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<使用レポート>エンデュランス グリップヒーター HG
液晶モニターでバッテリーの電圧管理もできるグリップヒーター
グリップヒーターは真冬の装備というイメージがあるが、実際は10月から5月ぐらいまで使うし、夏場でも雨の日や山岳地域のツーリングでもスイッチを入れる。ツーリングライダーはもちろん、通勤通学ライダーも一度使ったら手放せなくなること間違いなし。用品メーカーからは数多くのグリップヒーターが市販されているが、僕がニンジャ1000に装着しているのが操作部に液晶モニターを備えたエンデュランスの『HG』だ。
温度調整は最弱の約60℃から最強の約90℃までの5段階で、消費電力は約20W~40W。ヒーターはグリップ全周に入っているから指か...
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タイヤの「空気が読める」無線モニタリングシステム「Airmoni BIKE」!
空気圧マニアには嬉しいアイテム
いつでもどこでも議論になりがちなのがタイヤの空気圧。個人的には車体に張られている指定空気圧の数値は目安としか見ていない。リプレイスタイヤの場合は銘柄によって本来の性能を発揮する空気圧が異なるのは当然だし、車重や路面温度、走行ペースによっても適正(この「適正」という表現自体が曖昧だが)空気圧は変わると考えている。現在、僕のニンジャ1000はミシュランのパイロットロード4を履いているが、いろいろ試して自分なりの基準にしているのがフロント2・3Kpa、リア2・5Kpaで、これより0・2Kpa以上低くなるとハンドリングが重く感じる。
そこで空気圧管理用に試したのが...
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<タイヤ・インプレ!>ミシュラン Power SuperSport Evo
ロード50%、サーキット50%の人気タイヤ! 二次旋回力が超強力
サーキットで満足できるグリップ力と、ストリートで不安の無いウェット性能を確保しながら、昨年夏に登場したミシュランの「パワースーパースポーツ・エボ」。今回はヤマハのMT-09に装着し、その人気の理由を探るべく試乗テストを決行!
寒空のツーリングでも、気楽に走り出せる安心感!
新車に装着されているタイヤ(OEMタイヤ)の銘柄や仕様は、そのオートバイのキャラクターに合わせて決められている。サイズが同じでもツーリングモデル用とスーパースポーツモデル用のOEMタイヤが異なるのは走行条件が異なることを前提にしているからだ。
今回のテス...
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SUZUKI BANDIT250(1997年)
独自の鋼管トラスフレーム採用の250ネイキッド
バンディットは、今はバンディット1250にその名を残すのみだが、そのルーツは250ccモデルにある。初代バンディット250が、兄弟モデルの400と共にデビューしたのは1989年。当時ネイキッドの先駆けとして注目を集めたゼファーが、70年代風デザインと空冷エンジンという古典的スタイルだったのに対し、バンディットは独特なダイヤモンド構造のフレームが目立つスポーティでスタイリッシュなボディに、GSX-R250譲りの水冷エンジンを搭載。美しいスタイルと洗練された走りに加え、セパハン仕様とアップハン仕様を選択でき、しかもゼファーには存在しなかった25...
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YAMAHA ZEAL(1991年)
ハイスペックを心地良さにつなげたネイキッド仕様
ゼファーの大ヒットに端を発するネイキッドブームに呼応し、ただ普通に乗ることが楽しめるように意図されたネイキッドスポーツ。
パワーユニットはFZR250Rベースの水冷4気筒で、吸排気ポート長やバルブタイミングを思い切って中低速向けに振り、アクセレーションに優れるミクニBDSTφ26mmキャブやトップをオーバードライブ設定とした6速ミッションを採用。元々レッドゾーンが1万8500回転からという超高回転高出力型のエンジンを、低回転からスムーズに立ち上がり、アクセル操作に対して穏やかかつリニアに反応し、快適なクルージングが楽しめるユニットへと変貌さ...
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コンパクト&ハイパワー高圧洗浄機「BOSCH AQT 33-11」
小さく、静かで強力。グッと洗車がラクになる!
洗車に使う場合、塗装面のダメージやグリースの流出、水の混入を避ける部分などなど、細心の注意が必要なのは大前提だが、オフロードの走行などで激しい汚れがある場合に使いたいのが高圧洗浄機。今回紹介するボッシュの「AQT33_11」は、今年5月から発売が開始された製品で、ボッシュが日本国内で初めて導入する高圧洗浄機となる。
女性ユーザーの使用も想定し、軽量コンパクトでパワフルに仕上げられているほか、同じ価格帯の高圧洗浄機に比べて、作動音がやや抑えめになっているのが特徴。
このコンパクトさは収納する際にも重宝するし、持ち歩いて使いたい場合などにも有効だ...
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音質にこだわったアフリカツイン用フルエキマフラー「r's gear Africa Twin Full Exhaust」
乗って、聴いて、眺めて納得。これこそ「大人の贅沢」だ!
国産アドベンチャーモデルとして大人気を博しているアフリカツイン。アールズ・ギア代表の樋渡さんは年間2万㎞以上を走るツーリングライダーでもあるだけに、DCT仕様を購入して完成度の高さに感心したという。
「ノーマルマフラーの性能がすごくいい。でも車重のあるオートバイなので、もっと低回転トルクがあれば楽に気持ちよく乗れると考えて開発の方向性を決めたんです」
何度も試作品をベンチにかけてパワー/トルクの特性を煮詰めたが、最も苦労したのは「音」だという。1気筒あたりの排気量が大きいビッグツインは音量規制とパワー特性のバランス取りが難しく、さら...
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【レビュー】カワサキ「DトラッカーX ファイナルエディション」インプレ(2016年)
ファイナルというのが惜しい爽快な走りが魅力のモタード
Dトラッカーの歴史は意外に長く、初代のデビューは98年。「闘う4スト」という過激なキャッチフレーズを裏切らない運動性能で大好評を博した本格オフロードモデルのKLX250をベースに、前後17インチのホイールや形状の異なるハンドルバーを装着してオンロード適性を高め、スーパーモタードと呼ばれるジャンルを盛り上げた。
車名の最後に「X」が付く08年型からキャブレターに代わってインジェクションを採用、専用のサスペンションセッティングや大径ブレーキを採用してスポーツ性能と同時にストリートでの乗りやすさもアップした。このファイナルエディションには専...
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XENA アラームディスクロック XX14-Y BLE
スマホとブルートゥース接続、各種設定が出来るハイパーロック‼
効果が高くて携行性にも優れているディスクロックに、衝撃や傾斜を検出して警報音を鳴らす機能を内蔵した物理ロック&電子アラームのハイブリッド盗難抑止アイテム。
ゼナは装着するディスクプレートのサイズやロック側のピン径などによって豊富な商品ラインアップを誇るが、新たに加わった『XXシリーズ』は、ブルートゥース接続によってスマホのアプリ上でアラームのオン/オフから傾斜センサー・衝撃センサーの感度、アラーム音量、警報時間などを設定できるハイテクにして使い勝手のいいモデル。特にセンサー感度とアラーム音量が簡単に調整できることは、大通り沿い...
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あると便利は当たり前、装飾品としても装着の価値アリ!「キジマ USB CHARGER TWIN PORT」
簡単装着でUSB電源を確保!
オートバイにスマホやナビなどの電子デバイスを複数装着するとき、悩ましいのが電源の確保。12v電源なら比較的取り出しやすいが、小型電子デバイスの主流はUSB端子経由の5v。しかもオートバイの場合は雨や振動、取り付け位置も大事な要件となる。キジマの『USBチャージャー』は、車体への取り付けやすさと使い勝手を重視したオートバイ用USB電源ソケットだ。
取り付けがしやすいのも魅力!
まず感心するのが配線の簡単さ。通常のUSBソケットは12vから5vに降圧させる際に電流を消費するためメインスイッチ連動の配線に接続するが、この製品は電流消費が極めて少ないので車体側の12...
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高効率、省電力のLEDヘッドライトバルブ「PROTEC Cyclone LED Series LED Headlight Bulb Kit」
最強LEDチップ+強制空冷で圧倒的な明るさ
明るさと信頼性のキモとなるのが発光するLEDチップだが、プロテックの製品に採用されているのは世界的に定評のあるアメリカ・クリー社の最新モデル。消費電力はH4仕様で30w、H7仕様で20wと、ノーマルのハロゲンバルブと比べて半分程度だが、明るさは車検適合基準値の1万5000カンデラを優に超えるもの。テスト車のニンジャ1000にはロー側に日本製のHIDキットを装着していたが、明るさ感は同等以上だ。
そして注目すべきは冷却システム。LEDは自らが発した熱で壊れることがあるため、多くのLEDバルブキットは高温になると明るさを落として発熱量を抑える仕組み...