新型「パニガーレV2/S」に続いて登場した「ムルティストラーダV2S」。排気量が890ccに変更されフレーム形状も新しくなったこと大きく軽量化を果たした2025年モデルでは、その軽やかさゆえの扱いやすさと、最新の電子制御システムによる細かなセッティングにより、これまで以上に幅広い層が楽しめるアドベンチャーモデルとなった。
文:小川 勤、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
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ドゥカティ「ムルティストラーダV2S」各部装備・ディテール解説

画像: フェアリングはエアロダイナミクスとライダーを熱から守る快適性を考慮。一体型エアダクトは、ライダーの足に積極的に外気を導入し、エンジンから伝わる熱を軽減する。

フェアリングはエアロダイナミクスとライダーを熱から守る快適性を考慮。一体型エアダクトは、ライダーの足に積極的に外気を導入し、エンジンから伝わる熱を軽減する。

画像: 電子制御の充実がムルティストラーダV2Sの魅力。ライディング&サスペンションモードで理想のバイクに仕立てたい。クルーズコントロールを標準装備する。

電子制御の充実がムルティストラーダV2Sの魅力。ライディング&サスペンションモードで理想のバイクに仕立てたい。クルーズコントロールを標準装備する。

画像: エンジンは軽量なVツイン。120PSを発揮するパニガーレV2に対し、ムルティストラーダV2はギアやフライホイールを変更し、115.6PSを発揮。

エンジンは軽量なVツイン。120PSを発揮するパニガーレV2に対し、ムルティストラーダV2はギアやフライホイールを変更し、115.6PSを発揮。

画像: ホイールは前19、後17インチの組み合わせ。タイヤはロード寄りのピレリ製スコーピオントレール2。そのハンドリングはとてもニュートラルで扱いやすい。

ホイールは前19、後17インチの組み合わせ。タイヤはロード寄りのピレリ製スコーピオントレール2。そのハンドリングはとてもニュートラルで扱いやすい。

画像: ライダー&パッセンジャー側に快適なシートを用意。

ライダー&パッセンジャー側に快適なシートを用意。

画像: シート下にはスペースも確保。シート下のシルバーの筒は、リアサスのプリロード調整用アクチュエーター。フロントフォークのプリロードは機械式の調整機構となる。

シート下にはスペースも確保。シート下のシルバーの筒は、リアサスのプリロード調整用アクチュエーター。フロントフォークのプリロードは機械式の調整機構となる。

画像: 日本仕様はローシート&ローサスペンションが標準装備。シート高は790mmと810mmの2段階で調整することができる。ハイシートもオプションで用意され、シート高は、810mmと830mmの2段階が可能となる。

日本仕様はローシート&ローサスペンションが標準装備。シート高は790mmと810mmの2段階で調整することができる。ハイシートもオプションで用意され、シート高は、810mmと830mmの2段階が可能となる。

ドゥカティ「ムルティストラーダV2S」動画・写真

画像: Ducati World Première 2025 | New Multistrada V2 www.youtube.com

Ducati World Première 2025 | New Multistrada V2

www.youtube.com

ドゥカティ「ムルティストラーダV2S」主なスペック・価格

ホイールベース1572.5mm
シート高790-810mm
車両重量(燃料除く)202kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量890cc
ボア×ストローク96×61.5mm
圧縮比13.1
最高出力85kW(115.6PS)/10750rpm
最大トルク92.1N・m(9.4kgm)/8250rpm
燃料タンク容量19L
変速機形式6速リターン
キャスター角24.3°
トレール量105.5mm
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ265mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70 ZR19・170/60 ZR17
乗車定員2名
メーカー希望小売価格230万7000円~(消費税10%込)

文:小川 勤、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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