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実用性とコスパが際立つ最新ツートーン ヘルメット
ストリートユース優先の快適設計
全国に310以上の販売店を持ち、新車、中古車の販売から修理、買い取りまでをサポートしているのがレッドバロン。さらには宿泊施設や出先でのトラブルにも対応してくれるロードサービス、体験走行会やツーリングの主催など、オートバイライフ全体をバックアップする体制も好評だが、ライダー用品も展開中。そのひとつがゼロスヘルメットだ。
形状はストリートやツーリングで使い勝手のいいシールド付きのオープンフェイス。指一本で瞬時に収納できるインナーシールドバイザーや着脱の楽なワンタッチバックル付きのアゴ紐、ベンチレーションシステムなど、実用性を追求した手堅い作りになっている。
被...
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SUZUKI GIXXER150SF(2016年)
ロングランも快適にこなす本格フルカウルスポーツ!
生産国であるインドで数々の賞を獲得したスタイリッシュネイキッドスポーツ、GIXXERにフルカウル版の「SF」が登場。写真のようにMotoGPカラーをまとった、精悍な仕上がりが光るモデルだ。こちらも緊急輸入されたばかりの1台を早速テスト。高速道路のクルーズも試してみたぞ!
高級感のある上質な乗り味でクラスを超えた快適性も自慢
アジア市場の活況やコストの面からタイやインドネシア、中国で生産される日本ブランド車が増えているが、この「ジクサー」はインド製。車名はGSX-Rの発音を詰めた愛称に由来していて、現地ではスポーツモデルのトップグレードとい...
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KTM 690 DUKE / 690 DUKE R(2016年)
ライトウェイトの醍醐味を楽しめる快活ミドルDUKE!
デュークファミリーの中核を担う、ミドルモデルが690。軽量でコンパクトな車体にイキのいいLC4シングルユニットを組み合わせ、ライトウエイトスポーツの見本のような仕上がりが光るモデルだ。2016年モデルではエンジンをはじめ各部を一新。その実力のほどを早速試乗チェックしてみよう!
ビッグシングルの概念を変える爽快な吹けは特筆モノ!
オートバイの魅力を語るとき、「突っ走る」とか「走り抜ける」という表現が使われることが多いが、690DUKEにピタリと当てはまるフレーズは「駆け回る」だ。ただ速いということではない。ライダーの操作に対する反応が忠...
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YAMAHA M-SLAZ(2016年)
走りもホットで楽しい! 個性際立つライトスポーツ
MTシリーズが絶好調なヤマハがタイで生産・発売しているアジア市場向けのストリートスポーツがM-SLAZ。MTシリーズとは異なった個性とスポーツ性を備えたライトウェイトスポーツは日本の道にもピッタリ! MSLゼファーが緊急輸入した日本上陸1号車を早速テストしたぞ!
毎日の足だけではないスポーツ性能の高さも魅力
日本はもちろん、世界中のオートバイメーカーにとって重要な市場となっているのがタイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、インドといったアジア諸国。そうした国々では生活の道具としてオートバイが使われることが多く、ミッション付きのアンダーボ...
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YAMAHA RD350(1973年)インプレッション
軽くて速くて曲がって… 操作の面白さはピカイチ
エンジンのパワーバンドを使った走り方。スロットル、クラッチ、シフトの連携。意図的な逆操舵によるコーナリングなど、オートバイを「操る」という面白さ、難しさを16歳の僕に教えてくれたのが73 年型のRD350。
逆に「オートバイとはこういうものだ」と刷り込まれたのかもしれない。いまだにライダーの意志に素早く反応するハンドリングや、回転によって表情を変えるエンジン特性が好みなのはRDから受けた影響が大きいのだろう。
僕がRD350を選んだのは、たまたま程度が良くて安く買える車両があったからで、ヤマハ党だったわけでも、2ストファンだったわけでもない...
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KAWASAKI 500SS(1969年) インプレッション
驚くべき加速性能と乗り手を選ぶハンドリング
1966 年に登場した250cc のA1(サムライ)、1967 年の350ccA7(アベンジャー)の北米市場における成功を収めたカワサキは、絶対的な加速を誇る高出力車の開発に着手。空冷2 ストローク並列3 気筒エンジンを搭載する500SS マッハIII がそれである。
1969 年はじめには対米輸出用の生産を開始した500SS は、日本国内では北米よりやや遅れて1969 年9 月より販売されている。
発売当時のアメリカでは、まだ大きな燃料消費及びオイル消費、猛烈な白煙などには寛大であり、1000 ドル以下といいうリーズナブルな車両価格や、0 →...
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カワサキ Z250SL(2016年)
カジュアルにも楽しめるが、秘めたポテンシャルは相当高い
カワサキの250㏄ロードスポーツにはフルカウルを装着した「ニンジャ」と、ネイキッドスタイルの「Z」があり、それぞれに2気筒モデルと単気筒モデルがある。古くからのライダーはカワサキ=重量車といったイメージを持っているかもしれないが、現在のカワサキは軽二輪クラスにも積極的だ。これは東南アジアをメインとする新興国市場に対応するためだが、日本のライダーにとっても選択肢が増え、市場拡大に貢献している。
国内外のメーカーが数多くの車種を投入している250クラスだが、その中でもZ250SLは東南アジアで売れ筋の2スト150㏄モデルに代わる車種とい...
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カワサキ Z125 PRO(2016年)
昨年の東京モーターショーでも話題となったのが、Zシリーズの末弟、Z125。この「PRO」はクラッチ付きのマニュアルトランスミッション搭載モデル。果たしてその走りっぷりはどんなものなのか、上陸した手の1台を緊急試乗だ!
ピックアップのいいエンジンで機敏な走りを堪能!
フルカウル装備の「ニンジャ」とネイキッドモデルの「Z」はカワサキロードスポーツモデルの二枚看板だが、Zシリーズの末弟として2月に登場したのが125ccモデル。
シリンダーが水平に近い角度にセットされている空冷エンジンや前後12インチのホイールを装備したコンパクトな車体から、ミニモタード的なルックスで人気を博したKSR125をベ...
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ホンダ NC750X(2016年)
洗練度を大きく高めて進化したベストセラー
デビューと同時に高い人気を博し、大ヒットモデルとなったホンダのニューミッドコンセプトシリーズ。その核となるクロスオーバータイプのNC750Xでは、各種装備の充実や足回りの見直しで、トータルの洗練度を大幅に高めて進化している。早速その最新型に試乗してみよう。
逞しくも優しい旅のベストパートナー
ストリートモデル、スポーツモデル、クルージングモデル…。オートバイのキャラクターは走るシーンを想定して形作られていくものだが、NC750Xは間違いなくツーリングモデル、いや「旅バイク」と呼ぶに相応しい一台だ。過去の試乗でもNC750Xのマイルドかつ力強いエン...
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カワサキ ニンジャ150SS
ネイキッドスポーツスタイルのニンジャ150SSは、スリムで軽量な車体が魅力。往年の2ストスポーツたちを彷彿させる、どことなく懐かしいいでたちのマシンだ。いよいよ生産終了が近づいてきた、最後の2ストとなる希少車に試乗してみよう!
随所に感じる旧きよき時代のテイスト!
1990年代前半まで、速さを売りにする250cc以下のロードスポーツモデルは2ストローク車が主流だった。2ストエンジンは部品点数が少ないので軽量・コンパクトに作れるうえ、4ストエンジンよりも出力を稼ぎやすく、軽さとパワーが求められるスポーツモデルには最適だったのだ。特に1980年代はロードレースブームもあって、RZやTZR、N...
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カワサキ KLX170BF(2016年)
ほどよいパワーで自在に使えるトレール
毎日楽しく乗れて、ダートでも遊べる、気軽なトレールモデルとして注目したいのが、ケイズスタイルが手がけるKLX170BF。コンパクトなボディが魅力のKLX150BFをベースに170cc化、パワーを増強したスペシャルモデルだ。早速入荷したての1台に試乗してみよう。
プラス20ccの効果は走りに現われる
カワサキのKLXシリーズは日本国内向けに競技専用車の110L、原付二種の125、軽二輪の250をラインアップするが、海外向けモデルにはKLX150BFというモデルがある。エンジン/車体の基本構成はKLX125と共通だが、車名の最後に付くBF(ビッグフット)...
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カワサキ ニンジャ150RR(2015年)
激レアな最後の2ストスーパースポーツ!
国内では「絶滅危惧種」と言っても過言ではない2ストロークスポーツバイクだが、まだ新車が手に入る、という奇跡のような話が存在する。注目のマシンの名はカワサキ・インドネシア製のニンジャ150RR。カワサキ最後の2ストマシンの咆哮を、まずは味わってみよう。
シャープな吹け上がりと加速は永遠の魅力
ニンジャ150RRはタイカワサキで生産されていたKRR150系がルーツだが、タイ市場の急速な4スト化に伴ってインドネシア生産となり、モデルチェンジを受けて「ニンジャ」の車名が与えられた。しかしインドネシアでも4スト化の流れは速く、この2015年型がカワサキ最後の...