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サンクチュアリー コウガ Z1(カワサキ Z1)理論に則った車体構成で17インチの走りを作る【Heritage&Legends】
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トラブルからの復活に多彩な対策と理論を盛り込む
「オーナーさんは元々このZに乗ってて、いろいろ手を入れてらしたそうです。それがクランクケースが割れてシリンダーに穴が空くという、私も見たことないようなトラブルに遭われて、仕様変更と合わせて入庫しました。マフラーやキャブレター、ホイールや外装など使えたものは使いましたが、エンジンは当然、フレームも使えませんでしたので別のものを用意して、私なりの考えで作り直しました」(サンクチュアリー・コウガ/立入さん)
実質1台を丸ごと作るのと同じになったが、こ...
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ブルドック ZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)軽くよく走る内容を盛り込み理論的に構築する1台【Heritage&Legends】
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今出来ることをフル投入したハイエンド・コンプリート
ブラックとブルーにタイガーラインを配したカラーリングも凜々しいゼファー1100。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)の1台だが、ひと目見てもぐっと惹かれるような魅力がある。
「エンジンは鍛造ピストンで1260cc化してカムはヨシムラST-1。ミッションは当社オリジナルの6速クロスを組んでいます」と、ブルドック・和久井さん。空冷ZのGT-M同様に、安定のフルメニュー。車体側も同様で、前...
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ブライトロジック GS750E(スズキGS750E)バイクとして必要な芯の部分を磨き込んで製作【Heritage&Legends】
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現代に通用する小気味良さと扱いやすさを作り込む
ブラックベースに2本を重ねたピンストライプパターンという純正外装が、今の目には新鮮にも写るGS750E。ブライトロジックが少し前に製作した販売用車両だ。同店ではこのような車両を多く仕立てているが、今までにも紹介したように、製作の過程はレストアと言うよりもチューニングと考えた方が分かりやすいかもしれない。
もちろんレストアとして必要なメニューは行われるのだが、そのひとつひとつへの気の配り方が奥深いと言うか、知るほどに納得という感じのものだ。レスト...
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TTRモータース CB1100R(ホンダCB1100R)対策パーツや作業も入り安心の幅を大きくアップ【Heritage&Legends】
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スペシャリストとしての対策も入念に施した販売車
ホンダCB-Fシリーズや6気筒CBXを多く扱い、両シリーズへのオリジナルパーツも多く製作・販売するTTRモータース。各種車両販売も手がけていて、このきれいなCB1100Rもそのうちの1台だ。
「ドイツ仕様の’83年型CB1100RDです。走行距離は1万7000km」とTTR・林さん。ノーマル車両そのままのようにも見えるが、撮影時点での内容を教えてもらおう。
「CB1100Rノーマルの美しいルックスは崩さないようにして、当店流のファインチューンを...
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バグースモーターサイクル ZEPHYR750(カワサキ ゼファー750)ワンオフを駆使しながら純正らしい仕上がりに【Heritage&Legends】
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長年重ねたスープアップに静粛性目的でFIを追加
火の玉カラーのゼファー750カスタム。前後17インチ仕様のナナハンらしいコンパクトさを前後足まわりの大幅変更によってスポーティに伸ばしたという印象が伝わってくるが、よく見ると吸気系がちょっと違う。フューエルインジェクション=FI化されているのだ。
これまでにも多くのキャブレターモデルがFI化へのカスタムを試みてきた。ドライバビリティの向上や効率の向上を狙って。あるいは新しい燃料供給をオーソドックスモデルに取り込みたいというような意欲。この車両で...
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バグースモーターサイクル ZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)新作ピストンも組んだ扱いやすい最新例【Heritage&Legends】
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軽量化の効果と街乗りの利便性への提案を盛り込んだ見本車
このゼファー1100はバグースモーターサイクルの代表・土屋さんが自分で普段乗るために組んだというものだ。同店はZRXシリーズやGPZ900Rなどのカワサキ水冷、そしてカワサキ空冷のゼファーシリーズを多く扱っているが、そのゼファーカスタム最新例としても注目できる。
「とにかく軽く、扱いやすいゼファーを作ることを目標にしました。以前も1100に乗っていたんですけど、乗ろうと思って車庫から出す時に重さを感じてしまい、乗るのが面倒になったりした...
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GOAJI SPL. RG250Γ(スズキ RG250Γ)雰囲気の再現度もさることながらレストアも高レベル【Heritage&Legends】
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変化していくモチーフを別メーカーパーツ加工で補完する
1974年にWGP(世界グランプリ)に復帰し、当時4ストロークが幅を利かせながらも2ストロークが速さを見せ出した最高峰の500クラス。ここにロータリーディスクバルブ・水冷スクエア4気筒エンジンを持ったファクトリーマシン、RG500(XR14)を開発したスズキ。
翌’75年には500クラス初勝利を挙げる(バリー・シーン)と、’76年には世界タイトルを獲得。’77年にも連続タイトル(ともにシーン)を得た。4年に渡る開発と熟成の賜物と言えるXR...
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GOAJI SPL. RG250Γ(スズキ RG250Γ)レジェンド、バリー・シーンのGP500初優勝車を再現する【Heritage&Legends】
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当時パーツや自家再生を駆使したチャンピオン・レプリカ
ぱっと写真だけ見て、少し2ストローク時代(1970年代中盤〜2000年)の世界グランプリに興味がある人なら「イギリスのGB(Great Britain)スズキが保管する当地のヒーロー、バリー・シーン(Barry Sheene)用RG500では?」という思いが頭をよぎるかもしれない。確かにRG500のスタイル。ただ、よく見ていくと角型のアルミフレームだったり排気チャンバーが2本だったり、リヤがモノショックだったりする。
RG500はほぼ同レイ...
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ブルドック Z1(カワサキ Z1)現代的乗り味と高い内容に幅広い対応力も持たせるGT-M【Heritage&Legends】
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定番スペックの中にオーダーをバランスさせる
セパレートハンドル仕様で低くスマートに構えた外観を作り、火の玉パターンをグリーン×ブラックで表現したZ1。ブルドックのコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)だ。そこでやはり気になるのは内部を含めた各部の仕様。ブルドック・和久井さんに聞いてみよう。
「GT-Mで定番のピスタルレーシング製鍛造ピストンによって排気量は1135cc、カムシャフトはヨシムラST-L1。シリンダーヘッドのバイパスラインも加えています。オ...
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ブルドック Z1(カワサキ Z1)進化する現代スペックもセッティングしていく【Heritage&Legends】
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新しい定番も取り込んで進化を止めないコンプリート
「ピスタルレーシング鍛造ピストンで1200cc化してカムはST-1。ヘッドバイパス加工も行って、ミッションはオリジナルの6速。ギヤ式のマッコイ対策オイルポンプも組んであります」
このようにエンジン仕様を教えてくれるブルドック・和久井さん。同店のコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)ではもはやおなじみの仕様と言っていい内容だが、ヘッドまわりも排気量も腰下も、どの部分のパーツや加工も設計段階からの吟味や試作...