まとめ:ヨ(オートバイ編集部)
フレディ・スペンサーの母国でもCB1000Fが2026年モデルとして登場!
日本では2025年夏以降に話題をかっさらい、年末に発売されてからも好評のCB1000Fが、そのデザインソースからも縁の深いアメリカ市場に上陸する。
シルバーカラーが『スペンサーカラー』と呼ばれることからも分かるように、CB1000Fは1979年にフレディ・スペンサーがAMAスーパーバイク選手権で走らせたCB750Fからデザインの着想を得ている。当時は空冷4気筒エンジンのスーパーバイクだったが、最新モデルのCB1000FはスーパースポーツのCBR1000RR最終型(SC77)に由来する水冷4気筒エンジンを搭載し、車体のベースはストリートファイター系のCB1000ホーネットだ。
しかし、エンジンには鼓動感のある排気脈動が与えられ、ストリートでの扱いやすさや重厚感を重視したハンドリング、そしてレトロさを現代に昇華したデザインなどにより、王道スタンダードともいえるネイキッド像を確立している。これはCB1300スーパーフォアなどが築き上げてきたビッグネイキッドの系譜を継承するものでもあり、それでいて重すぎない車重や扱いやすいサイズ感とすることで、多くのライダーに受け入れやすいキャラクターに仕立てられたのだ。
CB1000Fの北米での価格は1万599ドル(日本円換算約169万円・6/1現在)。この5月よりすでに北米マーケットでのデリバリーが始まっている。

HONDA
CB1000F
北米2026年モデル
総排気量:1000cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:795mm
車両重量:214kg
発売時期:2026年5月
参考価格(北米):1万599ドル
そんな、ある意味で“里帰り”とも言える北米デビューを飾ったCB1000Fには、CB1000ホーネットとも異なる兄弟車がいる。日本ではCBR1000RR-Rファイアーブレードにバトンを渡したのちにラインナップから消えたCBR1000RR(SC77)だ。
CBR1000RR-RファイアーブレードとCBR1000RR(SC77)は2027年モデルだ!
1992年に初登場したCBR900RRファイアーブレードから連綿と続いてきた“大排気量ダブルアール”の最終進化系として登場したのが、SC77こと2017~2019年型CBR1000RR(仕向け地によってファイアーブレードを名乗る)だった。エンジンはそれまでのSC57ベースから刷新され、鋭い吹け上がりと192PSの最高出力を誇り、軽快なハンドリングの車体によって公道で最良のスーパースポーツとも言われた。
2020年に後継モデルとして登場したCBR1000RR-Rはスパルタンな仕上がりでレース志向が強く、価格帯も上昇。日本ではモデルラインナップが切り替わったものの、排出ガス規制がそれほど厳しくない北米では、比較的廉価で公道が楽しめるRRと、スパルタンなRR-Rが同時にラインナップして棲み分けてきた。
RR-Rがマイナーチェンジで少し優しいキャラクターになった2024年以降も同じく両雄並び立ち、現在に至っている。
そんな2車についても、北米で最新モデルとして2027年式が発表された。RRについては前年モデルとカラーリングも一緒で、何か変更を加えて付加価値を高めるというよりはアフォーダブルな価格を維持する戦略か。そしてRR-Rについてもスペック/カラーともに前年モデルを踏襲している。
価格は、CBR1000RRが1万7099ドル/ABSありは1万7399ドル(約272万7000円~277万5000円)、CBR1000RR-Rファイアーブレードが2万8999ドル(約462万4000円)。RRは7月、RR-Rは8月デリバリー開始の予定だ。

HONDA
CBR1000RR
北米2027年モデル
総排気量:1000cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:833mm
車両重量:196.8kg
発売時期:2026年7月
参考価格(北米):1万7099ドル/ABS=1万7399ドル

HONDA
CBR1000RR-R Fireblade SP
北米2026年モデル
総排気量:1000cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:201.8kg
発売時期:2026年8月
参考価格(北米):2万8999ドル






