スポーツシーンにストイックに応えるラインアップで、あたかも乗り手を選ぶかのような敷居の高さがあった。ただし、90年代初頭にスポーツファンライド向けに登場したネイキッドモデルのモンスターの登場により、それまでに抱かれていたイメージが溶融し、爆発的なセールスを記録したことにより身近なメーカーとなった。さらにこのスクランブラーの発表により、気軽に付き合える「フレンドリーなドゥカティ」という印象を確固たるものにした。

画像1: 古き良き懐かしさを漂わせつつ ハイテックシステムを満載するスマートさ

スクランブラーファミリーを形成するミドルレンジのアイコンは、デビュー当初の排気量を踏襲し、ファミリーの基軸であることを強烈にアピールする存在だろう。ラフなようであり、基本骨格に揺るぎないスポーツ性能を宿し、隙のないフォルムをカタチ造る。

そもそもが、ロードスポーツマシンから贅肉を削り、軽快な操縦性を与えられるといったスクランブラーならではの手法を重視し、軽快でいてラフロードにも対応するキャラクターを造り上げることに成功している。

オフロードマシンのそれの様に、自由度の高いアクションを可能にするアップライトなライディングポジションと、走りの性能を凝縮したかの様なコンパクトな車体造りと相まり、排気量803㏄に及ぶ〝大型車〟にも関わらず、近所への買い物にも連れ出してしまいそうな気軽さがある。

画像2: 古き良き懐かしさを漂わせつつ ハイテックシステムを満載するスマートさ

スクランブラーアイコンを駆っている間、『驚愕のフレンドリーさ極まれり』そんな極端な思考が、頭の中を回っていた。

それは正しく扱いやすさ重視のオフロードモデルの様に、セオリーを無視するかの様なラフなライディングを強いたとしても、顔色ひとつ変えずに軽やかにいなしてしまう懐の深さがあったのだ。

ロードモデルをベースにしているにも関わらず、時代を遡り試行錯誤の果てに行き着いた手法が、現代に於いてもハイポテンシャルを高次元でバランスさせた奇跡的ともいえるパッケージとして完成に至っていた。 

画像3: 古き良き懐かしさを漂わせつつ ハイテックシステムを満載するスマートさ

このアイコンを駆ることで、懐古趣味ではない新たなそのファミリーの分厚さに納得せざるをえない、説得力を感じずにはいられなかった。改めて、このアイコンのみならず、スクランブラーファミリーのそれぞれのキャラクターモデルが醸し出す世界観を垣間見たくなってしまう。

味わい深いドゥカティの世界観に触れたいのであれば、ファーストコンタクトはハッキリ言ってスクランブラーがオススメだ!

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