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沢木竜一のハーレーダビッドソン「XLCR」/『あいつとララバイ』のオートバイを解説!【第3回】
完結30周年を迎えた不朽の名作『あいつとララバイ』(楠みちはる)。その作中で登場するオートバイを紹介していきます。
©楠みちはる/講談社 ※全ての写真及び記事の無断転載を硬く禁じます。
第3回/沢木竜一のハーレーダビッドソン「XLCR」
ビキニカウルや2in1マフラー、シートカウルが採用されたXLCRはそれまでのハーレーダビッドソンの歴史において最もスポーティなスポーツスターだ。
ネック角30度のCRフレームと呼ばれる新しいダブルクレードルフレームやダブルディスクブレーキ、アルミキャストホイールが装備され、全身をブラックアウトした姿は元祖ダークカスタムとも言えるものであった。
研二のバイ...
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「大人の男に似合うカスタムハーレーを写す喜びとは」ハーレーダビッドソン FLHR ROADKING(2016)【カメラマン 柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第4回
35年前に雑誌業界に入ってからずっと様々な媒体でカスタム車を撮る仕事があった。
それだけカスタムはポピュラーってことだろう。たまには無茶な改造車もあったが、キレイにまとまっているカスタム車は見るのも撮るのも楽しい。
カスタムはオートバイを自分色に染める様な行為だが、そこには自分そのものが反映されているはず。
ひとつのパーツをこだわりを持って替えていくのもカスタム。プロが仕上げたセンス良いコンプリートカスタムを大人買いするのもわるくない。
『ゴーグル』でハーレーのカスタム車を掲載するのはレアケースだった。2016年の掲載時、この写真を使ってカスタムについて魅せるページを作った。
ご覧の通り...
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極太のリアタイヤを装着した現代ハーレーの異端児『HARLEY-DAVIDSON FXDR114』#試乗インプレ
ひときわ目を引くドラッグレーサースタイルの新型
電動スポーツモデルの『LiveWire』を2019年に発売することを決定したり、今後の構想としてアドベンチャーモデルを出す計画を発表するなど、何かと活気づいているハーレーダビッドソン。
2019年のラインアップはすでに発表されており、全部で37モデル。
多くのモデルがカラーチェンジや小変更となったが、唯一、新型として登場したモデルが今回試乗する機会を得たソフテイルファミリーのFXDR114だ。
極太のリアタイヤが迫力のドラッグレーサースタイルを採用している。
ソフテイルファミリーと聞いて、大きな車格でゆったりと乗るハーレーらしいモデルをイメ...
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ミニエイプバーを握りしめ3輪で風を切り開け!【HARLEY-DAVIDSON FREEWHEELER[FLRT]】(2017年)
ツーリングファミリーの豪快なフィーリングがクルマの免許で立ちゴケの不安なく満喫できる!
不等間隔爆発を生むシリンダーバンク角45度のVツインエンジンの鼓動を感じつつ、走行風をまともに受け止めて走る。駆動輪がアスファルトを蹴り飛ばすような力強さといい、このワイルドな感覚は紛れもなくハーレーダビッドソンそのものであり、タイヤがひとつ増えても楽しさは決して変わらない。
むしろ優れる点がたくさんある。足で車体を支える必要がないから立ちゴケの心配は要らないし、電動バックギヤのおかげで取り回しも自由自在。体力や体格に自信がなくても、ハーレー・ツーリングファミリーの豪快なフィーリングがちゃんと味わえる...
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IMPORT BIKE OF THE YEAR 2018最後は外国車にターゲットを絞って開催!!
1位 超軽量カーボンフレーム!BMW最高の技術を集結
BMW HP4 RACE
外車ランキングで見事1位を獲得したのはBMWのHP4RACE。
MotoGPマシンをしのぐ性能と軽さで、乾燥重量はわずか146kg。
モノコックカーボンフレームに搭載されるエンジンは999㏄の水冷4気筒で215PSを発揮。
750台の限定生産で日本での価格は1000万円!
2位 ドゥカティのV4マシン、ついに登場!
DUCATI Panigale V4/S/SPECIAL
MotoGPマシンのデスモセディチ直系とも言える90度 V型4気筒エンジンを搭載したドゥカティ初のV4スーパーバイクが初登場で2位にランク...
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ハーレーダビッドソンとヒルトン東京お台場のレストラン「グリロジー」がコラボ! 5月末までオリジナルメニューを提供中!
3月3日(日)には女性ライダー限定のランチイベントも開催
ヒルトン東京お台場の「グリロジー バー&グリル」で、ハーレーダビッドソンとのコラボメニューを食べられるイベントが5月31日(金)まで開催中されています。
期間中は館内にハーレーダビッドソンが3台の展示され、オリジナルのコラボメニューを多数展開。
ランチメニューは、「ファットボーイ・アメリカンビーフワイルドバーガー」。
通常2,500円ですが、ハーレーダビッドソンのオーナーは特別価格2,000円で召し上がれます。
「ハーレーダビッドソン ディナーコース」は、前菜からデザートまで計5料理が味わえる大満足な内容です。
とくにメインディッ...
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気怠く都会を突っ走れ!70'Sの不良っぽさが全身から漂う正統派チョッパー【HARLEY-DAVIDSON SEVENTY-TWO】(2015年)
サイズ感や細さを考えるとスポーツスターが最適
70年代のチョッパーを現行機種で見事に再現!
ミニエイプバーと呼ばれるアップライトなハンドル、フロントエンドを強調する大径21インチホイール、そしてとにかくスリムで装飾を省いた車体…。
これぞ正統派と言わんばかりのトラディショナルチョッパー、それがセブンティーツーだ。
軽快な走りをウリにしているスポーツスターなのに、なぜゆえにチョッパー…⁉ って思う人もいるが、スポーツスターだからこそチョッパーに仕立て上げるのに相応しい。
まずチョッパーは細くなければいけない。
そんな定義を誰が決めたかって聞かれても、昔からそうなのだ。
目一杯長く細く見せよ...
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オールドハーレーの姿と心地良さをそのまま現代に受け継ぐ誇り高きレジェンド【HARLEY-DAVIDSON HERITAGE SOFTAIL CLASSIC】(2015年)
この道が続く限り、ずっと走り続けたくなる
そんな味わい深さがあるソフテイルの定番モデル
ドッシリとした落ち着いた車体は見るからに重そうで手強そうだが、跨ってみるとそうでもないことに気づく。
車重は341㎏もあるのに低重心化され、両足がベッタリと地面に届くから取り回しは意外とラク。
オートバイの扱い方としては基本に則っていないが、押し引きは跨ったままの方がしやすい。
エンジンは大排気量Vツインらしく、潤沢なトルクを極低回転域から発揮。
クラッチを繋いだところから、スルスルッと車体が動き出し、走り出せばもう重さを感じさせない。
最大トルクをわずか2750回転で発揮することからも分かるとおり、...
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漆黒のストリートファイター ファットボーイは定番の人気モデル【HARLEY-DAVIDSON FAT BOY/LO】(2015年)
流行のダークカスタムでルックスにこだわったが
クルーザーとしての資質は失われていない
装飾やクロームパーツを惜しみなく注ぎ込むゴージャス路線が、ハーレーにおけるカスタムでは王道とされてきたが、昨今、若者を中心に熱い視線を集めているのが『ダークカスタム』だ。
アンチクロームとでも言いたいほどに全身をブラックアウトし、反逆心あふれる精悍なフォルムを演出。
その代表格のひとつが、このファットボーイローである。
かつてのホットロッドやチョッパーがそうだったように、発祥はやはりアメリカ西海岸。カスタムシーンを見逃さないハーレーは、若者が生み出したこのトレンドを根強い人気があるファットボーイに採り入...
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カフェスタイルを気軽に楽しめる純正キットバイク【HARLEY-DAVIDSON ROADSTER CAFE CUSTOM CORE PACKAGE】(2017年)
ロードスターでもっと熱く走りたい!その要望に応えたセパハン&バックステップ
セパハン&バックステップのハーレー⁉ ビッグツインをイメージしてしまうと違和感を覚える人もいるかもしれないが、スポーツスター・ロードスターならご覧の通り意外と似合う。
これはすべて純正パーツで仕上げられた『カフェカスタム・コアパッケージ』。詳細は公式ホームページにあるパーツリストで確かめて欲しいが、セパレートハンドル、アルミグリップ、バーエンドミラー、ケーブル類、バックステップキットが組み込まれたコンプリートモデルだ。
そもそもスポーツスターは、そのネーミングが示すとおりハーレーの中ではもっとも運動性能に優れるモ...
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「公道で楽しい」最強の乗り物!【HONDA CRF450 L RALLY CONCEPT/HARLEY-DAVIDSON LIVEWIRE】【ベストヒット番付2019】
発売されるならぜひ欲しい!
HONDA CRF450 L RALLY CONCEPT
三橋 淳
CRF450Lラリーコンセプトは、情報が出てこなくて直接ホンダ広報に問い合わせたくらい気になったモデル。出る出ると噂されていたが、それはダカール・ラリーに参戦するワークスマシンのホモロゲ用だと思っていた。これはホンダがダカールにプロトタイプのマシンで出る際に猶予された事なので、出さなきゃいけないのだ。しかし、登場したのは明らかなストリートリーガルモデル。先に発売されたCRF450Lのラリーバージョンだ。
常々ラリーバイクは地球上最強の乗り物だと思っている。理由はモトクロッサー並みの悪路走破力が...